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6月壁紙カレンダー無料配布 [ニュース]

今年になって、この壁紙カレンダー無料配布を始めてから、改めて気づくのだが、
月日というのは良くも悪くも着々と進んでいくんですね。

一年の半分地点に来ました。
カレンダーなんて人が決めた節目に過ぎない。
しかし季節感も、一年の中間地点だなって感じの気候になってまいりました。

2018年6月のデスクトップカレンダー、設置しました。
使えそうでしたら、デスクトップ背景にしてみてください。

2018年6月の絵は、アーサー・ラッカム(Arthur Rackham, 1867年9月19日 - 1939年9月6日)
イギリスの挿画家による作品。
(ちなみに2月の壁紙カレンダーもアーサー・ラッカムの作品でした。)

6月は"Frog Prince"(カエルの王子さま)の挿し絵から。
ある王女様がお気に入りの綺麗な毬を泉に落っことし、途方に暮れていると、
カエルが出てきて、
「とってきてさしあげよう。そのかわりに一緒に食事をして、一緒の寝室で寝てくれるなら」
と約束させて、毬を取ってくるんですよね。

王女は約束通り、一緒に食事をするところまではいやいや応じて、我慢するんだが、
一緒に寝ることがどうしても気持ち悪くてできなくて、
カエルを壁に叩きつける。
と、カエルが王子様に。結婚。めでたしめでたし。

童話だし、私は子供の時に、この話を知ったんですが、
このカエルがしきりに「一緒に寝たい」というのが子供ながらに気色悪くて、
しかも当時は意味が解らなかったので、尚のこと不可解で、
王子様になって……めでたしめでたし、で、まあ納得したけれども、
(自分ならどうやって、カエルに言い訳しようか、どうカエルを納得させるか)
真剣に考えた記憶があります。

だいたい一緒に寝るって、どの程度の一緒?
同衾は無理だけど、枕元に水槽を置く?
カエルにもよるけど……頭に王冠をのっけたくなるかんじのツルッとして可愛いやつだったら、
人語が通じるし、先方には水槽に入っていただいて、
夜通しおしゃべりして過ごして、お茶を濁すしかないか……的なことを、
幼いなりに真面目に考えた。

物語で、王女が「やっぱ無理!」とばかりに、約束を反故にして、壁に叩きつけたときには、
うわぁ、そんなことしたら、たたられる、
と思ったのに、先方はあっさり王子様になり(つか戻り)、
実は私は王子だったのです、めでたしめでたしだったので、
けっこう意味がわからなかった(当時は)。

ちなみに友人は、
「私はカエル大好きで飼ってたし、掌に乗っけたりしてたから、全然ありだよ~。
なんで王女様、そんな毛嫌いするんだろう。壁に叩きつけるなんてひどい、かわいそうじゃん」
と思っていたそうです。

今になると、カエルが、王女と恋人とか夫婦として過ごしたい、
と主張をしているのは勿論わかるのだが。
カエルも泉から毬を取って来るだけで、随分と大それた約束をさせる。
王女様は、その場でカエルの主張を渋々、受け入れつつも、高をくくって甘く見てるんですよね。
逃げ切れると思って、食事をさせたら満足するだろうと思ってると、
カエルがすごく押しが強くて、一緒に寝たい一緒寝たいと、主張する。

しかも王女様の父王が、
「一度約束をしたら、約束は守れ」と、カエルの主張をバックアップするんですよね。
今から考えれば、丁重な物腰で人語を話すカエルが出てきた時点で、
王様からすると、「こいつただ者じゃない、王子様だなのフラグ」がビンビンに立ってたわけだろうが。

結局のところ、押しの強いカエルは生理的に無理!
という状態で、壁に叩きつけたら、
カエルが人間に戻れたので、
男女間の機微に関しては、公約とはまた別の次元で、断ってもいいんだよ、
という教訓なのかしら、これは?
王女からの拒絶を甘んじて受け入れた、つまり壁に叩きつけられたことで、
カエルは人間の王子様に戻れるわけだしな。

◆ダウンロードの仕方
下記のサムネイル画像をクリックし、原寸大を表示。
右クリックで「デスクトップの背景に設置」で設置完了です。
(あるいは右クリックで「名前をつけて画像を保存」をしてから、壁紙に設定。)

PCのアスペクト比に準じて、使えそうなほうを選んでください。
PCのデスクトップを右クリックして「画面と解像度」の項目を開くと、わかります。

◆1920px×1080px:PNG(3.57MB)
2018 Free Calendar Wallpaper June*
6.png
こちら横長ワイド版のデスクトップ向け。

◆1440px×900px:PNG(2.32MB)
2018壁紙カレンダーJune*
6.png
こちらは従来PCの画面サイズ。

*All Rights Reserved.
無断転載や二次配布を禁じます。

バラ科の反撃(アナフィラキシーで救急車) [は行]

はからずも、救急車デビューをしてしまった。

5月26日土曜日の午後から体調悪化、
夕方に救急車で武蔵野赤十字病院に運ばれた。

理由は食物アレルギーで呼吸困難に陥ったからでした。
アナフィラキシーショックの原因とおぼしき食材は、ローズヒップティーです。
(空きっ腹に、濃く出したのを飲んだので、吸収量が多かったのかと。)

数年前から私はカフェインに重度なアレルギー体質となり、
カフェインゼロのハーブティーは必需品といった感じで、
このローズヒップティーもよく飲んでいました。
今回、3箱目くらい、最後の1~2ティーバッグを残すのみ、
といった状態でした。

アレルギー症状は、じわじわとなんか体調不良になるな、と自覚して、
病院でチェックしてたらアレルギー持ちだった、というタイプと、
ある日、突然出るタイプがあります。

今回、ローズヒップティーは突然のタイプだった。
5月26日の午後3時くらいに飲んでから30分くらいして、息が苦しく具合が悪くなるまで、
私にとってローズヒップティーは安全な食材だったのだ。
一気にこいつが、私にとっての毒薬になる。

症状が出てきて、これはアレルギー症状だと気づいたときに、
まず急いでセレスタミンを飲みました。
セレスタミンは、激しいアレルギー症状が出たとき頓服用に、
アレルギー専門のお医者さんからもらっています。
ステロイド系の飲み薬。
じんましんや喘息系、鼻などのアレルギー症状の多岐にわたって効きます。

長期にわたっての服用は慎重にする薬で、
わたしは長期にわたって飲んだことはない。
頓服時、これは私にはかなり効果を発揮します。

食物アレルギーの症状の一つとして吐くのですが、
今回は、吐く前に気づいて飲んだ。
(吐く前に呼吸が苦しく、息が吸えなくなってきたので、アレルギーだと気づいた。)

飲んだ薬を吐くと意味がないので、しばらく吐くのをこらえようとしていたのが、
功を奏したのか否かは、わかりません。
原因となる食材は、はやく体から出さないと、どんどん悪化するわけだし。

ただ、今回の場合、飲料だったので、
食道や胃が感知して吐くより先に、吸収が早かった、という実感があります。

セレスタミン服薬のおかげで、全身症状はかなり落ち着いて、ゆるやかなものだった。
(といっても症状出てから、計5~6回トイレに行った。)
通常は、エイリアンが内臓を突き破ぶろうとするような異常な痛み。
これは死ぬな……と自覚する苦痛で、とにかく臓器という臓器が痛み出します。
一昔前に、はやった「完全自殺マニュアル」において、おすすめしない服毒自殺に、
農薬で死ぬ、というケーススタディが載っていた。
ずいぶん前に読んだので細かいところは覚えていないが、
まさにああいう感じになります。物凄い苦痛。
今まで安全な食材や薬に対して、
にわかに自分の身体が「こいつは毒薬」反応を起こす。

それが、セレスタミンを飲んだおかげで、
その手の苦痛に関しては今回まったく免れていた。
ただとにかく、息がまともに吸えない。

感覚的には、水泳の息継ぎがうまくいかなくて、
空気と水を沢山飲んでしまうとき、ありませんでしたか?
(私は小中学時代は、よくそうなった……。)
そのあと、空気を呑みこみ過ぎて、ゲップが出るまで苦しいんだよな、
という経験、ありませんでしたか? 

ああいう、ゲップが出れば楽になるのに、という感じがするのが徴候です。
むろん、ゲップなぞ出ません。
気管と食道がアレルギー症状で腫れてふさがってくるのを、
ゲップが詰まっているような感覚に誤認識するのが最初です。

自宅だったので、猫の「ごめん寝」みたいな恰好したり、
身を捩ったりして、文字通り、右往左往していたんですが、
砂にじわじわ埋められていく感じが(肺が縮まってくるのか)……で、
まともに息が吸えない。
そのうち吐く。

ちなみに私は、よく言われる呼吸困難の目立つ症状としての、喘鳴音とかはありませんでした。
これは喘鳴音が出ないから軽症なのではなくて、
喘鳴音で出る人と、
そうでないタイプの人が居るという事です。
目立った他覚症状として出ないだけで、呼吸困難は同じです。

心臓の裏側も痛くなってきて、
それで思いつき、ステロイド粉末の吸入器(アドエア)から、ステロイド粉末を一回吸いました。

ステロイド粉末の吸入は1年半前に処方されていて、
あと3回吸入できる状態で余っていた。
まだ消費期限まで猶予が有ったので、念のためにとっておいた。
これのおかげで命拾いしたと思います。
ステロイドを吸って、苦しさの段階が10だとすると、5くらいにはなった。

その時点で、迷いましたが、やはり救急車を呼ぼうと思いました。
そのとき自宅で、一人で居たので、
近くに住んでいる身内に携帯メールで連絡したあと、電話も鳴らした。
声を出すと異常に疲れるので、メールで内容を伝えたうえで、
ベルを鳴らし、先方が出たら直ぐ切った。

身内が来るまでの15分から20分間、
救急車を呼ぶか否か迷っていたときに、ネット上でこの記事を参考にして、結局呼びました。
https://www.pref.aichi.jp/uploaded/attachment/50153.pdf
(食物アレルギー緊急対応時マニュアル)
一つでも当てはまれば救急車を呼べとあり、
私の場合、アレルギーの薬を飲んだり吸ったりしても、
呼吸がしにくく、胸が時おりギリギリ締め付けられていた。

苦痛というのはいろいろ感情を喚起するけど、
たとえば私は腹痛系は、自分の身体全部を呪いたくなる気持ちになるし、
腰痛系は、世界の不可抗力すべてが私にとって凶器なんだ、おのれ~! という気持ちになるし、
他にも、いっそ殺せみたいな気持ちになったりする苦痛もありますが、
息が吸えないというのは、痛むわけじゃないのに、とかく猛烈に不安に取りつかれる。
こわい。

救急車を自分のために呼ぶのは初めてなので、
かなり抵抗がありましたが、これ以上、迷っていてはいけないとも思った。
マンションなので、自宅ドアだけでなく、
マンションのメインロックをインタフォン経由で解錠しなくてはならない。
下手して、これができなくなったら、救急車を呼んでも手遅れになりかねないと思った。

そのころ身内が到着したので、身内に電話で救急車を呼んでもらいました。

で、ソフトバンクの携帯では救急車、呼べないですね。
呼べる、と言われている携帯電話です。
正確にいうと、すぐつながらないんです。
たぶん待っていれば、つながる。
外出先などで公衆電話がないときには、役立つのかとも思う。
私の家は、電波が通じにくいこともないんですが。

一刻を争うかもしれないとき、20秒とてもまんじりと待ってられないんですよ。
自宅の固定電話からかけたら、速攻すぐつながりました。

119にかけると、第一声「救急ですか消防ですか」と尋ねられるわけで、
「救急です」
「食物アレルギーで呼吸が」
「住所、電話番号」
「年齢、性別」
「マンションです」
お電話しているのは本人か、ときかれているらしく、
「いえ、本人ではありません。駆けつけた身内のもので」
等々、伝えているのが聞こえていた。

直ぐ向かいますといわれて切ったようですが、
その後、しばらくして電話がかかってきて、
「ゴム、ラテックスにアレルギーがありますか」と聞かれたらしい。
「あります」
「ではその旨、救急隊員に伝えてください」

ゴムのアレルギーは、
私の場合、ゴムが触れると蚊に刺されたみたいに、
その部分がじんましんになる程度しか自覚してないですが、
医療機関では頻繁に尋ねられますね。

そんなこんなしているうちに、マンションのインタフォンが鳴り、解錠しました。
ドアを開けたら、
「救急隊員はあとからくるので、我々はポンプ隊です」
そのときは意味がよく解らなかった。
ポンプ隊……?

