一週間前のニュース、友人から教えてもらったのだけれど、かわいくてお気に入り。
ニュースはこちら。
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[ベルリン 5日 ロイター] ドイツのハノーバーに住む3人の子どもが、寒さにうんざりしてアフリカを目指したものの、地元の駅で警察に補導されるという出来事があった。警察が5日に発表した。
6歳の男児と7歳の女児は、新年に何か特別なことをしようと暖かいアフリカに行き結婚することを計画。証人として女児の妹(5)も連れ、1日早朝に路面電車で中央駅に行き、空港に向かう電車に乗り込もうとしているところを警察に止められた。
警察のスポークスマンによると、子どもたちは食品や水着、サングラス、エアマットなどを詰めた3つのスーツケースを持っていた。警察官は子どもらに、現金やチケットなしではアフリカに行くのは難しいことを説明、代わりに警察署の見学ツアーをさせた後、親元に帰したという。
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さて、この短いニュースの一番の私のツボは、
証人として女児の妹(5)も連れ、
というところです。
6歳の男児と7歳の女児が、結婚しようと思った。暖かいところに行こう。寒いドイツはうんざりだよね。
これは、まあかわいいけど、かわいらしい思いつきにすぎない。
ただ「証人に妹を連れて行く」という発想で、にわかに彼らの真剣さが窺えて、可笑しいのだ。
すると二人は本当に結婚しようと思ってたんだな。
幼い恋人同士の逃避行じゃなく。ハネムーンごっこでもなく。
これは結婚なんだもの、だから証人がいなくちゃだめなんだよね、
当人同士の約束とかじゃだめなんだもの、結婚は。
どうしよう証人、ちょうどいい、妹がいるじゃないか!
二人の事情を知っていて、しかも認めてくれるもの。
二人より三人でバカンスに行った方が絶対たのしいしね、だよねー。
……な感じが。
欧米映画とかを見ていると、二人同士の誓いは結婚には不足で、
結婚になると人にしろ神にしろなにか証人に立てねばならない場面が、ちょくちょくあるけど、
この「契約」という観念が幼い子供に浸透している、生真面目な感じが。
寒いドイツはうんざりで、暖かいところ→アフリカ、を思いつくのも
(ローマとか、ラスベガスとか、カンクーンとか、南半球離島とかの娯楽的に充実していそうな地域ではなくてだ)
イメージドイツっ子まんまだな!……と。
警察が子どもらに、現金やチケットなしではアフリカに行くのは難しいことを説明、するにいたっては、「行けない(不可能)」とか「行ってはいけない(禁止)」ではなく「行くのは難しい」という正確さ。
ドイツのローカル電車とかってチケット無くても乗れるところが多いですよね。
車掌が切符確認に来たとき、持っていないと恐ろしい額の罰金を科せられ、決してお手柔らかな処置をされないので、絶対購入すべし、なのは常識ですが、乗れますよね。
だから彼らはお金もチケットも持ち合わせないのに、中央駅までは平気で来られちゃったのかと思われる。無銭に近く、不法にアフリカ・ドイツ間を電車で出入国しているひとも、きっとまったく居ないわけじゃないんだろう。
出来なかないが、難しい。
ちびっこ3人がなんらかの事件に巻きこまれて発覚したんではなく、
駅を巡回している警察官が、きちんとした仕事をしていて、電車に乗り込む三人を止めた、というのがまた、私のイメージドイツまんまなのです。
後日、新学期に学校でひやかされたりしてないかな。
それでだめになっちゃったりするんだろうな。
ティーンになったとき、こんな可愛い記憶は抹殺したい、ちょっとお互い自意識過剰気味になってる年長者二人に対し、妹はネタにしてべらべらしゃべりまくっていたりする。
やめてよ、もうマルクはそんなこと覚えちゃいないし、私も忘れてるくらいよ、奴の名前を出すのはやめて、ほかに好きな人がいるんだから。
とか姉さんは怒り、
マルクだったら今日会ったわよ、私の顔見てぎょっとしてたけど、ハローって声かけてやったら、しぶしぶだけどあいつね。
「ハロー、エリーゼ。君の姉さんによろしく」ですって!
どの姉さん、ってしつこく聞いてやったら、
わかってるだろ。
って言ったのよ。ちょっと困った感じに「わかってるだろ」よ。
姉さんはにわかに、
うそマルクが? うそだったらあんた承知しないわよ。
誰がそんな嘘つくもんですか。あ、そうだ言い忘れたけど……と続くのか続かないのか。
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