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(今日で21周年)・20周年ラルク追加公演@国立競技場5/26(土曜) [か行]

ラルク追加公演@国立競技場5/26はすごく楽しかった。
ひとつ前のブログを読んだ知人が、
「あなたは日産スタジアムのほうが良かったようですね」
とメールをくれて、焦る。
いや楽しかった、ただあまりラルクのライヴで舞い上がってて熱いことばかり書いてもね、
こいつラルクが絡むと痛い奴だな、となるので、クールを装ってみただけのこと。

ライヴの2~3日前に私は階段でかなり派手に転びました。
5人くらいでランチに行き、ランチが終わって、さ、戻りましょうというときに、
暑かったので日傘をさし、階段を降りかけてぐらっと踏み外す。
たぶん眩しくて、うわ……暑い……眩しい、と思った瞬間足元がおぼつかなくなったんですが、
正座?……お姉さんすわり?……膝小僧で5段落ち。

大丈夫!?
と驚かせ、あるいは白けさせかねないわけで、
大丈夫ですー! 行ってください恥ずかしいありえない……
と答える私だが、みんなも転がってる人をおいては立ち去れないよね。
私も、置き去りにされたら、それはそれで、たぶんショゲたであろうかと。
ただ、立ち上がりたくても、痛くてすぐには立てなかった。苦笑い。

怪我はなく、ぴんしゃんしてはいましたが、
翌日には、膝から足首まで両足に、階段に虐待された跡が赤黒く……あるいは黝く、
レールのように走っていて、これがちょくちょく、けっこう痛む。
ところがラルクのライヴ参戦中、3時間ちかくずっと立ちっぱなし、バウンシングしっぱなしなのに、
嘘のように痛くなかったです。

……あ、私、精神論は大嫌いです。
精神論って、どうしてか第二次世界大戦の日本の大和魂みたいな、逆行論なんだろう。
戦場なんて、寝食おぼつかないし、衛生状況最悪だし、
仕事内容だって穴掘ったり人殺したり死にかけたり死んだりで過酷すぎ、
モチベーションが上がるわけなかろう。
軍隊なんてパワハラがデフォルトだし、
たとえ母国愛とか大和魂とかで気合を高めていって100%の実力を出せる気概があっても、
相殺してモチベーション・マイナス-200%なわけで、
軍というのは、兵士のモチベーションがマイナス―200%のときに機能する戦略がなければ、
絶対に戦争に負けるのである。大本営は頭が悪すぎ。

……なんですが、楽しいこと、好きなことをしていると苦痛がすっ飛ぶ、
という精神論は個人的にアリです。

追加公演で、まったく別メニューを企画して、演出を作りこむなんて驚きなので、
この、いたずらまでに労力やら色々をつぎ込んでくれる感じが嬉しいかぎりでした。
たぶん、あれだけ大物になろうとも、そんなにやる意味ない、みたいな逆風もすごいだろうなあと思う。
そんだけ凝ってくれる職人気質だから、全然飽きがこないで、
20年続いてまだますます人が集まり、
往年のファンから新規の若いファンまでもついてくるんだなあ、としみじみ思いました。

ではざっとライヴ自体の感想を。

国立競技場は、味スタや日産スタジアムに比べるとやはり古くて、座席が狭い。
座席に背もたれがないのは驚いた。
階段とか通路とかがいちいち狭い。
というか、味スタや日産スタジアムの設備の使い勝手の良さ、新しさ、美しさは異常。
日産スタジアムのトイレなんて、ピッカピカでホテル並み。数も多いので行列もすぐに解消。
国立競技場のトイレは、入らなくて済むなら入らないほうがよさそうで、私は入らなかった。

聖火台はやはり素晴らしい。
それと5万人強の収容人数なので、かなり近い。
最初、始まる前にメンバーがパレード風にぐるっと車でアリーナをゆっくり一周。

私はアリーナではなく、スタンド席でしたが、
まだ明るいし、各人とアイコンタクトがきちんと取れます。それくらい近いんで、一体感があります。
これは観客にとっては、きゃぁあああ、という感動ものなのだが、
後半、個人的には、ダレてきて、
いいからもう少しスピードあげて、早く演奏をはじめてください……という気分でした。
ライヴへの期待値の高さのあまりにですよ。

yukki-(ドラム)がものすごく淡々とパレード車に乗っていて、
別にクサクサと苛立った雰囲気は見せない、
こういうの苦手、っていう露骨な表情も見せずに、涼しい顔をしていましたが、
内心で、はやくドラムにさわらせてくれまじでドラムドラムドラムという感じが見受けられました。
パレードが終わるといち早く車から駆け降りて、
ステージ上のドラムに足早に駆けより、メンバーを待つか待たずかして、ズンズン叩き出した。
それなりに愛想良く愛嬌をふりまいていたhydeをはじめとするメンバーも、
ドラムが鳴り出すと俄然、スイッチが入るのが、見ていて気分が良かったです。