救急車に乗りこむときに、縦列に消防車が停まっているのが見えて、
ポンプ車、つまり消防車が先に着いてたってことなのが、呑みこめてきたんですが。
後から冷静に思うに、これはやはり鍵が開けられない状態の時に、
ドアを壊して開けるためかと。

かつまた呼吸困難で通報したので、消防車は煙に対しての酸素吸入等を積んでいる。
緊急な状態に対応するための、第一陣の3名だったのだと思う。
(アレルギーで呼吸器官がふさがって意識を失った場合には、
のどを切開して、そこに酸素の管を直接入れて息を吸わせるようになります。
私はそこまでになったことはない。)

そのうちに救急隊員の方(女性1人を含む、3名)がついた。
問診と診断、血圧、脈拍、体温、
酸素を指で測って90でした。
酸素吸入は必要なほどではなかった。
一番つらかった時から今は治まってきているが、
という旨を伝えて、内心では(酸素吸入も必要ないし、大げさだったかも)と思っていましたが、
武蔵野日赤に運ばれ、ステロイドの点滴を受けたら、すごく楽になりました。

緊急に病院に連れていく必要がないと判断がついたときには、
救急車の人が病院に連れて行かないし、
連れて行くにしても、サイレンも鳴らさないのかもしれないので、
私みたいに自分のために救急車を呼んだことがない、
呼ぶのにすごい抵抗がある、
(救急車なんて意識が無い場合か、出血多量みたいに放置したら確実に死ぬ場合以外、
呼ぶべきではないと思いこんでいる)そういうタイプは、
基本、極度に恐れずに呼んだほうが良いんだと、学びました。

サイレン鳴らして、搬送されたので、はぁ……と思った。

というか、知らない人(救急隊員)がドッときて対応していると、
意識的にも無自覚的にも気張る。
自動的にアドレナリンとか出て、頑張るみたいで、
(体温が37.4度ありました。一時的にクアッと微量に発熱したらしい)
担架に乗ってくれと言われたときに、
「大丈夫です、歩けます」とか強く言ってしまうんだが、
促されて乗って、結果的には担架に乗ってよかった。

どっか骨折してるわけでも、出血してるわけでもないんだし、すっくり立てるから!
……と思っていても、歩くとなると足がもつれて、しゃがみこみたくなる。

病院ではリンゲル液(生理食塩水)と、ステロイド剤の点滴で症状を抑えてもらい、
2時間くらいで復活しました。
役に立ったのは、持参したお薬手帳です。
ちゃんと薬が処方されている経過が見られるので、
わたしを初めて診る、救急医には客観視できる材料になる。

血液検査もしました。
アレルギーで呼吸困難というのはあくまで私の自己申告であって、
似たような症状は、心不全や心筋炎などの発作でも起きるし、
ほかにも劇症肝炎、緊急性の高い感染症など、
そのへんの緊急に適切な処置を要する可能性を除外するために、調べるわけですね。

血液検査がオールクリアで、
ステロイドが効いて、呼吸もだいぶ楽になり、
酸素も安静状態で100(MAX値)吸えるようになっていたので、
帰りはタクシーで帰れました。

後で調べたのですが、
血中酸素濃度は、健康の人が95~100くらいで、
90を切りだすと、
急性呼吸不全を起こしだす。
具体的には、チアノーゼ、70~80あたりで多臓器不全、そのままだと死、となるらしいので、
90は閾値なようです。
かなり良くなって90だったので、
やはりあのときステロイド吸入して助かったなと思いました。偉いぞ私。

ブログで個人的な体調についてあれこれ記すことは、
基本的に控えているんですが、
食物アレルギーに関しては私はわりと最先端の症状をいっている(かなり深刻)っぽいのと、
昨今、食物アレルギーは患者数が増えているらしいので、
症状の一例として、誰かの参考になればと思って書くことにしました。

むろん、これはあくまでも私個人のアレルギー反応の出方と、見解です。
アレルギーは種々様々な出方をするので、
「自分には参考にならないかも」という判断部分も含めて、
参考にしてもらえればな、と。

もう少し正確に、詳細に書き加えたい部分もあるので、
それはまた折を見て書こうと思います。

ちなみに私は、
桃、梨、洋ナシ、リンゴ、さくらんぼ、プラム等々に、
重度のアレルギーがあることが、わかっています。
重度というのは「生で食べたら次は死ぬよ」というレベルの危険域のアレルギーです。
急性アレルギー反応(IgE)を調べる棒グラフが、
危険域に、のきなみMaxな状態で、並んでいる感じ。
(他にもあるが、今回はこれらバラ科について言及したい。)

バラ科の食物アレルギーは、シラカバの花粉症とリンクしています。
わたしはシラカバで実際にアレルギー症状を自覚したことはない。
シラカバのアレルギーがあることは、血液検査で知っています。

シラカバにアレルギーがある人は、バラ科のアレルギーを持っているリスクが高い。
これは医学的に明らかになってきてますよね。

で、これらの食材は私には厳禁なわけですが、
煮れば問題なく食べられます。生食が駄目なだけです。
濃縮還元ジュースなどは、ほぼ問題なく飲めることが多い。
人にもよると思いますが、私の場合はそうです。
火を通すことによって、急性アレルギーを起こす成分が破壊されて、
問題なく摂取できるようになるらしい。

バラ科というとイチゴもそう。
イチゴはアレルギーの検査で、陽性のギリギリ手前だった時期が長かった。
好物ですので、しばらくはずっと生食で食べていました。
重篤な症状が出たこともないです。
最近では、血液検査で陽性に差しかかったので、
ハチミツとラム酒でコンポートにして食べます。美味です。

アーモンドもバラ科で、こいつも数値上は陽性ギリギリ手前なのだが、
アレルギーの専門医に、
「アーモンドは少量でも症状が出る場合があって、出ると重篤化するから、避けるが無難」
と言われて、
実感としてもアーモンドは(あ、やばいな)という経験に貢献してくれやがったので、
やめています。

ほかにも、もっと重篤な症状を出した、食材や飲料は多々あるが、
今回はこのバラ科が悪さした。

バラ科が概して駄目なのはわかっていたが、
果物でも、バラ科すべてにおいて一斉にアレルギー持ちになったわけではない。
果物の場合は火を通せばイケる、つまり生じゃなければ良い。

だからローズヒップティーもバラの実だけれど、
生じゃないし、ビタミンが豊富だというし、これまでも症状は起こさなかったし、
私はまったく意識していなかった。
ローズヒップという項目を調べてはいませんでした。
(一般的なアレルギー検査の項目にローズヒップはありません。)

救急病棟を去るときに、看護婦さんから、
「ハーブティーはアレルギー、起こすこと多い食材ですよ。気を付けてくださいね」
と注意を受けました。

考えてみれば乾燥させて成分を凝縮させてそれを飲むんだから、そうか……。

あと液体(飲料)や薬剤で起こるアレルギーは、
吸収が一般の食品と比して、段違いで早い。
私の経験上、劇症化、やばい状態に陥ることが多いです。

飲料ではなく、食物で起こすアレルギーも多々、経験していますが、
食物は大抵、吸収される前に危険信号が順を追って出るので、
途中でやめられるだけの猶予がある。
対症療法が間に合うケースが多い。

今回の私の経験上からいうと、
バラ科にアレルギーがあるなら、バラ科においては、
今は大丈夫でも、いつか必ず発症する、と用心しておくべきだと思いました。

しかし一般にお医者さんは、このように主張する。
http://allelab.jp/know/latest/3765
「血液検査のみで「食物アレルギー」と思って除去しているあなたへ」

この記事などによると、
数値でていても、異常なく食べられるなら、食べていて大丈夫と明記してあるんです。
これは子供向けの記事ですが、大人に対しても同様に主張する医者は多い。

上記の主張は、私の実体験から言わせてもらうと、鵜呑みにしてはいけない。
ある日、突然発症する。
そのとき身近にすぐ対応できる薬が無いと、死にます。
なぜ血液検査の数値で把握できていたのに、食べたんだ……となりかねない。

摂取するなら、用心しておいたうえでないと、重篤な事態になりかねない。
頭のすみっこでもいいから、きちんと認識しておかないと駄目だ。

私の場合、これまでに言及したアレルギーの薬のほかにも、
シングレア(抗ロイコトリエン)という、幼児から老人まで幅広く処方される、
軽微なアレルギー薬を、予防も含め、
ここ3年くらい欠かさず毎日(一日一回就寝時に服薬)錠剤で飲んでいます。
シングレアは私には、かなり効果があるのを実感しており、副作用も今のところ皆無。
アレルギーはコントロール下においているつもりでいた。
それでも出るときは劇症化して出るんです。

……というわけでした。

日曜日はまだ不安要素が残っていて、
おっかなびっくり生活していましたが、
今はすっかり元どおりに立ち直り、
自宅でこのブログをカタカタ打っています。

バラ科の花は好きな花で、私が書く小説でも幾度も繰り返し描写してきた。
良い場面で結構、熱心に使っています。

バラの花や桜の花を観賞していて、アレルギーを起こすことは今迄ないので、
体内に取りこんでしまわないかぎりは、今後も大丈夫なはずだと祈っています。
よくよくとなればハーバリウム鑑賞という手段もあるしな……。

追記


(無料再配布)カレンダー&スケジュール紙版5~6月 [ニュース]

無料配布のカレンダー5月、6月分、セブンイレブンのネットプリントに登録しました。
用途やお好みに合わせて、使えそうなら是非どうぞ。
4月次点でも配布したし、5月はかなり過ぎてるし微妙かなあとも思いますが……。
6月はむしろ頃合いだろうか。

セブン‐イレブンのマルチコピー機利用料はカラー印刷A4、1枚60円です。
(操作ガイド https://www.printing.ne.jp/support/lite/guide/step2.html

登録の有効期間は、今回いずれも2018/05/24 23:59迄です。

〇5月透かし絵なし
#予約番号74016302

〇5月透かし絵有り
#予約番号20610735

〇6月透かし絵なし
#予約番号05998694

〇6月透かし絵有り
#予約番号50979125

詳しい絵柄等については、こちらを今いちど御覧あれ。
〇セブンのネットプリントに登録した(無料配布)カレンダー&スケジュール紙版
http://blackcrosssanatorium.blog.so-net.ne.jp/2018-03-01-1

紙ブックカバーの配布も4月中にとか言っていたのに、
気付けば五月になっていて、ひとまず第一弾を開始したいが。
まだネットプリントで試し刷りをしていないので、
ブックカバーは今少しだけ待っていてください。

All Rights Reserved.
(すべて無断転載や二次配布を禁じます。)

カバンに経口補水液 [か行]

カナダは西海岸にしか居たことがありませんが、
そこでの夏っていうのは、大体、今の日本くらいの感覚がほぼMAXで。
緯度も高いんで、今の日本の、
ああ明るい、日が長い、行動時間がいっぱいあるね!
湿度はまだまだ低く、爽やかな風が吹き、
若葉からの木漏れ日が眩しいわ、ああ夏ね、暑いけど夏ってすてきね!
スパークリングワインが美味しいもの。
みたいな季節感なわけなので。
(実際の所、日の長さはもっとずっと長いですけれども。)

……夏、割と好きだ! いい季節じゃないか。
そう、気付いたのは初めてカナダで夏を過ごした時でした。

日本の夏が尋常でなくしんどい。
最早、無軌道な苦行。日本人、いや日本住みって気の毒なんだな(自分も含め)!

日本は四季があって美しい国なんです、そう習ってきているわけなので、小学校で。
地球上のどこにいっても四季は有るし、
なかでも日本の四季はあまり性質(たち)の良くないタイプの四季だぞこれ、
知らないと思って勝手ぬかすな、と悟った。

日本の夏より、厳しい夏を展開する地域もあるだろうが、
日本の夏でも死にかけているのに、
海外の酷暑地域で暮らすのは、
医療方面や電気事情など考慮すると、私にはリアルに困難なので、
日本以上に苛酷な夏の世界に行ったことはない。

今くらいの爽やかな夏の気配を吸いこんでいると、
あ、今ちょっとカナダっぽかった、この風はカナダっぽかった、
あるいはアメリカ西海岸の朝の空気だ。
この調子ならまだまだいけるぞ、と晴れやかに勘違いしかけます。

日本に帰って来たばかりの頃、
家族みなが天気予報をものすごく真剣にチェックしていて、
テレビが天気予報を流しているときに、話しかけたりすると「ちょっと黙れ」と気色ばむので、
どこかおかしいんじゃないかと、やや軽蔑していた時期がある。

お天気の会話なんて、当たり障りなく場をしのぐための、
ぬるい発声練習みたいなもんだろうに、
なにを仕込んでいるんだ……と呆れていた。

カリフォルニアに何年か住んでいた時に、
日本からの手紙で、
(まだメールでなく手紙主流でした、海外版PCで日本語フォントがまず使えなかったですよね)
「世界の天気をチェックするとカリフォルニアは、常に晴れだね」
と来ることが多かった。
実際の所、ちらほら曇ったり雨がふることもあります。ごくまれに嵐も来た。
が、おおむね晴れです。
天気予報なんて日常的に、余程の暇人ぐらいしか見なかった。

だから傘は携帯しないし、
日本製のほんのちょっと小洒落た8本骨の折り畳み傘を使っていると、
目聡い見知らぬアメリカ人からも、
なにそれかわいい! 素敵! どこで買った? と大好評……。

日本の素敵な洋傘、こと婦人用の傘は、
かなり世界随一の可愛さを誇れるレベルで、サイズや軽さもヴァラエティに富んでいるので、
カリフォルニアはダメだと思うが(車移動だし滅多に傘をささない)
雨の多い地域に、ビジネス展開したら、好評なんじゃないかなあ……。

5月壁紙カレンダー無料配布 [ニュース]

5月って、もう5月?
おまけにいきなり蒸し暑いけれど?
なんか色々まとわりつく。張りつく。
花粉から解放され、髪がサラサラと風にそよぐ5月は、たった一日でどこかに行ったのか。

2018年5月のデスクトップカレンダー、設置しました。
使えそうでしたら、どうぞデスクトップ背景にしてみてください。

2018年5月の絵は、4月と同じくWarwick Goble(1862-1943)
イギリスの挿画家による作品。
THE HIND OF THE FORESTというおとぎ話の挿し絵だったようです。
こちら日本語に直訳すると「森の雌鹿」
このおとぎ話も日本に来ているか、よくわからない……。
絵で見るにつけても、この雌鹿は白い雌鹿で、
白い雌鹿は西洋のおとぎ話において、森の中で出くわす、お決まりの対象の一つですよね。

これも前回と同様、Dinah Maria Craik (Miss Mulock1826-1887)という童話作家の、
The Fairy Bookという中に収録されていた一編。
この人は自作しているというよりは、どうやらヨーロッパのメジャーなおとぎ話を、
自分流に童話として書き換えて、出していた人っぽいような。
英語に抄訳していたわけなのだろうか──詳しくは知りません。

絵の左端にあるシャクナゲの花を見て、わたしはこの挿絵を5月にしようと決めたのですが、
このシャクナゲという花の名前が、出てきそうで出てこず……。
芍薬(シャクヤク)とツツジを掛け合わせたような花だよ……
と思いながら、画像検索で辿りあてた……。

◆ダウンロードの仕方
下記のサムネイル画像をクリックし、原寸大を表示。
右クリックで「デスクトップの背景に設置」で設置完了です。
(あるいは右クリックで「名前をつけて画像を保存」をしてから、壁紙に設定。)

PCのアスペクト比に準じて、使えそうなほうを選んでください。
PCのデスクトップを右クリックして「画面と解像度」の項目を開くと、わかります。

◆1920px×1080px:PNG(3.46MB)
2018 Free Calendar Wallpaper May*
5.png
こちら横長ワイド版のデスクトップ向け。

◆1440px×900px:PNG(2.35MB)
2018壁紙カレンダーMay*
5.png
こちらは従来PCの画面サイズ。

双方、微妙に色合いを変えている部分があります。
まったく同じでサイズだけが違う、というわけではありません。
Warwick Gobleの絵自体は同じです。

*All Rights Reserved.
無断転載や二次配布を禁じます。


共通テーマ:パソコン・インターネット

ゆく河の流れは絶えずして [や行]

NHKスペシャル大江戸第一集「世界最大!! サムライが築いた“水の都”
こちら楽しみにしていた。
http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018086551SC000/?capid=nte001

