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ものさし [ま行]

福島の原発事故とその後の対応に関して、
チェルノブイリ原発事故が引き合いに出されるのは当然だけれど、
チェルノブイリは風化しているとかいう以前に、
海外なので、日本人はあまりリアルに受け止められない……気がする。

チェルノブイリよりも、水俣病を引き合いに出したほうが、
現状のヤバさをみんなリアルに感じて顔色がサァッと変わる気がしないでもない。

水俣病が問題になったのは、チェルノブイリよりもずっと昔で、
私を含め、このブログを読んでいる人はおそらく大半が生まれてもいませんよ。
……という世代だけど。
日本の土壌と水域で起きていて、
有害物質の垂れ流し、汚染された魚介類……規制を含むさまざまな対応の遅れ……等々。
社会科とか公民の義務教育で、
被害状況が明らかになるまでの経緯だとか、
企業と国家の責任とか、懇切丁寧に刷りこまれてきたかと思うので、
……こういうことか……!?
と、より身近に、現状を浮き彫りにする価値判断の水準としてわかりやすい気もします。

いくらなんでも時代が違うじゃん!
無論そうなんだけど、
当時、東京タワーに沸いたように、現在スカイツリーに沸いたり、
当時、東京五輪誘致に懸命になっていたように、
現在も東京五輪誘致に少なくとも国政や都政は懸命になっているわけで、
国民性や、一大企業や、国の対応方針(いわゆる体質)ってのは、
当時と物凄く違う……っていう訳じゃないのかもしれないよ……。