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『コンチェルト†ダスト』本日刊行 [ニュース]

中里友香の新作が、早川書房より本日9月20日刊行です。
お近くの書店や、ネットストアなどで発売。
(お住まいの地域によって、発売日が変わることがあります。)

ConcertDust_obi.jpg

装画は漫画家の藤原薫さん。
表紙の人物は、作中から抜け出てきたようです。

表紙絵を描いていただくにあたって、どなたか希望のかたはいますかという編集部の問いに、
「藤原薫さんで!」
わたしは全く迷いがなかったです。

下絵を一度拝見し、
場合によってはその時点で、ああしてほしいとか、こうしてほしいとか、
いろいろ注文を聞き入れていただくこともあるのですが、
藤原薫さんには、ほぼ丸投げ状態でお願いしました。

白黒の鉛筆画(?)の下絵を見せてもらった時点で、
ああ大丈夫だわ、私が伝えたかったニュアンスを的確に完璧に抽出していただいている。
とやかくお願いするより、藤原さんのセンスに任せたほうが絶対うまく描いてくださる、
という確信がありました。
実際、とても素敵な表紙絵となりました。

わたしは最初データで絵をいただいたのですが、
拡大してもすごくきれいな描きこみと色の載せかたで、
まさに画集クオリティ!

左側はエミール。右側はユリアン。
裏表紙にはリオネラという女性がおります。

どの人物も本当に素敵。
とくに私は表紙のエミールの姿がお気に入りです。
作中で描写したひとつひとつ、ふんわりとした髪とか、睫毛のきわまで完璧に再現されて、
体温までほんのり伝わってきそう。
もうね、エミールの毛先にやわらかくにじむ色合いとか、
睫毛の影とか、どれだけ拡大して凝視したかしれませんよ! わたしは!

ユリアンの、遠くを一途に見つめているような目線も、大きめな手も!

裏表紙のリオネラは、私が思っていたよりも一見すると幼げで、素朴かなという印象でしたが、
(……ときどきそんな可憐さも垣間見せる、魅惑の女性なのです)
よく眺めれば、うつむきがち……伏し目がちに流し目して何事かを企んでいるような趣も、投影されているのです。


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『コンチェルト・ダスト』
中里友香・作
藤原薫・装画

――内容紹介――

命の恩人が殺人鬼 × 命の恩人が命取り

血と報復のコンチェルトが満を持して幕を開ける。

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コンチェルト・ダスト(アマゾンのリンク)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4152094028

早川書房・書籍詳細
http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/112580.html

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ちなみに『コンチェルト†ダスト』のダストは、
「ごみ?」
と、或る人に言われて愕然となったんですが、
スターダスト(=星屑)
とかと同じ、ダストです。
『Dust in the Wind』(by カンザス)とかと同じダストです。
聖書出典の慣用句…ashes to ashes, dust to dust
…のダストです。

目次や章扉なども、時間の許す範囲で作品の世界観にできるだけ近づけていただきました。

ぜひ、実際にお手に取って読んでいただけると嬉しいです。