オーストリアで発見された150年ほど前の写真を復元して、
世界最古の江戸の写真をカラー化、という、とてつもないドキワク感。
そのカラー化した写真に映っていた、当時の世界を目の当たりにできる、
という素晴らしさに息を呑んだのが、ほぼ数分。
55分番組のうち、当時のネガを現像した写真についてやっていたのは、たった5分ほど。

ネガから280枚もの江戸の光景が現像できて、
庶民の日常風景までほとんど余すところなく見ることができるのだ。
だったら、その280枚を、出来る範囲で、なるべくたくさん丁寧に、
見せてくれても良かったんじゃないのか……。
そのほうがよほど内容が濃く、情報量が多かったに違いないのに。

番組内で映った秋葉原や日本橋だけでなく、
一つ一つ、できるかぎり古地図などと照合して、
Aの写真は、現在ならこの辺。Bの写真は浮世絵だと、この辺等々、
詳細な解説を添えてくれるのかと期待していたのだが、違った。

結局のところ写真は番組のキャッチに過ぎず、
内容は、江戸の都市工学を讃え、日本人の地道な功績をたたえ、
有っても無くても良さそうな小芝居が、いちいち繰り広げられて、
(名のある俳優を、数分の映像に起用するのは贅沢だけれど)
大江戸をありがたがるばっかりなのであった。

写真をカラー化するまでは良いのだが、
CGで3D化すると途端に、
写真から感じられた埃っぽい空気感や、水の流れ、
ネガに焼きつけられた当時の生の一瞬が、見るも無惨に立ち消える。

当時のオーストリア人が既にこれほどの江戸の記録を撮って、本国に持ち帰っていて、
かたや日本が自分自身の姿を、きちんと記録できていないどころか、
まともに再現もできてないし……。
外国のほうが、日本の記録を正確に今も残している……という部分が確実にある。
そんな背景が透けて見えるにもかかわらず、
日本の観光PR番組を見せられている矛盾に、モヤモヤしっぱなしだった。

ところで最近、NHKの玉川上水推しが、如実ではありませんか(別に良いけどね)。
ブラタモリ「吉祥寺」を見たときも、内容はみっちり玉川上水についてであった。
江戸の都市計画は、水事情の都市計画とほぼ同意、
となれば玉川上水にスポットが当たるのは、無理もないのかな……。

現在の玉川上水は、周辺の植生や、生物をはぐくむ水場を提供する環境づくりのため、
かつまた遺跡の再現として、水が流れ、魚が棲むようになりましたが、
東京の都市を支える水ネットワークとしてのお役目は、とうの昔に終えている。
私が幼少の頃、少なくとも、小金井公園周辺の玉川上水の水は枯れていた。

きったならしい暗渠(あんきょ)に雑草がぼうぼう、枯れすすきがおびただしく、
雨のあとには、底に泥水にたまるから、
年長者が煮干しをつけて紐を長ーくたらし、アメリカザリガニを得意気に釣ってみせる。
それを興味津々かつ戦々恐々としながら眺めたことがある場所だった。
なんでアメリカザリガニが居たのかは知らないが、
ちょっとしたごみの不法投棄とか日常茶飯事の場所だったんじゃないか。

それが小金井公園で伊達家の門の写生会をしたくらいの小学生の頃だ(前のブログ参照)、
環境保全のため、清流復活と相成った。
在りし日を忍ばせる、キレイな水が流されるようになった。

だから、さも江戸時代から現代まで絶えることなく、
玉川上水が都市の水ネットワークを支えつづけて、
清らかに流れつづけてきたかのような印象をともなって語られると、
おやおや……? と思います。

「伊達家の門」の補足と「白雪桜」からのグラデーション [た行]

ちょっと前に書いた続花丸の感想ブログの補足として。

3月末、小金井公園にてサラッと駆け足で花見をした際に、
ちょうど伊達家の門があって、写真に撮った。
今頃になりましたが貼っておきます。
人が映りこまないように撮るので、あまりきちんと撮れていませんが……。
これは間違いなくアニメ「続刀剣乱舞・花丸」の11話に登場した、
伊達家の門のモデルだわ。

IMG_20180329_155626.jpg
IMG_20180329_155706.jpg
IMG_20180329_155711.jpg

大正時代に建てられたとはいえ、
大正時代に建てられた建築物がすべて、大正時代的とは限らないですしね。
過去の伊達家の門を踏襲して、復元する感じで建てたものだったのだろうか。

伊達家の門は、いまやすっかり江戸東京たてもの園に組みこまれていて、
伊達家の門のいわゆる外側正面には、鉄の柵が張りめぐらされていた。
写真はいずれも、外側正面側から撮っています。
(このすぐ外側に柵がある。)

あの周辺で地べたに座って、写生会をさせられた当時を思い起こすと、
正直、わりと衝撃な状態ではある。

ついでに小金井公園の白雪桜も載せておこう。
(今更感は否めないが、ブログは周辺のタイムラインを気にせずアップできるのが強み。)

IMG_20180329_154643.jpg

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IMG_20180329_154656.jpg

私の書いた『黒猫ギムナジウム』に白雪桜が出てきます。
白雪桜は完璧に創作だったんですが、違和感なく「ありそう」と思えるよう意識して書いた。
本当に、桜の種類に白雪があるとは、良い線を行っていた……。

黒猫ギムナジウムは明治26年(1893年)から一年間の話なので、
この白雪という種類の桜が、荒川堤で見いだされたよりも、十数年ほど前の話になります。
ただ『黒猫ギムナジウム』に登場する少年少女は、
政府の(というか軍部の……というか鎮守府の)隠密部隊に居るので、
一般に知られるより先んじて、
白雪桜の存在と言い伝え等を継承している者がいても、
けっして無理はない……。

周囲が薄桃色のソメイヨシノが有る中で、
枝ぶりも特徴的で、ひときわ白さが映え、ゾッとする感じで美しかったです。

下は一般的なソメイヨシノ@小金井公園。
実際に見ると白雪桜と相当違って、こちらは中心部からほんのりやさしい薄桃色なのが、
写真でも伝わるかな。

IMG_20180329_155424.jpg

小金井公園にあった桜で一番、紅が強かったのは、
こちら下の写真の小金井薄紅で、一本だけありました。
濃淡が濃くて、
遠目に見ると桜っぽくないが、近くで見てドアップで撮ると色味が映えた。

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IMG_20180329_154742.jpg

いずれの写真もクリックすると拡大します。
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大包平・大般若長光@東博忘備録 [あ行]

もう二週ほども前になるが、
国宝太刀・大包平と国宝太刀・大般若長光にまみえるため、
東博に行ってきたのだった、4月5日木曜。

その前からずっと時期をうかがってはいたのだ。
花粉がひっど……風がつっよ……
という日を避けつついたら、
なんかいきなり雪が降ったりしたじゃないですか、3月に。
さっむ……のど痛い……と、軽く体調を崩したのは世の中で私だけではなかったはずだ。

そのうち、あれよあれよと桜の花が開花し、春休みシーズンを迎え、
上野公園は花見客と、
パンダのシャンシャンを見に行く行列と、
周辺の美術館に訪れる人々であふれかえり、
おまけに連日の夏日。
黄砂は飛ぶし、暑いのと人混みを避けたい私としては、
空模様を気にしながらため息をついていたのだ。

5日木曜はストンと急に曇って、
チャンス!
いそいそと昼過ぎに出向きました。

上野公園の敷地内は、
ソメイヨシノの桜はほぼ終わっていて、花見客も大分減っている感じでしたが、
パンダの行列が長蛇の列であったであろう、残骸のパーテンションが物凄い列をなしていた。
整理券配布の看板が、動物園より、はるかに離れた地点で見つかったので、
熾烈を極めていたんだな……というのが容易に見受けられた……。

上野駅から、東博の正面玄関に向かうまでの上野公園敷地内、
また東博の館内でも、ポーランドやフランスのツアー客がけっこう多かった。
わたしはポーランド語はさっぱり分からないけど、
赤と白の国旗を持ったガイドさんが先頭を歩いていました。
どこの国における、どこの国の観光客も、
ツアー客というのは老若男女問わず、実につまらなそうに引率されて、
もれなく踵を引きずって、だるそうに歩いているものなのか……。

DSC_0464.JPG

で、刀剣。
大包平は、かつて三日月宗近が展示されていた、三日月の指定席といえる場所の、その右隣、
刀剣展示室に入ってすぐの区画にありました。
切ッ先が見えてきた時点で、
とてつもなく立派な刀が飾られている、というのが伝わってきて、
正面に来て大包平だと分かったときに、
おーぉおお!

IMG_20180405_153947.jpg

たいそう立派な刀で、
「刀剣の横綱」と言われているのも腑に落ちる。
大ぶりの格好いい刀で、なるほど国宝。

たいがい周りと比して、ひときわ目を引く存在感や美しさが映える展示物に近づくと、
もれなく「国宝」と赤い印がついているので、
国宝とは、歴史的な価値や逸話以前に、単純に誰が見ても、
上等、とわかる代物なのだろう。

大包平はまさにその手の国宝で、
これとてつもなく立派な刀だ!
という存在感が明らかで、豪勢。
太刀というより大太刀くらいにも見え、まず第一印象、大きさが、とかく映えていました。

その点、三日月宗近とは大分違っていた。
(三日月宗近は切っ先が細いので、上品かつ優美に見え、
あまりその大きさが目立たなかった印象だった。)

刀剣乱舞のゲーム内で、
三日月宗近の近侍台詞「まあ、人も刀も大きいことはいいことだ、そうだろう?」
あれは自分の姿について語っているのではなくて、
ひょっとして……大包平をなだめ説き伏せようとしているのではないの?
いやおそらくは間違いなくそうだ!
少なくとも私は勝手にそう思ってみたりした。

大包平がゲーム内で実装されたのは、
ゲームの開始より、かなり後だけれど、
しょっぱなから鶯丸が、まだ本丸に居もしない大包平のことばかり口にしていたことからして、
ゲームの開始当初から、大包平がのちのち実装されることは、
既に決まっていたはずです。

「大包平は、天下五剣の称号を気にしすぎだ」
本丸に大包平が来る前から、鶯丸にそう言及されているわけなので、
当の天下五剣の一振りである三日月宗近が、
大包平に対してのコメントをそれとなく漏らしていたのだとしても、
まったく不思議はない……。

刀剣乱舞はそのへんのふわっと小出しにする、現物とリンクさせる作りこみが巧みというか、
ツボです。
極めてきた、へし切り長谷部が「……俺は気位だけ高い連中とは違いますから」
こう抜かすのも、
気位だけ高い連中って……宗三さん……?  
極めてきた宗三左文字に当てこすってる感がすごい。 

極めてくる前は、卑屈でなにかと弱々しく、手間がかかった宗三さん。
極になったら、気位の高さに素晴らしく磨きがかかり、
高慢ちきMAXに振りきれて、良い感じになって修行から帰ってきた、
その様に当てこすってるのよね? (と私は感じる。)
織田信長に愛されたせいで、今川義元から奪われ、籠の鳥にされた宗三さんと、
かたや信長から黒田へと下げ渡されて、でも今や国宝なんだけどね、へし切り長谷部、
という対比を、お互いに意識しまくってるのか。

「大包平は、天下五剣の称号を気にしすぎだ」
というゲーム内の設定、鶯丸の台詞はもっともで、
実在の太刀・大包平は、天下五剣といたずらに張り合う必要ほんとにない……
他の追随を許さぬ、立派な刀でした。

いっぽう大般若長光は、あでやかで美麗。
サイズといい、程良く色々と上品でした。
刃文は華やか。
ゲーム内の大般若さんも本質的にはそうですよね。
上辺はインチキオヤジ風を吹かせて、胡散臭さが炸裂しててデタラメですが、
本質的に上品で美麗で洗練されていて憎めないんだよな、というキャラですもんね。

DSC_0468.JPG
DSC_0470.JPG

こちらも国宝。
上の大般若長光は携帯で、こちら下の大般若長光はタブレットで撮影。
同一の刀剣なのに、色味が相当異なって映っているので、両方、載せます。
(写真撮りが今一ツなのはお約束ですんで、大目に見て……。)

IMG_20180405_154054.jpg

立派だが程良いサイズだし、見るからに美しいので、
武器というより美術品らしさがまさっていた気がする。
刃文から、燭台切光忠の在りし日を思う人も多そう……です。
ただ、煤けて真ッ黒な光忠の刀剣は、
もっと大振りだった気がする……。
そういう意味では、受ける印象はまったく異なっていました。

刀剣展示室のちょっと手前側には、堀川国広もありました。
ゲーム内で実装されている、土方歳三の使っていた堀川国広は消失・行方不明だし、
そもそも本物の堀川国広だったかも、やや疑わしいのだが。

DSC_0462.JPG

DSC_0463.JPG

実直な姿で、刃文もすっきりとしていて端正。
国広の作風ってこう透明感があるんだな、というのが伝わってきたし、
今回、一番写真のおさまりが良かった。
(サイズ的にも撮りやすかった。)

IMG_20180405_155355.jpg

東博は庭園も開放していました。
肌寒かったので、ちょっとしか出てみませんでしたが、
少し前の桜の時期には、さぞや美しかったろう。
(写真にはほぼ入っていないが、桜の樹も手前側にけっこうある。)
ただその分、人もすごいだろうし、
現代日本では桜の花がある限り、もれなく人混みがついてまわるから……どちらを取るかだ……。

DSC_0497.JPG

上野公園の射干(しゃが)。


共通テーマ:ゲーム

4月壁紙カレンダー無料配布 [ニュース]

紙版にうつつを抜かしていたら、四月になっていた。
2018年4月のデスクトップカレンダー、設置しました。
使えそうでしたら、デスクトップ背景にしてみてください。

2018年4月の絵は、3月と同じくWarwick Goble(1862-1943)
イギリスの挿画家による作品です。
The Woodcutter’s Daughter というおとぎ話の挿し絵だったようです。
The Woodcutter’s Daughterという話が有ること自体、
この絵に会うまで、私は全く知らなかった。

日本語に直訳すると「樵(きこり)の娘」
大抵のおとぎ話は日本に輸入されてますが、こちら、来てないですよね?
それとも全く違うタイトルで出ているのかな……。

Dinah Maria Craik (Miss Mulock1826-1887)という童話作家が書いた、
The Fairy Bookという中に収録されていた一編、
The Woodcutter’s Daughterです。

水仙が咲いて、桃の木?……の下で、腕をひろげる妖精っぽい娘の薄手の衣装、
風にたなびく羽衣の質感や、三匹の子羊といい、
いかにも春らしい季節感。

◆ダウンロードの仕方
下記のサムネイル画像をクリックし、原寸大を表示。
右クリックで「デスクトップの背景に設置」で設置完了です。
(あるいは右クリックで「名前をつけて画像を保存」をしてから、壁紙に設定。)

