So-net無料ブログ作成
検索選択

相乗効果ってじつは稀有 [さ行]

『進撃の巨人』の原作漫画、とりあえず6巻までゲットして読みました。
10巻まで一気に入手しなかったのは理性です(笑)

アニメ現時点の12話は、
原作3巻終わり~4巻あたま付近。

これは多少エピソードが前後して、アニメでは時系列に語られているからで、
基本的に、コミック±5巻分でアニメ1クール(……って呼ぶのかな。30分×12話)。このくらいがやはり一番妥当ですね。
(ヨルムンガンドとか、もろそうだったな)
それ以上やそれ以下でも、
緩慢で冗長に引き伸ばされているか、
あるいはカットされまくりで惨憺たる出来となる作品の、ああなんと多いこと!(泣)

進撃、原作を読んじゃったから、ドキドキと手に汗握る感は、さすがに薄れるか……
今までどんな漫画も必ずそうだったし、
かといい原作とアニメがあまりにも乖離して別物なのも、
原作はなんのためにあるんですか、っていう絵空事の茶番を見させられている気分になる。
進撃は原作に忠実なようだから、もはや今までの躍動感は味わえないだろうな……

と思っていたのは、超杞憂だった。

アニメすごい面白いぞ。いっそうすっごい面白いぞ!
手に汗握りっぱなし。恐るべし進撃。

いい塩梅にオリジナルシーンが、ごく短く織りこまれるのがスパイスですね。
大抵そういうの蛇足になったり、改悪となるのに、
原作の足を引っ張らないで、むしろ、よくぞここを掘り下げてくださった! そこ見たかった! 
――っていう感じ。
(ちょっと前のハンジさんに関しては、原作を読んだ今となっては微妙だが)

原作進撃で、トルスト区奪還作戦のあとの遺体収容作業中に、
街の片隅にてジャンが、○○○の片側上半身を失くした遺体を発見する、
というシーンが実は唐突ですごいショックだった。

しかも遺体には立体起動装置もついてない、ってところが猛烈に引っかかって、
なんで? 壊れて捨てたのか? 軽量化してあっても徒歩で逃げる場合は重いから?
それともなんかの陰謀に巻きこまれて?
(まさか、一番遅い自分が巨人をひきつけて皆に巨人の後ろをとらせる作戦が一番役立てる、
とか言ってたのを実戦で実行したんじゃないだろうな)

と、いやーな気分で、気持ち悪かったのだが……

今回アニメ12話、立体起動装置がイカれたジャンが街角に逃げこむアニメオリジナルシーンは、
このへんを絶妙に掘り下げてくれる伏線になっている気がする。
無意味にオリジナルシーンを足してあるんじゃなく、補足が過剰でもない。
アニメではカットされるシーンも当然原作にはあるし、双方の美点を殺さず適度に補い合ってて、
エレンのいばら道は加速中だし、ミカサの美しい野良猫的な気性は研ぎすまされつづけてるし、
アルミンは体力ないのに頭が切れるおかげで、いつも渦中で精根を賭して知恵をしぼっている。
面白い。

===
NHK大河の『八重の桜』も相変わらず面白い。
というか、分かっているけど、どんどん会津が消耗戦に追い込まれていく……
八重目線だから、これからが戦の本番だな。

Hunter×Hunterといい……今の時期、私が見ている作品全部が消耗戦に突入中。


共通テーマ:アニメ