1. READY STEADY GO
2. GOOD LUCK MY WAY

最初、乗りのいいのをガツンとやって、一気に競技場が盛り上がりました。
どっちもハガレンの曲。
曲調も、曲のイメージも、世界観も当然重なるので、私はいつもちょっと混同し、
あれ、またハガレン?……さっきもやらなかった?
となるので、2曲続けてやってくれて良かったです。

GOOD LUCK MY WAYでhydeが間違えました(笑)

hydeが作詞してhydeが歌う、曲によってはhydeが作曲もしてるので、
ふだんhydeが歌詞違ってたとかいうのを見かけても、
私はまったく気がつかないし、というか、それは歌詞カードのほうが間違ってる。
ライヴ会場での曲は生ものだ。が、今回は、
遙かな虹を超えて~♪
グッドラックマイウェイ信じる道へー♪

この「遙かな」のところで、「グッド……」と歌いかけ、
そのまま突っ走って歌っちゃうと、曲が早く終わっちまう、と、明らかに修正したんで気づきました。
グッド……(うっわ)……かな虹を超えて―♪
攻める調子でうたってたhydeが、やっべ!という顔をしてメンバーの顔をちら見し確認、
メンバーは全くの平常運転で、いいからそのままついてきちゃえよhyde、
というのを、はじめて生で目撃した。

パフォーマーの意地と素顔がチラッと垣間見れて、かえって感動的であった。

3. REVELATION
4. HEAVEN'S DRIVE

このへんはノリノリのロックでガンガンいきました。

5. Vivid Colors

たしかこの曲だった、演出の花の映像がすごくきれいで、拍手が巻き起こる。
個人的には、この花の演出を、日産スタジアムのwild flowerでやってほしかった。

6. In the Air
昨年演奏した味スタで雨だったから、リベンジ、ということで。
(快晴の空を飛翔する疾走感――がある曲なので)

7. 風の行方

この曲、かなり古いので私はほとんどなじみがなかった。
私はhoney・花葬・浸食の3曲が出てきたときに、たまたま留学から帰国していてラルクを知り、
それ以前は存在すら知らなかったので、以前の曲はアルバムをちまちま遡って聞いてはいるが、
わりとさらりと流しているらしい。
いい曲だった、とてもよかった、もっと聞きこもうと心に誓ったのだが、
翌日夜に日曜のセトリを見て、若干落ち込んだ。

日曜日は、ここで『夏の憂鬱』をやったんですね……。
聞きたかった……生で、夏の憂鬱を聞きたかった。
ラルクが夏という言葉を唯一出して……それが憂鬱ってところがたまらなくはまったのだ。
夏といったら憂鬱。眠りを忘れて翼をなくして僕に憂鬱がふりつもる、という中身を、
メランコリックに、懐メロ的曲調で(語幣があるけど後期のチェッカーズっぽい曲調で)
歌いあげてくれるのが好きだった。

hydeは子供のころ、これ以上夏が暑くなったら死のうと思ってたらしいですが、
私は夏に死のうとは思いませんでしたが、
これ以上夏が続いたらもう生きていられないとは毎年毎日思っていました。
おまけに身近に夏大好き夏生まれがいてこれが非常に……夏になると100倍元気=無茶苦茶。
私は当時、全身全霊を傾けて、夏の絶滅を願っていた。
夏に向けたこの時期に、憂鬱だと歌ってくれるなんて、非常に聞き逃した感が募りました。
(ちなみに『夏の憂鬱』のPVは個人的にちょっと……。
当時の時代のせいなんでしょう三文昼ドラ仕立てというか……。)

8. MY HEART DRAWS A DREAM

演出の映像がすごくきれいで、空をめぐる爽快感があった。
PVの映像をもとにしているのかな?
競技場全体でコーラスです。
フランス公演のときに、この曲で会場とコーラスしててえらい盛り上がっているのをテレビで見て、
そんなもんかしらねえ、と思っていたけど、実際にやると感動大会。

(そういえばTravisのCloserのときもそうでした。
コーラスは傍から見るとアホっぽいかもしれないが、やると一体感がすごく出ます。)

9. Driver's High
ノリノリ
たしか火焔演出がすごかったのはこれ。(どうしてこんなにも具体的に思い出せないんだ。)
荒れ狂う楽しい気分に。

10. Caress of Venus

この曲じゃなかったかもしれませんが、どれか一曲、ものすごくなにかバックの音が欠落している、
あるいはなにかの音が(ドラム?)やたら大きくて、
機材の不調なのか曲のバランスが偏って、違和感がありました。
hydeがきれいに歌っていたので、惜しいな、と思ったような。