PCのアスペクト比に準じて、使えそうなほうを選んでください。
PCのデスクトップを右クリック、「画面と解像度」の項目を開くと、わかります。

◆1920px×1080px:PNG(3.29MB)
2018 Free Calendar Wallpaper April*
4.png
こちら横長ワイド版のデスクトップ向け。

◆1440px×900px:PNG(2.2MB)
2018壁紙カレンダーApril*
4.png
こちらは従来のPCのサイズです。

双方、微妙に色合いを変えている部分があります。
まったく同じでサイズだけが違う、というわけではありません。
Warwick Gobleの絵自体は同じです。

*All Rights Reserved.
無断転載や二次配布を禁じます。

共通テーマ:パソコン・インターネット

(無料再配布)カレンダー&スケジュール紙版 [ニュース]

無料配布のカレンダー、4月~6月分、
セブンイレブンのネットプリントに登録しました。
用途やお好みに合わせて、使えそうなら是非どうぞ。

セブン‐イレブンのマルチコピー機は、カラー印刷A4、1枚60円です。
(操作ガイド https://www.printing.ne.jp/support/lite/guide/step2.html

登録の有効期間は、今回いずれも2018/04/07 23:59迄です。

〇4月透かし絵なし
#予約番号00645053

〇4月透かし絵有り
#予約番号13713258

〇5月透かし絵なし
#予約番号00520111

〇5月透かし絵有り
#予約番号64750489

〇6月透かし絵なし
#予約番号35732588

〇6月透かし絵有り
#予約番号38826887

〇カレンダー3-6月
#予約番号71724697

〇カレンダー3-6月VOGA
#予約番号11188848

〇カレンダー3-6月ピニョンスクリプト
#予約番号94000343

5月~は、今後も再配布する予定でいます。

詳しい絵柄等については、どうぞこちらを今いちど御覧あそばして。
〇セブンのネットプリントに登録した(無料配布)カレンダー&スケジュール紙版
http://blackcrosssanatorium.blog.so-net.ne.jp/2018-03-01-1

なんだかいきなり温かくなったので、
近々、紙ブックカバーの配布も4月中に、
ひとまず第一弾を開始したいです。

All Rights Reserved.
(すべて無断転載や二次配布を禁じます。)


永年花丸で [あ行]

続刀剣乱舞・花丸、とても良かった。

作画は、初回のずば抜けて綺麗な感じを除いては、
お……何が有った? 軽い事故?
みたいなバラツキがチラホラと最後まであったにもかかわらず、
そんな些細なこと気にしないんだもんと言い張れるほど、
内容の勢いと、テンポの良さと、
原作ゲームリスペクト要素がふんだんに盛りこまれた愛に溢れていて、
毎週毎週、楽しかったです。

3期を切実にやってほしい、既に今から心待ちにしてる。

もう花丸は、サザエさんとか、ちびまる子ちゃんとかみたいに、
永年やってくれていいんでは。
べったりずっとやってると有難味がなくなるかもしれないので、
今みたいに、一年に一期のペースで我慢する。
だから永年、深夜の時間帯に放送してください、ほんと。

基本、人殺しの道具であり、美術品だったり御神刀だったり、権力の象徴だったりした刀剣男士が、
人間の真似事に勤しみ、あれやこれやと日常の課題に向き合いながら、
日々を満喫して暮らしていく仲良し描写に尽きるわけだ。
そこに原作ゲームの設定を活かした、ややスパイスの効いたパンチの強い描写がまぎれこむ。
その塩梅が良いので、お茶の間の時間帯ではなく、ぜひ今くらいの時間帯のまま、続けてほしい。

個人的には、
第一話・睦月(源氏の重宝回)、
第五話・皐月(ふさいでる加州清光に、山姥切国広が桜の樹の下で、的確な助言をする回)
第九話・長月(水鉄砲で手合わせ回)と、
第十一話・霜月(懐を求める信濃+九曜と竹雀のえにし……燭台切光忠が遂に出陣したね)
……が特に好きで、録画を繰り返し見ています。
原作ゲームで玉を集めたり戦力拡充したりながらな。

第十一話に出てくる伊達家の門は、小金井公園にある伊達家の門*を下敷きにしてますよね?
小金井公園には江戸東京博物館たてもの園がありますが、
江戸東京たてもの園が出来るよりもずうっと前から、伊達家の門は移築されて小金井公園に在る。
近隣の学校の小学生は高学年になると、
写生会のときに、小金井公園まで繰り出して、あの伊達家の門を描かされるのよね(経験者)。
各自ビニールシートを敷いて、みんな正面から描きたがるから、
写生時間は限られているし、場所取りの瞬発力が肝だった……。

花丸1期は青江&粟田口の怪談回と、粟田口48の話をくりかえし、見ていた記憶が。
今期の続・刀剣乱舞花丸のほうが、1期よりも色々とテンポが良かったというか、
ちゃんと突っ込みが居た……
おかげで概してより一層、スムーズに楽しめた。
ただエンディングの絵に関しては、当初わたしは拒絶反応が凄くて、
猛烈に一期のアニメーションが恋しかったです。

……2期のエンディングの絵はなんていうのか、
アジア系のお土産屋さんにある古いブロマイドみたいなテイストに見えて、非常に苦手で……。
でもだんだん微妙に路線が変わってきたと言いますか、
アニメ画との落差が違和感なく見られるように修正されてきた気がする。
いま見ても、今期花丸の当初のエンディングは、思わずリモコンに手が伸びるが、
後半は拒絶感がだいぶ和らぎ、むしろ結構、好きになれました。

なお私は、大和守安定のポニテで新選組の羽織をきちんと着込んだ、
当初の袴姿が好きなため、
うちの本丸では、安定を極の修行に出していません。
無論とっくにカンストしてはいる。

今期の花丸を見て、極の修行に出したくなり、現在猛烈に迷っている。
グラブルみたいに、極める前後の衣装や立ち姿を、
プレーヤー(審神者)が好きに選べる仕様にしてくれたら嬉しいのだが……。

*伊達家の門



共通テーマ:アニメ

想定内外 [さ行]

NHKスペシャル「被曝の森2018~見えてきた“汚染循環”~」
https://movie-s.nhk.or.jp/v/zx3c6dkz

2018年3月10日(土) 午前0時55分(50分)金曜深夜に地上波で再放送しますね。
オンディマンドでも見られる(有料216円)。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018085707SC000/?np_banID=top_sp0002_085707

もっと淡々と中身の濃い、科学番組に特化してほしい気もしたし、
より詳細に問題点に切りこんでほしい気もしたが。
福島第一原発周辺の森や宅地の野生動物・植物で、いったい何が起きているか?

『黒十字サナトリウム』の最終章あたりで私が書いていた状況が、
実際に日本の土壌で起きているという、
その汚染の実情の片鱗が、わかります。

『黒十字サナトリウム』を書いたときは、
こういう事態が日本で事実、起きるとは思っていなかった。
また『黒十字サナトリウム』の紙書籍は絶版中なので、
だからどうという訳でもないんだが。

時間や精神にちょっと余裕があるならば、
さらっと上辺をなぞる感じの報道番組ではあったものの、
それでもある程度の情報は入っていますので、未見で興味があるかたは見てもよいかも。

見られない人の為にざっくりと要約すると──
・セシウムは半減期が長く、地中にとどまる。

・硬い岩盤に吸着するため、水には溶けださず、湧水の汚染は低い。

・汚染されているのは水ではなくて、土。

・木々が汚染されているのも、森の土が汚染されているからである。
汚染された木々を間伐すれば、効果があるというのは誤りである。
間伐による除染効果は限りなく薄い。

・セシウムは、植物が成長に必要とするカリウムと似ているため、
植物の成長の過程でグングン吸収されていく。
そうして蓄積されたセシウムは、野生植物の花や実に凝縮されているとわかった。

・スズメバチは森林の樹皮を巣作りの材料とする。そのため巣の汚染度が尋常でない。
国の指定放射性廃棄物が、一キロ当たり8000ベクレルを基準にしているのに対して、
スズメバチの巣の汚染は桁違いであり、一キロあたり110000ベクレル(平均値)。

・小鳥は、放射線量の高い果実や種子を食するので、内部被爆し、
高濃度のセシウムを体内に吸収してしまう。
死んだシジュウカラの遺体はセシウムに汚染されており、汚染が顕著なのは脳。
また汚染は親鳥から子(卵)に亘っていた(孵らない卵を集めて計測すると、高い汚染が。)

・汚染地域のアライグマには、放射性被爆に特有な染色体異常(二動原体)が多くみられる。

あと日本猿についても、やっていました。
猿に起こっている染色体の異常具合から、なにやら急にややこしくなってきて、
状況が現在進行形、未知の領域に入ってきているため、これという答えが出ていない。
追跡調査中という感じです。

===ついでに震災つながりで、次のリンク===



共通テーマ:健康

セブンのネットプリントに登録した(無料配布)カレンダー&スケジュール紙版 [ニュース]

DSC_0437.JPG

実際に紙にプリントアウトしたときの風合いはこんな感じに。
私の影が映りこんでいるし、自然光で撮っていないため、
色合いやサイズ感の比較対象として、私の著作物を並べて置いてみました。

セブン‐イレブンのネットプリントに登録しました。
(操作ガイド https://www.printing.ne.jp/support/lite/guide/step2.html
用途やお好みに合わせて、よろしければセブン‐イレブンのマルチコピー機でプリントしてください。
セブン‐イレブンのマルチコピー機は、カラー印刷A4、1枚60円です。
登録の有効期間は、2018/03/08 23:59迄です。

A4 2018 Calendar & Schedule中里友香作)

いやぁ、ちょっと前まで6月が31日まである謎カレンダーの部分が有った(怖い)。
無論ちゃんと直しました……。
ぼーっと脳内自動モードで単純作業をすると、ろくなことないよ!
透かし絵の花はこのくらい濃くしないと、ほとんど印刷に出ない事を知った……。

〇 三月透かし絵なし
#予約番号63900527、2018/03/08 23:59迄

〇 三月透かし絵あり
#予約番号04073189、2018/03/08 23:59迄

〇 四月透かし絵なし
#予約番号26553260、2018/03/08 23:59迄

〇 四月透かし絵あり
#予約番号81503749、2018/03/08 23:59迄

〇 五月透かし絵なし
#予約番号19818732、2018/03/08 23:59迄

〇 五月透かし絵あり
#予約番号82623665、2018/03/08 23:59迄

〇 六月透かし絵なし
#予約番号07194107、2018/03/08 23:59迄

〇 六月透かし絵あり
#予約番号41368303、2018/03/08 23:59迄

〇 カレンダー(3-6月)
#予約番号52978728、2018/03/08 23:59迄

〇 カレンダー(3-6月)VOGA
#予約番号31948054、2018/03/08 23:59迄

〇 カレンダー(3-6月)pinyon script
#予約番号95847522、2018/03/08 23:59迄

DSC_0431.JPG

上の写真のカレンダー(3-6月)は、pinyon script(フォント名)のヴァージョンです。
セブン-イレブンでプリントする際は、クリアファイルの持参をお勧めします。
ないと割と扱いに困るし、くしゃくしゃになったら悲しい。
4月~は、今後も再配布する予定でいます。

All Rights Reserved.
(すべて無断転載や二次配布を禁じます。)

2018-3月壁紙カレンダー無料配布 [ニュース]

2018年3月のデスクトップカレンダー・フリーダウンロード、
よろしければ、こちらでどうぞ。

前回「PNGとJPG、どちらをダウンロードしてみましたか」
というアンケートにお答えいただいたかた、
ありがとうございました。
なんとJPG版をダウンロードした人が皆無だった!
ですので、JPG版はとりやめます。

今時、PNGのファイルサイズが大きすぎて困るなんていう、
古いPCを扱っている人は居ないわけね。

仕事で画像をやりとりするとき(主に本の装丁に関して)
JPGで確認するときは、添付ファイルで来るんですが、
PNGのときは、ファイルサイズが大きくなってしまうので、
──無料大容量ファイル転送サービス「宅ふぁいる便」──で、来ることが専らです。

PNGというと、重くて扱いが面倒だけど画質がキレイ、
という印象が強かった。

考えてみれば、この壁紙レベルのPNGとJPGのファイル容量の差で、
音を上げるようなPC環境であるならば、
そもそも、ここでシェアしている動画とかの類も、まともに見られっこないよね……。

2018年3月の絵は、Warwick Goble(1862-1943)
イギリスの挿画家による『パンドラ』の絵です。
御存知、パンドラが箱を開けてゲテモノや厄災が全部出てきてしまうが、
最後に箱の隅っこで「希望」とやらが残っているやつです。

春が、良きも悪しきも一気に芽吹かせて、
封印していた箱から一斉に出してしまうイメージと重なるので。
悪いもの、花粉とか……かな!
 
