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進撃の巨人展@上野の森 [さ行]

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11/28(金曜)に『進撃の巨人展』に行ってきました。
友人と待ち時間をおしゃべりして過ごせましたが、そこそこ長蛇の列でした。
曇り空だったけれども、暑い時期でもなく、かといい凍えるほど寒くもなく。
紅葉の季節だったのでさほど苛酷ではなかったが。

14時~15時30の間に入場可能、というチケットを購入していたので、
これでも運営側は混雑を予想して、時間を分散させていたもよう。
そういった意味では、きちんとしていました。

いつぞや出向いた特撮展は、圧倒的に男性客が多かったですが、
今回は逆転していて、かなり女性客で占められていました。

フルコースまわりました。
3Dの短編映画を鑑賞し、
声優音声ガイダンスつきの展示場を堪能。

3D映画は内容は4分程度で、説明込みで8分ほど。
ヘッドギアゴーグルみたいな、ヘッドマウントディスプレイを装着し、
更にヘッドホンをはめると、360度進撃の世界に閉じこめられます。
正確には、トルスト区奪還作戦。

……やだな、マルコ死んだ時のでしょ、ぜったい無理だよ私すぐ死ぬよ、

と思ってたんですが、いざ始まってみるとテンションあがります。
立体起動装置とか、無理ですよ……と思ってましたが、
こんなだったら、楽しいなって感じです。
これで宙をすり抜けるようにして、
硬質ブレードを振り回してバッサバッサざっくざっく巨人の項を狩れたら、
さぞ気分が良かろう。
喰われない限りは。

360度なので、まさに自分がトルスト区に居る感じ。
上を向けば空が青いし、
火の粉が散りかかってきて、
リコの声が聞こえて左側を向くとリコがいる。
イアンの声が聞こえて右側を向くと、イアン班長がいる。

ミカサやアルミンと一緒に(多分かなり足手まといな状態で)同行すると、
ドシンドシン音がして、
文字通り自分の首をあげて頭上を見上げれば、
巨大岩をかついで、ずんずん重たげに踏みしめながら進む巨人化エレンの姿が、暗い影を落としていて……
戦場でアドレナリンが出る感じ。

欧州の赤い瓦屋根の上を跳んでいくのが、爽快感があります。

今、進撃の世界では有事のときですが、
有能な調査兵団が、戦いのあげく生き残って、
いざ平和な世界を迎えられた暁には、
映画『ハートロッカー』の主人公みたいに、
何人かは確実に、平和な世界で居場所を見つけられなく、
無気力に取り憑かれそう。

トラウマの正反対、アドレナリン中毒というか、スリル中毒になっていて、
やたら凶暴的で好戦的な人間になって、
犯罪予備軍として危険視されながら野垂れ死にとかしそう……。

立体起動装置で城壁からトルスト区に下りて、
街並みをすり抜けていく感触がすごく楽しかったのですが、
人によっては乗り物酔いっぽく辛いみたいです。
4分間、わたしは濃密に楽しかったですが、
これ以上長かったら、確かにきつかった。

展示内容のほうは、
いきなりシンデレラ城テイストの小芝居で始まって……おやおや……(笑)
と思っていたけれども、冒頭だけでした。

8割がた、原画の展示です。
ほかは立体起動装置の模型(あくまで実物という演出)だったりとか、
興味深い小道具などが。

原画は思いのほかキレイでした。
キレイな原画を選りすぐっているにしても、キレイでした。
もっと修正ペンとか入っているかと思ったけど、線も紙も何もかもが、きれい。

絵が稚拙とか、雑とか、人物描写がなってないとか、誰が誰だか区別がつかない、
等々、色々いわれているのも無理はない、みたいな漫画家かと思いきや。
単に、人物書くのにあんまり興味がないんだな……という印象を受けました。
とにかく巨人を描きたいんだなあ、諫山先生。
巨人同士の、あるいは巨人対人間の戦いを、いかに絵で魅せるかをメインに考えているんだなあ。

内容は、人間同士の頭脳戦も、設定も伏線も練られていて、
単に、巨人が暴れまわったり人間喰ってるだけの話じゃないから、すごく面白いわけだけれど。

絵の優先順位は露骨に「巨人ありき」
考えてみれば、キャラの描き分けに難があるとか、
みんなモブっぽい顔とか言われている反面、
巨人については、知能があるタイプ、通常種、奇行種、
いずれをとっても、見事に描き分けが出来てますものね。
二つ名のない巨人ですら、あの時あいつを喰ったあの場面のあの巨人だ、って一目見てすぐわかる。

展示場内は一部を除いて写真撮影OKです。
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巨人の巨大模型。
その手。
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混雑の中、人間が映りこまないように写真を撮るのが至難の業のため、
どれもこれも不完全である。

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エレンの立体起動装置の実物大、というか実物展示。

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立体起動装置をつけたエレンですね(こちらはフィギュア大)。

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いろんな作家が描いた進撃キャラの展示。
進撃アニメにおいては、わたしはアルミンが今のところ一等好き。
《私はとうに人類復興の為なら 心臓を捧げると誓った兵士!! 
その信念に従った末に 命が果てるのなら本望!! 
彼の持つ『巨人の力』と 残存する兵力が組み合わされば、
この街の奪還も不可能ではありません!
人類の栄光を願い……これから死にゆくせめてもの間に 彼の戦術的価値を説きます!!》(CV井上麻里奈)
……というアルミンのシーンは、まじ胸熱であったなあ。