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白黒つけないカフェオーレ [さ行]

smile.Glico 篇 90秒
http://www.glico.co.jp/corp_promotion/14_cm_90s.html

グリコのピエロのコマーシャルが苦手です。
テレビをつけてきたときにこのCMが流れると、黙って画面から目を背けつつリモコンを探す。

なぜだろう、
妻夫木は好感度の高い俳優で、柳葉敏郎とのロト7のCMシリーズとか、かなり好きです。
カーペンターズのこの曲も良い曲ではありませんか。
(……たぶんこのCM中で流れているヴァージョンはカーぺンターズが歌っていないと思うが。)

つまりピエロがだめなんだな? 

いや、わたしはサーカスなどの哀愁溢れる、
顔に涙マークがペイントしてある、
暗く冷たい面持ちのピエロは大好きです、ゴシックだもの。
このピエロ(?)は、色も別段、白くもないし、哀愁もないし、終始笑ってるだけなのが怖いんだ。

ただまあ、ピエロはピエロ恐怖症とかあるくらいで。
高所恐怖症とか、閉所恐怖症とか、わりと共感を得られる範疇の恐怖症の代表例のうちに、
少なからずリストアップされるくらいです(http://matome.naver.jp/odai/2136025356494258701)。

ピエロというと、殺人ピエロのジョン・ゲイシー
(ピエロの恰好をして孤児院とか小児病棟とかを慰問するいっぽうで、
少年含む33人を殺害して、死刑になった)
この殺人鬼のイメージが容易につきまとうからもあります。

商品戸棚に潜んでいたり、
気付いたらカップボードから出てきたり、いつの間にトレーラーに居たり、
グリコのピエロもたいがい変質者っぽい。
小学校低学年のとき、友達と登下校中とか公園で遊んでいると、
いきなり追っかけてくる大人の不審者って、大体こういう表情してました。

そもそも欧米の映画とかでは、
ペドフィリアや猟奇殺人犯のたぐいは、
カラフルなアイスクリーム売りとかになりすまして、
陽気なあったかい音楽をかけてやってきて、
道化になりすまし、甘いもので子供を誘惑し、
ハーメルンの笛吹きさながらごっそりさらって残虐に殺人、これがひとつのテンプレです。

お菓子会社が、にたにた笑ってるピエロを……やっちゃうのか。
もやもやします。

しかしこのCM、好きな人には、とことん好感度高いみたいです。
わたしを含む嫌いな人は、これまた、とことん駄目みたい。
世の中はいろんな人がいるわけですが、かなり両極端な反応なんだなあ……しみじみ。

CM中で癇に障っておぞましいのは、
カラカラカラっていう音でもあります。
テクマクマヤコン♪テクマクマヤコンみんな笑顔になーれ的なファンシーな音だったら、
こうもざわざわしないと思うんだが、
しゃれこうべがカラッカラッ骨を鳴らす音みたいで、緊張します。

ずっと満面の笑みである道化君も、
チャップリンのようなダンス性・リズム感もないし
(そもそもチャップリン映画からリズム感を奪って、まったりにしたら、相当きもいよ)。

絵にかいたような偽善的な世界が仕込まれていて、
居心地が悪くて仕方がないっつう……。
お菓子全般食べることが、胸糞悪い気分になるが。

グリコさんは株価を上げたいのか?
純粋に、
「パナップ!」
とか、
「カフェオーレが飲みたいの~」
と、商品の宣伝をしてほしい。
人気商品がひいては企業のイメージ向上に直結する分野ですし。