花粉症等のアレルギーによる、様々な損失は甚大なもので、
自然現象だから仕方ない……と思われている節があるが、
少なくとも日本の春の花粉症は、杉やらを大量に人工的に植えたせいなので、
アメリカとかなら、公害レベルの訴訟問題に発展してそうな気すらします。

花粉症は食物アレルギーと密接にリンクしているので、
「私は花粉症自体はほとんどないが、食物アレルギーが近年ひどい」と認識していたのが甘くって、
私があれもこれも食べられなくなって生きるのが七面倒なのは、
この黄色い粉の所為なのか……!
(まあ大量の花粉が排気ガスとのコンビネーションで、
人体に悪影響を及ぼすメカニズムなんですよね。本当に公害ですよね……。
だから公共放送の天気予報でも、花粉症情報なんてのが流れるわけだ。)

当時は、不都合を知っていて、悪意をもって植えたわけではなく、
良かれと思ってやった結果なのではあるんだろうが……。

◆ダウンロードの仕方
下記のサムネイル画像をクリックすると、原寸大が表示されるので、
右クリックで「デスクトップの背景に設置」で
設置完了です。
(あるいは右クリックで「名前をつけて画像を保存」をしてから、壁紙に設定してみてください。)

ご自身のPCの解像度や、アスペクト比に準じて、使えそうなほうを選んでください。
画面サイズと解像度は、PCのデスクトップを右クリック、
「画面と解像度」の項目を開くと、わかります。

◆1920px×1080px:PNG(2.4MB)
2018 Free Calendar Wallpaper March*
2018 March Free Calendar Wallpaper Vintage1920px×1080px.png

◆1440px×900px:PNG(1.65MB)
2018壁紙カレンダーMarch*
2018March壁紙カレンダー・無料ダウンロード1440px×900px(1).png

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やはり紙でないと、紙もないと…… [最近のお気に入り]

無料配布の紙版も作った。

Calendar and Schedule (3~6月)
A4 2018 Calendar & Schedule中里友香作)*
Canvaの[>]をクリックするとスライドで見られます。

近日中にセブンのネットプリントに登録する予定です。
だってやはり紙が無いとストレスなのだ……紙にプリントアウトできると安心するのだ。

わたしの場合、中高生時代には見られても困らない範囲で授業中にせっせと落書きを……
ノートの端っこに、掛け網とか、名前のレタリングとか、MONO消しゴムのデッサンとかを……
しゃかしゃかと、よくしていました。

貧乏ゆすりは、お行儀が悪い。
けれども身体にとってはストレス解消等の健康効果がある。
同様に一見、些細な無駄、人に迷惑が掛からない程度の「地味な悪癖」って、
精神活動や創作活動において、
ガス抜きやブレインストーミングの役割として、ひそかに貢献している気がします。

きっちり書きこむ手帳も良いけど、
落書きもできる、紙の余白って大事だよ。
ルーズリーフに入れて使うことを想定しています。
あるいは冷蔵庫にマグネットで留めて、シフトとか習い事とかの類を書いておいて、
予定が済んだら、ひと月ごとに捨てられる感じかしら。

歩数計の記録とか、基礎体温とか、血圧とか、
真面目にデータを取るつもりはないけど、なんとなく把握しておきたい、
なんならざっくり折れ線グラフにしてみても良い、というような場合にも、使えるか。

罫線部分に透かし絵が入るタイプと、ないタイプ、
鉛筆書きだったら、わたしは透かしがなく、まっさらな罫線のみのほうが使いやすい。
ペン書きするなら、透かしがあるほうが、テンションが上がる。
どうだろうかと、両方つくってみました。

罫線の色を微妙に変えていたり、
間違い探しみたいなレベルで、微妙に細かい所を調整して変えていたりします。

先週になってようやく「グループ化」のやり方を知った。
技術レベルが+1上がった!
それまでは信じられないくらい原始的な手間のかかる方法で、
ちまちまと、いちいち日付を入れて、コンマ何ミリを調整しつつやり直して、
ああでもない、こうでもないと、こしらえていたよ……。

3月~6月までの4ヶ月分をまとめたカレンダーは、
なんでこの区切りなんだと思われそうですが、
大体、4ヶ月くらいのスパンで日程を見通したいし、
それ以上、長期になると、さすがに絵柄に飽きてくる。

又、1月とか4月とかの節目を過剰に意識して暮らしたくない気もするので。

日本に居るかぎり否応なく、
年末年始や、年度末、四月一日などは節目として過剰に意識するよう、
メディアや社会が出来あがっている気がします。
だから何も私までが、そこを意識して作らなくともいいじゃんか、と。

色やフォントをあれやこれやと試していたら、一つに絞れなくなり、
必要性とお好みで適宜、選んでもらえれば良いかな、と。

ウィリアム・モリスの「いちご泥棒」の壁紙や、
「カエルの王子さま」などのArthur Rackhamの挿絵の著作権が切れていて、
好きに使えるだなんて、本当に贅沢な話で、
これらの絵を見て、何かしら作ってみずにはいられなくなったというのが、
そもそもの発端として一つあります。

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2018年上半期(カレンダー壁紙無料配布)予告 [最近のお気に入り]

多少、変更を加えるかもしれませんが、大体こんな感じにする予定です。
2018 Feb-June Free Calendar Wallpaper 1920px×1080px中里友香作)

Canvaの[>]をクリックするとスライドで見られます。

以前、予告した3月分から少し変えています。
わたしなりに、改良を加えたつもりである。
デスクトップにファイルを沢山、並べて置いておく場合、
左側にカレンダーその他の文字が入ると相当、見にくいぞ……と(今更)。
日付の数字も少しだけ、お洒落目にしてみたつもりなのである。
(風船にCanvaの文字の透かしが入っていますが、実際には消えるという、いつものCanva仕様。)

なんでこんなことやってるの、暇なの?
と言われそうだが、ちょっとした気晴らし、気分転換です。
マウスをかちかち鳴らしてやる手すさびが必要なんだ私には。
それがソシャゲであっても、この手のデザインごっこであっても、わたしにはあまり大差ない。
グラブルに費やしていた時間をこちらに回してですね……。
右手の中指の付け根、そこの関節が痛みだしたら、やめるようにしています。

6月以降は画面背景をどんどん暗めにしていく予定です。
デスクトップは実際、暗いほうが見やすいですよね……?

表紙に使っているヴィンテージな絵の左側を7月に
(「真夏の夜の夢」っぽいイメージ。実際その挿絵だったのかもしれない)、
真ん中を10月、
右側は8月に使う予定でおります。
どれも素敵な絵だから、
絵ごとに季節感を読み取ったり、想像したり、
関連付けさせたりして、月をあてがうのが楽しい。

もちろん録画中 [ま行]

羽生選手の演技、すごかった!
ショートは完璧、天衣無縫、フローレスでも、
ロングプログラムになるとスタミナ切れ気味になって、ややShakyになりがちだったのに、
ケガ復帰後のオリンピックで気迫も演技も渾身の出来栄え!

うっはー、これまったく問題ないわ……危なげがない!
と、次々に繰り出されるいろんなタイプの四回転やコンビネーションを見ていたら、
後半、やや危なげになったジャンプの着地が2回あったけれども、
良く踏みとどまって、転倒ゼロです。

そもそもスケーティングが超キレイだしな!
スピードは有るし、スピードが出ているのに演技が雑にならない。
どんなビッグジャンプを飛んでも、スピードが落ちないし、エッジが深くてきれいに斜めってる。
後半になると多くの選手が大抵、疲れが出てきてスピンがぶれ、完璧な円というよりは、
ループ状にぐるぐるまわるようになってしまうことも少なくないのに、
精密機械のように円を描くスケートの刃よ……。
(第1グループに残っている精鋭の選手陣は、皆このへんが甲乙つけがたいレベルですが。)

普段は柔和なイメージの羽生選手ですが、
演技は見ていて毛が逆立つみたいな、カッコよさがありましたね。
見ているこっちが、いま静電気帯電していてパチッとなりそうな気がするやつですよ。
あ、でたトータル得点317.85!

(更新)お、これはなるほど速報でますね。



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2018-02月壁紙カレンダー無料配布 [ニュース]

ようやく設置完了。
本業、小説家なのに何やってるんだ感がありますが、
2月のデスクトップカレンダー・フリーダウンロード、よろしければ、こちらでどうぞ。

ご自身のPCの解像度や、アスペクト比に準じて、良さそうなのを選んでください。
画面サイズと解像度は、PCのデスクトップを右クリックし、
「画面と解像度」の項目を開くと、わかります。

ファイルタイプPNGとJPGについては、お好みで。
(PNGのほうが画質は好ましく、ただしバイトがかさみやすい。
JPGはバイトもさほど食わないし、画質もグラデーションが得意で悪くないが、
再保存を繰り返すうちに、画質がよれてきて劣化する。)

◆ダウンロードの仕方
下記のサムネイル画像をクリックすると、原寸大が表示されるので、
右クリックで「デスクトップの背景に設置」
以上!
(あるいは右クリックで「名前をつけて画像を保存」をしてから、壁紙に設定する。)

◆1920px×1080px:
・PNG(3.6MB)*
2018 Free Calendar Wallpaper February
2018 Free Calendar Wallpaper fairy vintage1920px×1080px.png

・JPG(1.69MB)*
2018 Free Calendar Wallpaper February
2018 Free Calendar Wallpaper fairy vintage1920px×1080px.jpg

◆1440px×900px:
・PNG(2.42MB)*
2018壁紙カレンダーFeb
2018壁紙カレンダー・無料ダウンロード1440px×900px.png

・JPG(1.14MB)*
2018壁紙カレンダーFeb
2018壁紙カレンダー・無料ダウンロード1440px×900px.jpg

ダウンロード数を把握するために、
ダウンロードボタンを設置しようかとも考えた。
が、おそらく当該ブログにはダウンロードボタンを設置できないので、
その場合、ホームページに誘導することになるだろう。
HPに専用の置き場所を設けて、ダウンロードボタンを装備すれば良いんですが、
そのやり方、私がダウンロードする立場のとき、不信感がわいて警戒する。

ダウンロードリンクをクリックしたとたん、
別ページに飛ばされて、ダウンロードボタンが提示されるやつ、なんか嫌。
右クリックでやったほうが簡便なのに、
ボタンのやつは、トラッキングやらカウンターやら、なにがしの付加機能が働いているから、
実際以上に作動とダウンロードに時間が掛かるし。
PCに無駄な負荷がかかってないか、不安になる。
ほしいもの以外に、何かセットで一緒に不要なのがくっついてくるパターンも、少なくないし……。

というわけで、泥臭いけどシンプルな右クリック対応にしてみました。

気が向いたかたは、ダウンロード後に忘れなければ、
次のアンケートに回答いただけると嬉しいです。
何かと励みになります。



*無断転載、二次配布は禁止です。



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副産物(2018年カレンダー壁紙無料配布)予告 [ニュース]

2018/2~ Free Calendar Wallpaper 進捗公開中里友香作)

2018年2月~PC用の壁紙カレンダー(フリーダウンロード)作りました。
無料配布予定です。

なぜこんな中途半端な時期に……と思われるだろうが、
そもそも思い立ったのが、紙のブックカバー制作中。

クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(https://creativecommons.jp/)で素材を集めていると、
「サイズとか絵柄とか……これはブックカバーというよりは、カレンダー壁紙にしてみたい」
というヴィンテージで素敵なのが随分と集まってきて、
ためしに、わたしなりに、壁紙カレンダーとしてデザインして作ってみたのだ。

で、ひょっとして誰かの気に入るかもしれないから、
ブログに置いておこうか……と。

勤め人をしていたころ、昼休みや、ちょっとした合間に、
良い感じのPCの壁紙を探して、これ、というのを設定するのが、
せめてもの息抜きだった時期が有りました。
カレンダーはPCの時刻部分をクリックすれば見られるけれど、
祝祭日の色がなくて一律カラーなのが、不便だと思っておりまして。

壁紙に関しては、ネットプリントのような期限はないので、
ずっと置いておけます。
気が向いたら、ダウンロードしてもらえれば差支えないかなあと。
つまりは紙ブックカバー制作中の副産物だったので、
かように中途半端な時期になり。

いや、しかし、もうとっくに2月も3日でしょ。

わかってる……実は1月末には、2月分は出来ていた。
だが突然の体調不良で……正確には怪我みたいなもんで……
「魔女の一撃」に見舞われ、激痛すぎてPCの前に3分と座っていられなかった。
今も、一定時間以上は困難で……。

まだ今年の3月までしか、作っていませんが、
2019年1月分までは素材を集めて、曲がりなりにもデザインしてあり、
あとは暦を入れていくだけです。
ですので来年1月まで、毎月分を、適宜アップしていきたいと考えてます。
需要が有るかは、さておきだ……。

で、2月分のフリーダウンロード・カレンダー壁紙の設置については、
今しばらくお待ちを!
2月は短いので、急ぎ近日中にはアップロードしたいと思ってます。
体感的には、今がすでに2018年なことに、未だ静かに驚いている口なのだが。

カラー版・紙ブックカバー(無料配布予定)試作中 [ニュース]

個人で無料配布予定の紙ブックカバー、カラー版を試作中。
こんな感じにする予定でいます。
カラー版/紙ブックカバー花鳥ほか中里友香作)

1/23とあるスライド部分、その右の[>]をクリックすると、23イメージが順に見られます。

素材はクリエイティブ・コモンズ・ジャパン(https://creativecommons.jp/)で集め、
Canva(https://www.canva.com/)を使って、デザイン・加工をしています。
スライド上でCanvaと透かしが入っている部分は、実際には消えます。
 黒いパラシュートに入っているのと、
 ギボウシの絵の青紫のリボン、そのレーベル部分に入っている文字です。
 実際にはHosta(ギボウシ)という英語を入れているのだが、
 Canvaという文字で上書きされ、このスライド上ではよく見えない……。

いやーさて、このスライドのデザイン画像のうち何点が、プリントで弾(はじ)かれて、
いったい何点、生き残れるだろうか……。

なるべく発色をクリアめに色調整しているのだが、
淡いグラデーションが駄目とは、
果たして、どのくらいの濃淡が苦手なんだろうか、マルチコピー機のプリンターよ。

まだ、実際にコンビニのマルチコピー機を使って、試し刷りをしてみていない。
発色がどう出るか、それによって今後も直したり削除したり、取捨選択する必要が。
まずは、こんな路線でおります。
白黒版もそうですが、意外に自分の嗜好が垣間見えてくるものね、これ……。

端っこにある『黒十字療養所出版部』のロゴは、
折りこむから隠れてみえないはず、
という目算。

本の厚みやサイズによって、
背表紙や折り込みに必要な分が変わってくるし、
なんとなく、こんな感じで使えるか……という、ふわっとした作り方をしている。

本当ならば、ひっそり常設して、
気ままなペースで、ちまちまと配布したい。
しかしマルチコピー機は、登録画像をプリントアウトできる猶予が、一週間しかない。

ですので、もう少しだけ温かくなって、
異例な降雪シーズンを脱してからが、せめても妥当な時季だろうか、
……と思案中です。


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紙ブックカバー(無料配布予定)制作中 [ニュース]

紙の本のための、紙ブックカバーを制作中です。
できあがったら、ネットプリントで無料配布*しようと。

紙の本が好きなので(電子書籍は必要に迫られたときに大いに利用している)、
本にブックカバーを掛けたい。
自宅で読む本には、大抵、グラシン紙を購入して、掛けています。
本の扱いがとりわけ丁寧かというと、案外そうでもないので、
汚れたり濡れたりしたら、気軽に交換でき、焼け防止にもなるブックカバーは必須なのだ。

古本でしか入手できない、そこそこ汚れている本などは、
表紙を素手でじかに触るのに、抵抗があったりする。
手袋をはめて読むこともあるのだが、
ページがめくりにくくて、もともと古い本だし、けっこう破ける。

書店の紙ブックカバーが掛かった状態だと、どれも似たり寄ったりなので、
規格が画一の文庫本など、いちいちページを開いて目当ての本を探すのが、手間。
その点、グラシン紙は透けるので、便利で愛用しています。

しかしだ。グラシン紙のこの利点は同様に難点にも。
外で読みたいときに、他人に見える。
表紙や背表紙がもろ透ける。

見られて困るような本じゃなくても、
人から見えちゃうのって嫌なんですよ。
洋書とかも洋書とわかる「裸」で持ち歩いて読むのは、抵抗が。

革のブックカバーを持っているんですが、
本が重くなり、かさばるため、
使い捨てられる、紙のブックカバーが扱いやすいの……。

Amazonや楽天ブックスなどのネット書店を多用していると、
まず紙のブックカバーがついてこないし、
有ったら有ったで、どれもこれも同じカバーだと、
それはそれで、目当ての本が見つけずらい。

……という感じで、必要に迫られた。
どうせなら自分好みなスタイルの、紙ブックカバーを使いたいなあと。

また私と同様の不便を覚えている、本好き読者のかたがたは、
少なくないんじゃなかろうかと、思い立ちました。

自宅のインクジェットプリンターで、文章のプリントをすることに慣れていると、
画像のプリントは信じられないくらいインクを食う。
一般的なインクジェットだと、紙がインクを吸って、ビッシャびしゃに。乾くまでにシワシワに……。
焦って本に掛けると、本も手も汚れて本末転倒、はなはだしい。

しかし今は、コンビニのマルチコピー機で、ネットプリントができるのだ。
誰でもレーザープリンターにアクセス可能で、容易にプリントアウトできるじゃない!

