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日常の謎 [ニュース]


メフィスト 2015 VOL.2 (講談社ノベルス)

メフィスト 2015 VOL.2 (講談社ノベルス)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


本日発売の『メフィスト』 2015 VOL.2 「日常の謎」 という見開き2ページのコーナーに、
エッセイを寄稿しています。
作家自身がかねがね興味を抱いている題材にまつわる謎などを書くコーナー。
わたしはエドガー・アラン・ポーの翻訳をした際、遭遇した謎について、
やみのいろ
というタイトルで書いています。
116-117pに掲載されております。

一か所、
再校のときに書き加えた117p上段の≪等々≫の文字が意図していない太字になっております。
この≪等々≫部分は、改行一字下げしたつもりが、そのへんもうまく伝えきれておらず、
思ったとおりに反映されていなかった。
再校の段階になって新たに手をいれるのは、よくよくの修正点でもないかぎり、
あまり賢明でないとわかっているのだが(確認できないので)、
ついちょくちょく手を入れたくなる性分(それでより良くなる場合も多々ある)。

誤字脱字でもなく、内容に差しさわりがでるわけでもなく、体裁の問題なので、
ここで言わなきゃ、おそらく誰も気にしないレベルなのですが、自戒も込めてひっそり告白しておこう……。

内容は、謎について語るだけでなく、
けっこうあっさり私なりの答えを提示し解説を試みたりしているので、
トピックの性質上、ネタバレ要素もあります。
そこはネタバレというよりは、必要な情報として受け止めていただきたい。

1840年代に書かれたポーの短編や詩なので、
170年ほども経って今さらネタバレって言わないか。
「告げ口心臓」なんて「耳なし芳一」顔負けのネタバレ・タイトルだからね、原題がそもそも。
むしろ言わずもがな教養の範疇か……。

実際の翻訳本は、
このブログで告知したように、本来、今年9月に発表される予定だったのですが、
来年の10月に発刊が延期となったもよう。
わたしはとっくに初校まで仕上げてるんですが、
アンソロジー翻訳本ですので、
皆さん、多忙な方ばかりで、
ポーの和訳版の発表は後回しになったようです。

私は翻訳分野で新米だし、遅れられるはずもなく、
長編執筆を含め他のすべての仕事を後回しにしかねない勢いで、
気合入れまくって一人で結果的に場違いなくらい早く仕上げてたみたいで(笑)
張りきりすぎだったかな。

実際の翻訳本を読みこむ前の予備知識、
前情報といった感じで今回のエッセイに目を通していただけると、
あるいは倍、何層にもわたってお楽しみいただけるかもしれません。

*****************追記(2015/10/5)*****************
集英社ポケットマスターピースのHPができました。
http://www.shueisha.co.jp/pocketmasterpieces/

これによると、私が翻訳しました「告げ口心臓」「大鴉」も入っている、
エドガー・アラン・ポーの翻訳本は2016年6月に刊行の予定のようです。
ただこの刊行予定は今までに幾度も変更となっていて、
HP上にも《※内容、刊行時期などは変更になる場合があります。》
とありますので、ふわっと2016年のうちのいつかには、出るかなといった感じでしょうか。



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