11. SEVENTH HEAVEN
12. いばらの涙

いばらの涙はライヴだと本当にかっこいい。
ステージ上に、小さなかがり火を半円状に6か所くらい焚いて、
その内側でhydeが歌ったんですが、
魂を悪魔に今まさに持っていかれる感じの曲なんで、火が合う。
この歌詞はなんとなく、オスカーワイルドの『ナイチンゲールと薔薇』の話を彷彿とさせます。
小鳥(ナイチンゲール)が愛する相手に赤い薔薇を届けるために、
白薔薇の棘に心臓をつきさして、薔薇を真紅に咲かせる話。

13. C'est La Vie
14. Shout at the Devil
皮肉屋のノリが好き。

15. Pieces
アリーナ内の正方形の特設ステージで。
大きいステージのほうにはミラーボール演出で、
競技場内キラキラした破片が、水中の灰のようにめぐります。きれい。

国立競技場はスクリーンが正面にしかないので、特設ステージに目をやると、
バックスタンドにいる人以外は、スクリーンが見れない……。
スクリーンを見てると、特設ステージのメンバーの演奏が見えない……。
日産スタジアムはバックにも大きなスクリーンが設置されていたので、親切でした。
国立競技場は聖火を焚くから、背後にスクリーンを設置できなかったのだろう。

16. HONEY
アリーナ内の正方形の特設ステージで。

17. NEO UNIVERSE
18. CHASE
19. XXX
20. Link
21. 虹

第二部?……アンコール……?が、
私としては、ラルクらしい! ラルクの真骨頂と感じる硬派な演出のラインナップ。

比較すると、背景演出の映像は、
日産スタジアムでは、ロックなテイスト全面押しだったので、
今回のほうが私は好み。
PVのイメージをわりとそのまま活用している感もあり、
(Heven's Driveなんて、ところどころ、もろミュージッククリップ)
良くも悪くも曲のイメージが崩れない。

照明は日産スタジアムが断然よかった。これはおそらく施設の設備的な関係もある。

特設ステージに移る前だったか、yukki-のドラムがすごかった。
yukki-のドラムソロが凄いのはまあ有名といいますか、
すごいよねーだよねーといった感じで日産スタジアムのときは流してたんですが、
今回は気迫といい。終わった後、競技場内、すげぇ……すごい……と、どよめきが。

観客の進化度も、めざましい。
Chaseで、日産スタジアムの時は普通に聞いていたのに、国立では、
“I' m chasing you!”
と……コーラス? 掛け声?
を入れる仕様にいつの間に変化してました。
hydeがマイクを傾けるでもなく、ここ数週間のうちによ。

MC
kenの毎度恒例の、ほのぼのした下ネタが封印でした。
月曜日にめざましテレビでラルクのライヴを3分ほどやっていた。
土曜日の公演だったように見えた。
テレビが入っていたから、その点は、おしとやかめに、ふるまったんだろうか?
あるいは、あ、そうだメンバーの親族が来てたからだ。

hyde
「20周年っていっているけど、本当はもう21周年だって……気づいてた?」

……気づいてた。

「まあ、自由気ままなバンドなんでね、勢いのあるうちにやっとかな……」

会場全体、大失笑です。……あはははは……。

「あ、でもここまで来れたんでね、このやり方が一番あってるんだと思います」

yukki-がhydeを指差したのがスクリーンに映し出されて、観客が歓声をあげますと、
hydeが気づいて振り向いて、「なんだこれ、こういうの漫画の1シーンみたいな?」
と笑ってました。

あとまあTシャツネタをめぐるささやかなメンバーのやりとりで、
tetsuyaがわりときれいに落ちをさらっていきました。
「え、だって俺が落ちでしょ、むっずかしいな……」
「なんかすみませんね、流れで、ちょっと(オチを)お願いしていいですか」
というオチに至るまでの些細なやりとりが愉快であった。

全体を通していうと、
チャラい飾り(チアもろもろ)は特にいらない、
ステージ上では本物のアーティストだけで勝負できるんだからそうして、
あと――短い!
21曲が本当はかなり多いのはわかっている。
MCなんて極力なくて、歌いっぱなし演奏しっぱなし、密度が高い。
これ以上やると、ぶっ倒れるかもしれない(……観客も)というのもわかる。
緩急があるので、非常に楽しくノリがいいのだが、その分、あっつう間。
どっぷり浸れる猶予が少なく、贅沢を言うならば、短いですあと3曲やってください……。

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