遅まきながらそう気が付いたら、俄然、スイッチが入りまして、
作業しだしたら、興が乗ってきた。
いま紙のブックカバーデザインが30点ほど……。

マルチコピー機は淡い色のグラデーションが苦手と聞くので、
発色がどの程度になるか、カラー版は試し刷りしてみた結果で、大幅に変更するかもしれないため、
まだ不確定要素が多いですが。
白黒版は大体、こんな感じにする予定です。

紙ブックカバー/白黒版中里友香作)
1/8とあるスライド部分の[>]をクリックすると、8イメージが順に見られます。

(鳥のイラスト部分にうっすら入っている網目の透かしと、
蝶のイラスト部分に入っている網目とCanvaという文字は、
制作過程中のものにCanvaが入れている仕様であって、実際には消えます。)

カラー版はもっと甘い感じの、キレイめ素材を多く使ってます(後日サンプル公開予定)。
今回、ブックカバーの素材集めで役立ったのが、こちら。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
https://creativecommons.jp/

著作権が切れていて、加工や商用利用可能な、古いイメージの数々を一挙にサーチ出来る。
(サーチに掛かったものが、本当に著作権が切れているかどうかは、
いちいち確認したほうが良いとのことだが)
使えます。

*無料配布について



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†黒ミサTOKYO†初ライヴ・ヴューイング感想 [か行]

新年、明けてますが先月のHydeの†黒ミサTOKYO†について。
まあ年明けというのは節目ですが、
時間でいうなら一箇月も経っていませんで。

Hyde黒ミサのライヴ・ヴュの感想。
客観的なレヴューではなく、100%わたしの主観です。

又、今までもそうだったが、HydeとかハイドとかhydeとかHYDEとか、
表記ゆれがあります。そこらへん、あまり厳密に意識していません。
ラルクの時はhydeで、ソロの時はHYDEとかHydeとか、暗黙のルールがあるようだが、
HYDEという本の中でハイドが、
あんまりそこらへん厳密に意識してるわけでもないっぽいことを書いていたと思う。
それにあやかり、今までもそしてこれからも、
単純に変換が一番最初に出てきたものとか、
読みやすい字面のほうとかを選んでますので、悪しからずご理解くだされ。

さて黒ミサ。
いかにも、ザ・黒ミサというゴシックテイスト満載、
沢山のキャンドルの明りが燈っている舞台上の演出で、テンションが上がる。

ドライアイスが舞台上の足もとにヒタヒタと霧のように覆ってきて、
まずは楽団が登場。
9割がた女性で、黒のドレスを着ている、すらっとした印象の面々。

ダブルカルテットを含むオーケストラの演奏をバックにHydeが歌う、
という情報で、そのとおり。

……なのだが、なんというか私は勝手に、
玉置浩二のシンフォニック・オーケストラ・コンサートのようなものを想像していたのである。
つまり国内外の老若男女問わぬ、
黒い着たきり風のオーケストラ衣装を着こんでいる以外は外見ごった煮の演奏家、
かれらとのガチのオーケストラ対Hydeの競演バトルみたいな印象をもって、
黒ミサに来ていた。
ですので、一瞬、脳内でバグ修正が入ったのは事実。
雰囲気重視寄り……なのかな?

Hyde登場で始まります。

なにぶん私、ライヴ・ヴューイングで鑑賞するのが初めてでして。
これまでは、
(ライヴ・ヴューイングの値段って、ライヴのDVD、ことによるとブルーレイも購入できる価格だし、
円盤なら何度でも見られるから、ライヴ参戦が無理だったら、DVD購入したほうが賢いよ……)
と思っていたのである。
実際に行けない立場になってみないと分からんもの。

精神衛生上、「今、このときにライヴやってるのに……あああああ~」
と思いながら数時間ストレスに苛まれて過ごすくらいなら、
近場のライヴ・ヴューイングで、生中継で大画面で鑑賞したほうが絶対健康にも良い、
という結論に至ったのだった。
近いし、気楽だし、音響も最高で、これはこれで捨てたもんじゃない、
捨てる神あれば拾う神ありだわ……という発見がありました。

今までラルクの面々がライヴ・ヴューイングに向けてコメントを送ったり、
ジェスチャーしたりするのを、
「これって、おそらくはライヴ・ヴューイングの人は嬉しいんだろう……」
若干遠巻きに見ていたのに。

Hydeがライヴ・ヴューイングについて言及すると、ほんと、嬉しいものなのね。
ライヴ・ヴューイングについて言及したのは一回だけだったと思うけど、
それを丁寧に胸中にしまって、決して忘れないからね。
たとえるなら「鍵アカから影ながら応援してる」みたいな、
不完全ながらリンクしている気分か。

ライヴ・ヴューイングだと、ライヴの時は映画館でも全員立って臨む、
と聞いたことが有った。
さすがに今回は、黒ミサ会場生参加の人たちも、
全員着席で臨む、おしゃれめコンサートなので、
立ちはしなかったが。

……拍手とか……する?

映画館の面々は、拍手なども一切しないで、静かに見ていました(むろん私も)。
おそらくだが、自分を含め、皆、やや不慣れで様子見状態だったかと。
ラルクは近年、大きなライヴのときには必ずライヴ・ヴューイングがありますが、
Hydeの黒ミサのライヴ・ヴューイングは、今回が初めてだ。

ハイドの声はダブルカルテットの弦楽器と良く合う。

弦楽器(ことに私はチェロびいき)は、
楽器の音色に、鼓膜と横隔膜とを共振させて聴く感覚があって、
大変、心地良い楽器なのだが、
ハイドの声も、ハイド特有の声音で歌うと、
鼓膜と横隔膜が共振するような特有の心地よさがあるんですよ。

かねてより、弦楽器と合いそう……と思っていたのだが、
はたして、その通りだった。

HydeのMCが合間合間に入ります。
「黒ミサというと悪魔を召喚するミサなわけですが、この黒ミサはそういうのではなくて……」
という前振りで、
え……若干わたしは拍子抜け。

もちろん悪魔を召喚するだなんて思ってませんし、されても困りますが、
これもまた勝手な私の期待だったのだが、クリスマスイヴ・イヴの23日と、
クリスマスイヴの24日に黒ミサをやるなんて、ゴシックで攻めてるなあと。

だから“前半はきっと、まがまがしい感じの曲で攻めて、だんだん盛り上がって、
おどろおどろしさが、ついには美しく昇華される展開で浄化され、お開き”
……という聖堂に入る前の、教会の強面の雰囲気と、
一転、中に入るとステンドグラスの空間でじっくり癒され、
教会を去る。
そんな体感を、曲で再現してくれるのかなあと、期待してたんですよ。
あくまでも黒ミサ的スタイル重視路線なんだな……。
了解した。

Hydeの声をメインに、弦楽器やらフルートやら。
嫌いな音や、嫌いな音楽は一つもなく、
一種の宗教曲みたいな癒し効果は確かにある……ずっと聞いてられる……。
前半はそんなでした。

木管はいましたが金管楽器はゼロですし、
オーケストラといっても、室内音楽風なアレンジ。

時々、画面で抜かれる鍵盤の上の楽譜がタブレット仕様だったのが、
やけに目についた。
チェロの弦が何を使っているのかが、個人的にはかなり気になり、
弦の先端の留め具の色に、目を凝らしてみたりもした。
(赤いのがチラ見えしたから、スピロコアかな……)

Hydeが英語で歌った曲は、私自身も大好きだったが(戦場のメリークリスマスの曲)
ややモヤッとした。
今回、けっして多くはない曲数の中で、
うち1曲に、英語の歌詞をわざわざつけてハイドが歌っただけあり、
思い入れも深いのだろうが、
なんていうか、どうせなら日本語の曲のほうがHydeの伝える力がやはり強いし、
そっちが聴きたいという欲求が……。

わたしは曲中に英語のフレーズが混じるのは、とても好きです。
英語のほうが伝わりやすいこともあるし、英語のほうが音やリズムに乗せやすい部分もある。
むろん日本語のほうが伝わりやすいところもある。

まるっと全部英語だったのが、ちょっと……。
私自身、英語でご飯食べてる部分も無きにもあらずで、
アンチ英語では全くないし、
海外向けのライヴとかならわかる。

今回ひっそりとファンの為だけに行われるコアな黒ミサ、
というテーマな感じのコンサートだったこともあり……。

Hyde、MCでVampsの活動休止について短く言及。
「それから、もっとどうにもならないバンドがあってですね(笑)」
ラルクのことだ……ラルクのことだ……ざわざわざわ……

Ken登場。
ラルクのギタリストのKenが登場。
今回、この共演を私は待っていたんだよ。

Kenが出てきたときのHydeの嬉しそうなことといったら!
Hydeにめっちゃ嬉しそうな顔をされて、
Kenがたじろぎ気味に照れて、やや、おずおず挙動不審なりかけるところが、
二人して壇上で笑いが止まらないところが、
「ああこの二人は絶対に大丈夫だ」と。

これが良い距離感なんだろうなと、しみじみ思いましたね。
ラルクはずっと続くに違いないと。ラルクは4人でラルクだけれども!

二人で壇上で絶妙な掛け合いして、二人だけでめっちゃ笑ってて、
バックのコンマス以下誰一人としてクスリともしていなく、
「笑ってるの僕たちだけですよ」と言ってるのが、
ああ、このノり、ラルクだわ、嬉しいわ……。
わたしだけでなく、会場のファンほぼ全員がそう感じていたに違いない。

実際、黒ミサコンサートのあと、
映画館のトイレの行列で、前後の女の子がずっと二人について嬉しそうに再現しあってたし、
それを耳に入れながら、大半が「皆まで言うな、わかっている、完全に同意」
という顔をしていたから。

Ken、今回はゲスト出演なので、下ネタは完全に封印でした。
外見が若干、葉加瀬太郎に似てきたのが、なんだか心配だった。

で、ハイドがラルクの曲を、
Kenのギターと、オーケストラ演奏で歌いました。8曲ほど。
やはりHydeはラルクの曲を歌っているときが一番輝く
異論は認める。
(しかし私も容易にこの主張を曲げるつもりはない。)
だってラルク曲で、とたんに舞台上が輝きましたし、華やぎましたから。

100%主観による偏見かというと、そういうつもりでもなく。
やはりHydeがつくる曲や、Hydeが選ぶ曲は、Hydeが歌いやすい曲なので、
音域が似てるんですよ。
どれも大好きな曲なのですが、
さすがにずらっとバラード系が並ぶと、メリハリが若干うせる。

ラルクの中でもKen曲は、Hydeの音域の可能性を知ったうえで、
ひょっとしたらHydeにも歌いにくい、
Hydeじゃないと、とてもじゃないけど歌えない、という高低差の緩急で出来ている。
化学反応でワン&オンリーのクオリティの高さになるんです。
(やったのはKen曲だけではなかったが、引き立て合うのよ。)

今回は『黒ミサ』
Ken曲の「花葬」を待っていたが、
……なかった。
ラルクのライヴでも、アコースティック・ヴァージョンの「花葬」がすごく良かった。
オーケストラに合うだろうなあ。
ラルクの代表曲でもあるから、封印していたんだろうか。

最近のラルクのKen曲で、ダークなナンバー「Everlasting」
陶酔感をもたらす曲調なので、『黒ミサ』にもぴったりだろうと超期待していたのだが、
こちらも演奏はなかった。

選曲は黒ミサというよりも、
クリスマスシーズンにちなんだ雪の曲、冬の曲がメインであった。
(前半にやったGlobeのDepartureも御存知、雪と冬の歌詞。)

Hydeは雪が大好きで、
いっぽうKenは雪とか、うわ、じゃまくさ系だし、
そのことは今回、MCでも語ってました。

「叙情詩」を歌ってくれたのは、私にはとても嬉しかった。
「MY HEART DRAWS A DREAM」では、
左隣に座っていた見知らぬお姉さんが静かに泣いておられた。
「Forbidden Lover」は『黒ミサ』に然(しか)り、という相応しさで、良かったです。

個人的に欲を言えば「My Dear」とか「Sell My Soul」とか、
黒ミサのテーマにも合うし、
今回のようなクラシックな楽器に合う、じっくり聴きいりたいバラードなので、
聴けたらよかったな。
ソロ曲なら「Shining Over You」*を……。
出だしが弦楽器だし、最高だと思うんですよ。

ライヴ・ヴューイングも捨てたもんじゃないと感じていた私ですが、
Kenが出てきて、ラルクの定番曲を立て続けに披露したときには、
ああ、なんで私は会場にいないんだろう……
不完全燃焼感が募りました。

普段はマイクスタンドをぶんぶん振り回しているから、
マイクのコードの扱いに不慣れなハイドさん、
終わりに、
「ああ、もうちょっとやればよかったな……(余力がある、皆もついていける顔してる)」
と、こぼしていたのが印象的でした。

*



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Hyde黒ミサ♪ライヴ・ヴューイング@TOHOシネマズ新宿 [は行]

行ってきました。
尚、わたしが最初からライヴ・ヴュで甘んじたと思わないでいただきたい!
全ての先行発売に落選しました。ええそうです。
こんなことってあるのか……と思いました。
で、先行ではなく一般発売ともなれば、開始と同時に回線混雑中……アクセスができない。
発売後8分後に通じたときには、いずれも、すべて売り切れだったのだ。
SS席もS席もA席も、23日だろうと24日だろうと、
ぴあも、ローソンチケットも、ヤフーチケットも、(以下略)もう、どこも全部が!

