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ブーツ [は行]

さきほどNHK・BSプレミアムの『岩合光昭の世界ネコ歩き・ハワイ』を見ていたら、
足先の白い、その名も「ブーツ」というネコさん登場。

「“ブーツ”……日本語で言うと、“靴下”ちゃんって意味」
とかナレーションが語っていて、ぶったまげました。

ブーツはブーツだよ!
靴下ならば「ソックス」だろうがっ!!!

いや、しかもですよ、ドキュメンタリー風・世界猫・旅番組なので、
撮っている渦中でそんな喋りが入ってるなら、
ま、そんなニュアンスよね、で流せもしますが。
わざわざナレーションで間違って、どうするんです。
ネコ好きは、にゃんこがごろごろしてる映像みせときゃ癒されてるから大丈夫とお思いか。
いまどきブーツとソックスなんて小学校一年生でも知ってるでしょうに。

実際、足が白くて「ソックス」という名前の猫や犬は英語圏では珍しくないし、
その場合どうすんですか。
「ソックス」と呼ばれてるネコっちならば、靴下ちゃんでしょう。
「ブーツ」だったら、どうしても日本語で呼びたきゃ、長靴ちゃん、とかだよなあ。

「長靴をはいた猫」って物語も、たぶん足の白い猫がいて、
ブーツ履いてるみたいだなあ……ってところから発想を得て、物語になったんだと想像できますし。

学生時代、カナダに数か月、ホームステイをしていた時期があり、
そのときホストファミリーに猫が二匹いるうちの一匹が、足先の白い猫、
その名も「ブーツ」でした。
(もう一匹はスモーキー・Smokyという名の錆猫だった。)

この「ブーツ」をモデルにわたしは
『黒十字サナトリウム』の第五章「通りの瓦斯灯に青い灯が入ったとき」
に出てくる猫のブーツを書いたので、
ブーツという名前の猫には、思い入れがありますよ。
ブーツを長靴でなくて靴下ちゃんとか呼ばれた時には、穏やかじゃあおられません。