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ズシューン [さ行]

最近そこはかとなく身近で感じる、太宰治とエヴァのセオリー。
太宰を好きな人は、新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジも結構好き。少なくともシンジにさほどイライラしない。劇場版「破」のシンジには、むしろ一抹の物足りなさをおぼえるほどだ。

さて、この季節につきものの雷雨。ゴロゴロのご……って聞こえただけで震え上がります。雷は嫌いじゃない、というかむしろ好き(怖いけど)。震え上がるのはPCを思ってだ! 雷雨でこれまでPCを幾度オシャカにされたかしれないよ! 巨大箱型デスクトップを使ってた昔は、PCがかくも雷に弱いと全く知らなくて、雷雨のときにPCで音楽を聞いている最中にズシューン。ちょうど赤木博士が実験中、停電くらってネルフの電源が全部落ちたときのような音をたてて、まさにエヴァが活動限界突破で起動しなくなるように、何をどう操作してもダメな「完全に沈黙」
……動け、動け、うごけッ。……うごいてよ!
エヴァじゃないしそこはもう再起動は不可能となったら不可能なので、基盤の入ってるでっかいコンピューターを直しにタクシーを使って電車で運んで、それはそれは大変だった。

以来、サージプロテクターを使ったり、PCを万一入院させる際にも楽なノート型だよ当然だよ、って感じでいるのだが、それでも壊れるときってのは来る。私はかつてIBM信者でThinkpadが大好きで。IBMの赤ポッチはマウスよりもずっと使い勝手がよいのだよ、ほかのノートパソコンの同様のタイプのとも比較にならないよ、で長年愛用してきていた。だがIBMはけっこう胡散くさくもあって、突如電源が立ちあがらなくなり、IBMに連絡をつけて入院させた。保証期間はとっくに切れていたのに、送料も部品費用も一切かからず、無料できちんと直されて戻ってきた。たぶんあれ、リコール部品があったんだと思う。不具合を生じたやつには、だまって交換。理由を聞いても「今回はサーヴィスです」ってやってたんではなかろうか。何が壊れたか尋ねても教えてくれなかったし。企業が、気まぐれに親切でおまけってことはなかろうさ。それから1年後に、まったく同様の症状になり、そのときはRenovoになっていたせいもあるのか、もう相応の部品を作っておらず、交換できないので直せません、と。移送&チェックアップ代金をとられた挙句に申し伝えられた。見積もり期日がすぎてもいっこうに連絡が来ないから、業を煮やして電話をかけた折にである。

「つきましては、こちらで個人情報等が行き渡らないように、メモリーデータを一掃して、破棄しておくことにいたしますがよろしいでしょうか?」

……よ、よろしくないですよ。

『メモリに手をつけないでください』『消さないで』
あちこちPC本体に貼り付けて入院させたのに、何を言ってくれちゃってるのですか。何が入ってんのかあなたわかってらっしゃるの!?

「いいえ。メモリに手をつけずそのまま送り返してください」
「は?」

電源が立ち上がらないPCなど、ごみより悪い、捨てるにも面倒、なんでこっちが親切にデータまで消して破棄してやるっていってるのに、無用の長物を手間ひまかけて送り返せといってるんだこいつ。……といった感じを露骨に漂わせつつ、オペレーター女性の声には棘が……。

戻ってきたIBM ThinkPadは、IBMを専門に直している中部なんちゃらどうとこ、に送りました。きちんと直って戻ってきました。データもメモリも全部そのまま無事です。(この数ヶ月あとにモデムが壊れて、私は別メーカーのノートPCに買い換えた。)

金は惜しまないから頼む、なおしてやってくれ、という私の密かなテンパリ具合を察知して、身内は
「捨てろよ」「買えば」「メモリに何が入ってるんだか」「どーせろくなもん入ってやしない」「馬鹿げたことに費やすお金はあるんだね」「大事ならバックアップをとっとくもんだ。バックアップをとってないってことは、いかがわしく人目に晒せぬ恥にちがいない」的な、傷口に塩をもみこむ雑言を矢のように……(作家デビュー前の話です)。

この際、パソコンごと危うくオシャカになりかけた小説の中に、後に受賞する「黒十字サナトリウム」も入っていました。だいたい悲しいのが、どうせろくでもないしょうもないもの、と決めつけられて「ちがう」と言い切れないってところなのだよ。
「くっだらない」
そりゃまあ己の嗜好まっしぐらなわけだから
「くだらないです。くだらないけれどもだよ……」
バックアップを取るなんざ、もしもの事態で私が死んだらPCはそのまま破棄してちょうだいよ、書き途中の話くらい見苦しいものはないからな、という気持ちで打っているのに、バックアップを取って妙な証拠をさらに増やしてどうするんですか。で、今でも気は進まないです。
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