はっきりいってライヴ・ヴューイングのチケットすら当選するか、あやうかった。

大抵わたしは最終日を第一希望にするのが常ですが、
(初日は内容のネタバレを配慮せねばならないし)
今回、ライヴ・ビューイングは23日・一日だけしかやらないようで、
本日の初日に行ってきました。

ということもあり、もろもろ感想は後ほどアップする予定です。
内容と関係のないところでいうと、
午後5時開始予定ですが、実際は午後5時25分から始まりました。
これは、いつものお約束な感じですね。
全席指定だから、私は5時ぴったりに映画館に着いた感じで、ちょうど良かった。

終わったのは、午後7時半過ぎだったかと。
今回、腕時計をはめていかなかったのみならず、携帯を忘れていったので、
終わった時間は、駅に着いて、駅の時計で逆算してなんとなく推し量った。
こういうお楽しみイベントには必ず些細なミスをするなあ、わたしは……。

以前、ナダルが来日し、
テニスの試合を観戦するおり、観戦チケットを忘れて電車にかなり乗ってから気がついた。
家に取りに戻ったことがあります。
(身内に持ってきてくれるように頼む手立てもなくはなかったが、
多分一生、あとあとまで言われると思った……)
そんな失態で、試合の1セットをまるっと逃したことがある。

それと比べれば、コンサート中はいずれにしても携帯の電源を切るので、
ちょっと忘れたくらいは良しとせねばなるまい。
(タブレット端末は持ってたんですが、起動するのが面倒くさかった。)

はやい話が、浮かれてたということだ。

盲亀の浮木、優曇華の花待ちたること久し [ま行]

下の忠臣蔵のブログで、
「14日丑の刻ですから実質、15日の今頃」
と書いてますが、これ日にちからして間違ってるよね、私。
14日の丑の刻は、あくまでも14日の未明(つまり13日の深夜)ですよね。*
つい深夜アニメ時間枠で考えてしまってだな……。
昨今では、深夜アニメ時間枠も、14日26時とかいう表記がなされるというのに……。
当ブログにて訂正いたします。
お目汚し、失礼しました。

そのこないだのブログで、
細川家が大石内蔵助以下17名を預かったことにチラッと触れましたが、
この一年前の永青文庫の公式ツイートが、そのことに関してツイートしています。

https://twitter.com/eiseibunko/status/809048715658862595
https://twitter.com/eiseibunko/status/809048728505978880
https://twitter.com/eiseibunko/status/809049640691646465

他の屋敷に預けられた赤穂浪士は、厳しい待遇だったところも少なくなかったのに。
細川家は格別の厚い待遇でもてなした。
その記録がいちいち残っているんですよね。

刀剣乱舞で小夜左文字という短刀がいて、細川家が所有していた。
お小夜のログインボイス「盲亀の浮木、優曇華の花待ちたること久し」

細川幽斎が当時の持ち主に懇願して入手し、
忠興に受け継いだ小夜左文字は、
刀剣乱舞の中で、唯一、仇討ちに使われたという逸話のある一振り。
(細川忠利の代に飢饉の領民を救うため、資金繰りに売却された。)

細川家というと、ガラシャとか茶道具とか、
雅な文化に精通しているイメージが、やや先行しがちな一面がありますが。
義を貴ぶ仇討ちの逸話を、心底、愛する一族なんだなあと。

単に感銘を受け称賛するのは誰でもできるかもしれないけれども、
ある種、身を切ってでも尊ぶだけの精神性が、代々、脈々と受け継がれてきてたんですね。

*追記


「もってめいすべし」 [ま行]

「以って瞑すべし」という言葉をはじめて聞いたのは忠臣蔵だったし、
後にも先にも忠臣蔵以外で聞いたことはない気がする。
当時、小学生でした。

12月14日深夜は赤穂浪士討ち入りの日で、
14日丑の刻ですから実質、15日の今頃ですね。
(といってもまあ旧暦なので、全然今頃じゃないですけど……。)
昨今はググると、旧暦カレンダーなるものが出てくるので便利。
旧暦の12月14日は、今の一月末にあたるようですが……。


https://youtu.be/0VifRvgGwpQ
年末時代劇スペシャル 「忠臣蔵」オープニング 1985年

キャスティングの豪華さよ。

そういえば私、この曲を友人とのカラオケで歌って、ドン引きされた覚えが。
カラオケ中盤の中だるみの時間帯に歌ったのよ、
一昔前の歌謡曲って、とても歌いやすいんだ。
男性ボーカルだけれど、音域が高いので、女の私でもちょうど良かったんだ。

忠臣蔵は数々見てきたけれど、
この忠臣蔵が、一番好きです。
最近でも一挙再放送などしていたようなので、
いわゆる世代じゃなくても、意外に視聴した人もいるのでは。

東Maxの父親の東八郎が畳屋を演じていたり、
あと今では一丁前でらっしゃる坂上忍が、大石内蔵助の息子の主税を演じていたり。
ちなみに私はこの忠臣蔵をはじめ、
森繁久彌が悪い狸爺をやっているドラマがツボなのかもしれない。
森繁久彌が家康を演じた昔のドラマ・関ヶ原(司馬遼太郎原作)も、
アメリカ留学中、週一で古い日本のドラマを再放送していて、そのときに見たんですが、
その憎ったらしいことといったら、なかったよ……。

この忠臣蔵の放送後、
殿中松の廊下の下絵? が発見されたとかで。
昨今、見られる忠臣蔵の松の廊下は、その辺をきちんと反映していて、
海辺に磯松、千鳥が飛んでいる絵柄なんですよね。

今と比較すると美術や照明、鬘や衣装などはコスプレレベルなのかもしれない。
が、なんといっても台詞が良い。
役者陣の演じている声も良い。
このままオーディオCDにして出してほしいくらいである。
この頃の役者さんは皆、本当に声が良いんですよ。今の声優並みと言えばいいのか。
実際、赤埴源蔵を演じている、あおい輝彦は『あしたのジョー』のジョー役でしたね。

里見浩太朗主演 忠臣蔵 前篇
*
https://youtu.be/ps6fwh1OKuw?t=36m55s

個人的には、前篇は36分55秒から47分40秒あたりまでが好きです。
ナレーションの声も良い。
画面が悪いんですが、音声(台詞)だけで充分に楽しめるレベル。

平川門にて、罪人の駕籠に乗せられた殿(浅野内匠頭)からは、
江戸詰めの側近の面々が見えない。
そこで家臣たちが、次々に名を名乗っていくところは、
時代劇らしい鉄板シーン。

見えない殿相手に、次々と家臣が名乗る、というのは、
ドラマ『関ヶ原(加藤剛が石田三成役)』でもありました。
小早川が裏切って、負け戦が決まった大谷刑部(盲目)に、
家臣たちが名を名乗って、討ち死にしに行くシーンです。

最近のドラマだと切腹シーンというのは本当に流れない。
切腹した、と知っているからわかりますが、
知らないで見たら、何のシーンだかさっぱりわからないぐらい。

この忠臣蔵は浅野内匠頭が、きちんと武士としての作法を踏んで、
切腹します。(重ねて言うが、これ映画じゃなくて、ドラマなのにだ。)
また、このドラマの1:56:15から前篇エンディングにかけては、
内蔵助が、息子の主税に切腹の作法を教えるシーン。
粛々と切腹する作法と覚悟を心得ているものが、武士である、
というのを全面に出してきてるんですよね。

里見浩太朗主演 忠臣蔵 後篇
*
https://youtu.be/J29ZKtx7eOg?t=1h10m15s

1:10:16から討ち入りシーン。
画面が悪いし、騒がしいけど、
30分弱でエンディングですし、見て損はないかと。
遺恨あって討ち入りします、という上告書を地面に竹でぶッ差すところで、
見ているこちらもスイッチが入ります。

実際にはこのドラマにあるような陣太鼓を叩きはせず、
ドラを持って乗り込んだらしいですし、
火消し装束なのは歴史考察的に正しい感じよな……。
その、虚実入り混じってドラマを織りなしている塩梅が、程良くもある。

今、この動画を見返して思い出した、
そうだ清水一学って二刀流だったねえ……。
目当ては吉良上野介の白髪首一つなのに、
清水一学を、堀部安兵衛(剣豪)が倒すことに、なんで意味があるかというと、
清水一学は上杉家と通じていて、
清水一学が上杉家(吉良家と縁戚)の兵を連れて戻ってきたら、
一巻の終わりだからなんですよね。
ほんと設定秀逸……。

私は、この動画でいう1:18:55~が好きでして。
威勢良く討ち入りしたはずが一転、暗雲が垂れこめてきてからの、仇討ちの流れが。

わざとらしく炭焼き小屋から畳を敷いて、
「いざ、おであえめされよ」からのシーンは特にたまらない。

忠臣蔵は色々なパターンがあって、
吉良が命乞いしたり、この期に及んで弁解を試みたり、
最後まで抵抗するのも少なくないですが、
この忠臣蔵では、吉良が「人間五十年、下天の内をくらぶれば~」
弱々しくも舞を舞う態で出てくるんです。

吉良上野介の度重なるパワハラに耐えかねて、
浅野内匠頭は殿中松の廊下にて刃傷に及んだわけだが、
まあ、今に照らし合わせてみると、
アメリカ大統領・訪日中に、首相官邸にて、
県知事が官房長官に個人的恨み(パワハラが原因)で発砲するとか、
日本でサミット開催中、各国首脳を接待中に、発砲するとかに匹敵するわけで。

当時、即刻切腹だったのは仕方がないと思うんです。
領地没収・お家取り潰しも、やむを得なかったろうと。

無論、喧嘩両成敗の法を曲げて、吉良には一切お咎めなし、
という、力のある者は、お咎めなしで、
その場で、立場の弱い者だけが罰せられるという点は、
おおいに官僚的で、御政道がまかりならないですが。

ただ、それ以上に心情的な問題として、
一国の大名を庭先で即日切腹というのが、いくら何でも武士の情けから外れている。
(武士道以前に、人の道からも普通に外れてますよね。浅野内匠頭は誰も殺してないんだし。)
目上に盾突くとこうなる、という強者から弱者への見せしめリンチみたいなもんなので。
庭先ですよ。ふつう一室、設けるよ。

だからこそ、
吉良を無理やり引きずり出して、首を落とせば済むのに、
あえて武士として、わざとらしく畳を敷いて
「高家衆筆頭の格式を以ってお迎え申し上げる」というシナリオが際立つ。
痛烈な意趣返し。しかも高踏な。
吉良もそれに応えて、なけなしの威厳をもって出てくる、というのが秀逸です。

吉良のよぼよぼした年寄りの素足の爪先が覗くところから、俯瞰になるカメラワーク、
江戸詰めの面々が吉良を見るときの、心底憎そうな表情と、
対して、赤穂に居た面々が、こいつなのか、という顔をしているところ。
赤穂組は、それまで吉良を見たことすらないわけで。
このちっぽけな白髪頭の爺が、播州赤穂藩を潰し、我々を路頭に迷わせた元凶なのかという。
その対比も、無言の中に伝わってくるんです。

最後、大石内蔵助が切腹を命じられて、
白い着物で、廊下を歩いていくところで終わるわけですが、
大石内蔵助以下17名(他の赤穂浪士はほかの家)が預けられたのは、
江戸にある細川家下屋敷(港区高輪一丁目)なんですよね。
とすると、ここは細川家という設定だったんだなあ。

刀剣乱舞で細川忠興の刀、歌仙兼定を永青文庫(文京区目白台)まで見に行った身としては、
今更、意外なところで、つながりを発見したりします。
(永青文庫の刊行物で知ったのよ。)

追記



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作業系は見入る [最近のお気に入り]

日本刀よりも身近かつ純然たる刃物感が強いので、
綺麗になるにつれて、怖くなってくる。


https://youtu.be/mUfK3iu7-N4
骨董品店で買った錆包丁を18時間手作業で研いだ結果

庖丁を古い柄から取り外すところで、見ていて滅茶苦茶ひやひやした……。
うっかり手が滑ったら、ざっくり行きそう、切腹しちゃいそう。
なぜもっと錆びまくった、なまくらな段階で取り外さなかったんだ……。
なんか色々とすごい。視聴回数もすごいですね。

「切れ味の良い刀で上手い人が介錯すると、ほとんど痛くない、斬られたとも気づかない」
と時代劇などで、よく目にするたび、
まあ鈍らで下手な人なら当然苦しいだろうけどねえ……(いくらなんでも言い過ぎでしょ)
と思っていましたが、
どんどん綺麗に研ぎこまれてくるにつれて、
本当なんだろうな……という気分にさせられます。

最終的に、金属ってすごいな! 青銅器時代とか習ったもんな……
という感覚に到達した。


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作業空間と生活空間を陰陽で区別するとかかな [さ行]

インテリアに昔からかなり興味があり、
かつまた自宅のインテリアに常に問題を抱えている。
家具調度を愛でることが基本的に大好きでもあるので、
インテリア系の雑誌やサイトをよく見る。
で、最近ようやく気が付いてきたのだが、
こんなの参考になりゃあしないじゃん、という事です。

別に、天井がすっごい高くて、
暖炉全室完備、マントルピースが大理石、
ドアのノブの位置も高くて、カーテンでドレスを仕立てちゃえるような超豪華なお屋敷の、
温室とか庭園とかを一般にも公開してます、別館は美術館です系の住まいのインテリアが、
参考にならないなどと文句を言ってるんじゃありません、私は。
むしろ、作家として参考になるので、そういうのはもっとやってほしい。
海外版のELLE DECORとか、目の保養。

使えない、現実味がない……と感じるのは、
実用的な暮らしぶりを提案しているインテリア雑誌です。
何人暮らし・何平米・築何年
みたいな実例を挙げて、あなたの住まいでもきっと役立てられるインテリアとリフォームを紹介、
これ系の雑誌の、いかに私にとって役立たずな代物であることよ。

想定空間で住人が、仕事をしていないんですよ。暮らしているだけ。
家では料理して、食べて、テレビを見て……あるいは音楽を聞いて、
着替えて、寝るくらいの用向きしか想定されていない。
あとは水回りの場所を確保。
暮らしと収納の空間。以上。

オサレな窓辺に、
キッチンカウンターよりも細い、窓の桟かと思われるほどのオサレスペースがあって、
そこに薄いノートパソコン、オサレなマグカップと、可憐な花の一輪挿しかなんかが置いてあって、
私らしいプライベート書斎! 
みたいな態で紹介されているスペースとか、Huh? 
書斎、舐めてんのか?

