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香水風景 [か行]

いい香りは誰でも好きなものですが、
個人的に、食事をするとき邪魔になるたぐいの『香り』が苦手で、
私にとってはDiorとかのゴージャス系は、
ややもすると敬遠したくなる、香りに悪酔いするかんじ。
にもかかわらず、Diorの香水のCMがいろいろツボすぎて満腹感。


DIOR "Midnight Poison" Commercial - Eva Green

エヴァ・グリーンという女優は映画『キングダム・オヴ・ヘヴン』のときから、
私からすると「第二のイザベル・アジャーニだ!」という感じで印象深く、
007のヒロインを演じたときも「やっぱりこの女優さん好き」と思ったのだ。
くわえてこの青!    
Museの曲も好きでこのCD擦りきれないよね? ・・・・・・ってくらい聞いたもので、
それら私の「好物」を、ゴシックなテイストでひっくるめて仕上げてあるんだから、もう降参です。



Dior Homme - Un Rendez Vous (by Guy Ritchie starring Jude Law)

この音楽もMuseです。このCMでなにより美しいのは車・・・・・・。
一見すると車のコマーシャルかと・・・・・・。
ジュード・ロウはイケメン、女性モデルも美しく、
だから監督ガイ・リッチーは、
彼ら、もともと美しい人だからべつに美しく撮ろうとかへんな小細工しなくても美しいよね、
とばかり、それより車を綺麗に撮ろうっと! という目線が伝わってくる気がする。

『僕が何者かわかるかい、僕がどこにいたか知っているね、僕も君が何者か、どこにいたかを知っている』
という電話から始まります。
女性が、まるでジュード・ロウの傍らにいるかのような存在感で、
じつのところ電話越しに『二人の私に会わせてあげるわ』
ってなセリフをぬかす。
『もう一人は悪い子のわたしなのよ』
これは男女間におけるイケナイ女、というセクシーなニュアンスを意図しているようで、

『私はとてもこわいわ怯えているのよ』
『こんな電話に出たことを後悔させてあげよう』
だの、二人は意味深な会話をひたすら繰り広げます。
思わせぶりな腹の探りあい。男女の会話に聞こえなくもないが、内実はたぶん違うフィルム・ノワール風。

女のお膳立てにそそのかされて、
電話を切ったジュード・ロウは待ってましたとばかり、ばっちりとめかしこみ、
自分自身の男前ぶりに苦みばしったナルシズムで酔いしれるように、
浮かぬ顔をしながらも、足取りはホイホイと軽やかに出向いていくのだが、
美男美女のランデヴーにもかかわらず、なぜかロマンチックじゃない。セクシーでもない。
さすがガイ・リッチー作。

『あなたは私をわかるかしら、見つけられるかしら』
という女に対して、
ジュード・ロウが、
『あとほんの少しで見つけられるさ』
とこたえる関係性は、
・・・・・・君の本性などとっくにお見通し、嗅ぎつけている、
というニュアンスなのだが、
香水のCMなので『どんな変装をしていても香水で分かる』(それがDior)
ジュード・ロウは、女の罠に気づいて出向いている。
両者が香水でめかしこむのがまさに「武装」

アクセントのある英語で話す東側のこの女スパイ(?)も、
香水を手がかりにジュード・ロウが自分を見つけ出すことは、当然お見通し、
むしろ香水は撒き餌、待ち受ける女のほうがやっぱり一枚上手なのか・・・・・・。
女性が、かっこよくメンズの帽子を被って登場し、素肌に着込んだコートの襟元がはためくとき、
あ・・・・・この女、マジで勝負に来ているぞ。
つまりコートのポケットに突っこんだ女の手は、拳銃を握っているはずで、
この駆け引き一触即発。
どうなるんだジュード・ロウ!?
と深読みできるドラマがあります。続きが見たい。



Charlize Theron Dior Commercial 2011 New Sexy TV Ad J'Adore Dior Parfume - Rue Faubourg Music 2011

グレース・ケリー、マリーネ・デートリッヒ、マリリン・モンローと、
シャリーズ・セロンが共演です☆

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