スマフォやタブレット端末の普及により、
インテリア雑誌にうっすいノートパソコンの置かれているスペースがあれば、
昨今、まだましなほうです。
断捨離という造語の概念が日本に広まった弊害で、
日本の実用系インテリア雑誌は、もうほとんど清潔で明るい刑務所ですよ。
スウェーデン、ノルウェーの刑務所でググったらいいよ。そっくりだよ。

実際は、家で仕事をする人は結構いる。
むしろ増えてきていると思う。
みんながみんな、文筆業とは限らないけれども、
PCを使って在宅勤務とか、スカイプを使って会社に業務連絡とか、
多様な働き方をしている人が増えてきているわけで。
SOHOビジネスとか、自宅でのダブルワークとか。
さまざまな分野の同人作家さんとか、
社会人でも専門学校や大学の科目を履修したりする人も居るし、
自宅に本格的な作業・勉強スペースが必要な人は、認識されている以上に存在すると思う。

ところが趣味に重点を置いたインテリアなどの特集だと、
ギターが壁にいっぱい飾ってあるとか、
マウンテンバイクやスポーツサイクル系の自転車が壁にいっぱい飾ってあるのとか。
なんだかんだ収集系の趣味のコレクションの飾り方みたいな視野ばかり。

それらも大切だけれど、もっとこう、
家でがっつり作業をしたい人の為のインテリア雑誌や、特集はないものか。

省スペースでどれだけ本や資料を安全に配置し、地震にも怖くない作業要塞を設けられるか。
配線コードをすっきりできるコツ、コードレス化は不都合もあるので、その辺の選択と工夫とか。
作業場兼自宅を、システマチックかつ機能的に、散らかりにくいようにする動線づくり。

生活スペースが作業スペースに占領されないように、
それでいて作業場が生活空間に侵食されないように、
限られた空間で双方が違和感なく共存できる、文具とか家具とか、照明の選び方。

そういう個人ビジネス系インテリアのコツに、特化した雑誌を、誰か作ってくれまいか。
サイトでもいい……。
需要有ると思うんです。


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近々グラブルが進撃とコラボしてミカサが確定報酬っぽい [最近のお気に入り]

一箇月以上ブログを更新しないと身辺を問われ、生存の安否を気遣われるので、
最近わたしがニコニコ動画で「とりあえずマイリスト」に登録したMMDを、
上二つ(最近登録した順に)こちらにシェアしておくことにいたします。

ブログが放置気味だった理由はいくつかあるが、
ブログ更新に使っているFirefoxの字体が、
ついにGoogle Chromeや、IEで多用されているのと類似の、
横長に平べったい、まるっこい字体(メイリオ)がデフォルトになりまして。

更新のテンションがダダ下がり、放置していました。
(メイリオ、わたしには少々気持ち悪いというか居心地悪い……。)

〇【MMD刀剣乱舞】ぼくらはみんな意味不明【大典太光世】 (2:35)
http://nico.ms/sm31820567

大典太光世と前田家で共に過ごした前田藤四郎君の姿が、ちらほらとよぎるのと、
大典太さんの逸話にちなんだ、鳥がバサバサおちてくる場面にそそられて、
リストに登録した記憶が。
蔵にずっと仕舞われていた過去というのは、刀剣男士にしてみれば座敷牢なんだな……。

〇【人力文アル】送墓唄【小泉・若山】 (3:30)
http://nico.ms/sm32092880

こちら「人力」というボカロなんですね、人が歌ってるのかと聞きまごう部分が。
こういう世界観は好物です。
動画の小泉八雲と若山牧水は、うちでは全然育っていません。

文アルは、最近その分の時間をすべてグラブルに移行し、
島崎藤村、国木田独歩、高村光太郎、北原白秋、小林多喜二、太宰治、江戸川乱歩
このあたりがうちでは上位レベルですが、
『坊ちゃん』のステージ攻略中のままで止まっています。

グラブルの画面がサクサク進むいっぽう、文アルは画面が重すぎだし、
たとえば刀剣乱舞はクリックすると画面が切り替わるけれども、
文アルは、起動画面も、勝利画面も、文豪ボイスも、
クリックしても全く切り替えがきかないところが、扱いにくくて。
放置していたのですが、『斜陽』イベントで、久々にログインしました。

相変わらず私と運営との文豪に対する解釈違い、乖離具合が甚だしいが、
さすがに『斜陽』イベントは、やっとかないといけない気がした。
文豪の生原稿の画像も確認したかった。


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採算の算出法? [さ行]

最近の東京の寒さと暗さには、ゴシック大好き・太陽は恐ろしい系のさすがの私もひく。
ドン引きである。
雨と宵闇に有難味がなさすぎる。

つい先ほど、霧雨の降りしきる中、
出かける用事があったついでに、お役所に不在者投票におもむいた。
が、想像以上に長蛇の列。
(あ~?)
ってなりました。

今迄、不在者投票というと、平日の昼間にしか行ったことがなかった。
やはり土曜の夕方は混むのか……と思いつつ、
若干、二の足を踏みつつも、列の最後尾につこうとしたところ
「ただいま投票まで、40分ほどお待ちいただいております」

帰ってきました。

明日は悪天候が見込まれるので、
今日中に済ませておこうと思ったのだが、
いいよもう大人しく明日行くよ……。

関東地方の台風直撃は月曜みたいだから、たぶん大丈夫だよ……。
投票所、けっこう遠いんだよなあ……。

つか全国的に台風直撃なのだ。
火曜日くらいまで延長してほしい、切実に……。
これ台風直撃地方でのアクセスの悪さに、不平等具合がすごいでしょう。

お役所の出口付近で、
「もうほんと日本人ってばかだよ、馬鹿まじめだよ」と、
長時間待って投票を終えたらしきおばさんが、その連れに猛烈に愚痴ってるのにすれ違いました。
いやほんとそうですよねーと相槌を打ちたかった。
寒くて暗くて、目くばせ一つできなかったが。

すごすごと帰ってきながら、
人はなんだかんだ困難な状況になっても、必ずやりたいことは達成するものだ、
という理論はわりと嘘だなあ……と。
必ずしも逆境に意欲がかきたてられるとは限らない。
時には、むしろ削がれる。おおいに削がれる。

本が平積みに置かれている作家と、
注文して取り寄せないと手に入れられない作家の本とでは、
アクセスに違いがありすぎる。
便利過ぎても有難味がないけれど、
すぐ手に入らなければ面倒になって、そのままになっちゃう場合もありうるよな……。
なにしろ無くて生きられないものじゃないのだ。
魂の暮らしぶり、その質を変えはするが。

と、ひょんなことから自分の置かれた作家としての立場に照らしあわせて、
嘆かわしく憂鬱が増すのだった。
世の中の不公平感をむやみに失くすことは不自然だが、
機会の平等は絶対必要よ……。

人気作家は売れるから本が刷られる。
しかし私みたいな作家の場合、本が刷られなければ、人に読んでもらえないんだから、
そもそも読者に届かない。
それでどうして売り上げの実績が云々だから今回は残念ながらとか言えるんだ……

みんな最初に同じ冊数だけ刷り、
みんな最初に同じ数の書店に、
同じ冊数だけ並べて、
その統計を取って優劣をつけるのでなければ、
実績データとしても不完全、不健全なのである。

(もっといえば、有名作家はそれだけ名が知れていて、
広告しなくともみんな知ってるんだから、
無名作家にスポットを当てないと、機会均等とは到底、呼べないのだが……
これはいったん置いておくとしてもだ。
無名作家の本が部数も少なく、本屋にも置かれないなら、
どうやって売り上げの実績を出せるのか教えてほしい。

伊勢志摩に住んでいる友人がいるのだが、
伊勢志摩の書店で私の本が置いてあるところは、一箇所もないと言っていた。
今までに一度たりとても見たことがないと。伊勢志摩の人が読書しないわけじゃなかろうに。)

また短期間ではなく、長期スパンにわたっても調べないと、
短期間だけのデータでは、どうしても、すぐ読みおえられる本の売り上げが伸びやすくなる。
長期的な目算を視野にいれないのは、データに不備があるといえはしまいか。

この手の世の中にある不公平感が簡単になくならないのは、
機会の平等に対する是正をすることで、
誰かが逆に損するから、
という見方が強いが、
損するというよりも、そのために労力を割くのが面倒くさいからなだけな気がする。
(それを大局的に損と呼ぶのだ。)

「不平等における得しない側」にいるマイノリティごときのために、
マジョリティの俺様が心を砕き、対策を講ずるのが馬鹿馬鹿しい、ってのが有るんだろう。
心を砕き、手を尽くしたなら、その分の見返りを求めたくなるんだろう。
(マジョリティは見返りなど求められないのに……。)

という感じで、やはりマイノリティはマイノリティぶりを自分の力で脱却できないシステム、
どうにかならないか。
生きにくい。

便利と負担の境界線 [は行]

昨年あたりから「最近、映画がつまんないんだよね」モードに突入し、
購入したまま放置している積みDVDが20本を超えて、
めっきり映画を見なくなっていた。

先日の『ダンケルク』でスイッチが切り替わったらしく、着々と消化しつつある。
良い映画もあれば、今一つなのもある。

映画を見なくなっていた理由はいくつかあって、
その一つには、2箇月前にデーブ・スペクターがこの記事*の中でも言及していたが、
最近、ハリウッド映画が「海外でもウケやすい大味なアクションや、コミック原作ばかり」で。
おまけにリメイクが続くので、娯楽作としては楽しめなくもないのだが、
今一つ、斬新な衝撃とか、地味にしみじみ味わえる良さのある作品に、
巡り合いにくくなってきた気がしていたからです。

日本でも、歴史ドラマなど、本能寺とか関ヶ原とか忠臣蔵とか新選組とか、
あの手この手で幾度となく作り変えては、やっていて、
アニメのリメイクも続いているし、そのクラスタのファンとしてはリメイクは嬉しいのだ。

ただ純粋に、新しいストーリーに出あってみたい!
と思っている場合、アメコミのリメイク等は、続くとさすがに大味で飽きてくる。
技術は磨かれて、目には楽しいけれども、世界観は目新しくないし、話の大筋も知っている。
作品の世界観に馴染みがあるという点は、
大衆の集客には多分、手っ取り早いプラスになるんだろう。だからやるのだ。

かつては映画館で眠っちゃうなど考えられなく、
寝不足で見に行っても、見終えた後は目がギンギンに冴えて映画館を出る感じでしたが、
昨今では、わりと寝落ちしがちです。
中盤の派手なアクションシーンで、5分程度だけスリープ……からのログアウト……。

また私には吉祥寺のバウスシアターが閉まったのが存外、大きかった。
吉祥寺の映画館は、誕生月だと男女問わず誰でも割引価格で映画が見られる(身分証提示)。
かつては誕生月など、通い詰めていました。
しかしここ数年、誕生月に映画を見にいく習慣がぱったり途絶えた。
見たい映画がやっていないんだもの。
たった一つの映画館が閉まっただけで、
こんなに自分の行動パターンに影響が出るのか……と痛感せざるをえない。

でもまあ、私が映画を見なくなっていた地味に最大な原因は、
利用していたDVD宅配レンタルシステムの所為だろうなあと、自己分析しています。
毎月、毎月、4本分の映画が送られてくるタイプに8年くらい契約していました。

見たい映画を30本くらい予約しておいて、
その中でレンタル可能なものが、毎月2回にわけて2本ずつ送られてくるシステムで、
延長料金が取られない。かわりに、DVDを返却しないと次の2本分が送られてこない。
繰り越しできる枚数は限られています。

で、そのとき自分が見たい映画が必ずしも送られてこないのだった。
自分が予約した映画ではあるんですが。

馬鹿っぽいノリの映画を気楽に見たいと思っているときに、
死ぬほど重いタイプの実話映画が届いたり、
じっくり文芸映画を楽しみたいと思っているときに、
アクション大作が届いたり……。
おしゃれな恋愛映画を見たい気分のときに、
戦場で泥水を啜る系の映画が届く。逆もまたしかりだ。

いずれも自分自身が見たいと思って予約していた作品であろうとも、
さすがにちょっと辟易(へきえき)してくる。
殺伐としたマフィア映画を見たいときに、
夢いっぱいのファンタジー大作が届いたりすると、正直、うんざりする。

名作や大作は、作品のパワーに引っ張られて、
私個人の気分など良くも悪くもお構いなし、
圧倒的な力技で感動させてくれるんですが、
そういった名作は、年にそうそう出くわせるもんではない。

そのうちに、レンタルDVDが届くのが、
子供の頃、毎月の通信教育が届いたときのあれ、
「うぇ~来ちゃったよ」という微妙なストレス、負担にしか感じられなくなって、
楽しみのはずの映画が、ひたすらこなしていく仕事と化してくるんです。

ゲームだったら日課やマンスリーの任務をこなすと、それなりに報酬をくれるし、
やらなければやらないで問題ないが、
DVDは見終えて送り返したら、また次がすぐ届くわけで、
便利なのを通りこして、DMみたいに鬱陶しくなってくるんです。
そして見ようが見まいが毎月定額、引き落とされる。
ノルマの持ち帰りをしているみたいに、もう勘弁してほしくなり……。
今では、この手のレンタルを利用するのは止めにしていますが、
おかげで、めっきり見なくなっていた。

思えば、アメリカで足しげく映画館に通って、週に3本ペースで見ていた時も、
面白い作品もあれば、つまんない作品もあった。
100本のうち、10本良ければ、上々だった。
うち3本が私好みの映画だったらラッキーだった。
それでも映画を見ること自体が気分転換で楽しかったんですよね。
英語の勉強になるという、言い訳にもできた(笑)

それが昨今では2時間のタスクと化して、
ディスクをプレーヤーに入れる作業がすでに面倒くさい、
と思うくらいになっていたのである。

そこで何本かネットレンタルを利用してPCで映画を見もしたが、
これもまたメリットとデメリットがある。
ちょうど、紙の本と、電子書籍と、どちらが扱いやすいかといった争点と、似ているかも。
実際のところは、紙の本と電子書籍の違いは、
映画館での映画鑑賞と、自宅PCでの映画鑑賞、という差が相応の比較対象だと思います。

*



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