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ラルカジノ本番@9/22大阪夢洲 [ら行]

さてラルカジノ@9/22大阪夢洲。
私のシートは23Kブロック。
中央よりやや後ろ。かなり端(Ken側)でした。

16時25分。ラルクがリムジンでライヴエリアに入場。
ラル札(ラルクのメンバーの顔が描かれた1ドル紙幣風のお札)が、
ぶわっとばらまかれ、舞い上がる中、バブルなイメージでリムジンが入ってきた。

きゃぁぁぁあ!と観客が総立ちで沸いたのだが、
何に沸いていると思えばラル札に沸いており、
取れる人はお札をおっかけてキャッチしようとし、
……え?
いやいや待て待て、アーティストが入場してるぞ、ほんまもんが目の前にいるのに、
追いかけるのはお札?
エセ札とはいえ、お札の力ってすごい……。
花吹雪や、銀テープなら、ここまでみんな追いかけないよね……。

ラル札は、ハイド札もあれば、ユッキー札も、Ken札も、てっちゃん札もあるので、
皆、ほしいのはわかる、花吹雪やテープと格が違うのではあるのだが。
ハイドをはじめ皆、微妙な顔をしてました。苦笑い。

各自がステージにつく。
ユッキーはターバン姿で、ドラムセットのところにいるからよくわかる。
Kenも白いスーツ姿が遠くからでもよくわかる。
Tetsuyaも、ショッキングピンクのベースが、遠くからだと赤くよく見えて、目星をつけられる。
ハイドの衣装が赤系のトランプ(?)の柄物で、これが背景の演出画像とまじりあって、
ブラウン管テレビの色の色彩混合みたいになって、まったく見えない。

たいていハイドが一番、遠くからでも見える恰好をしているもので、
ひらひらと上着の裾が長かったりするから、
ハイドが動くたび(彼が一番よく動いてくれる)、
ひら、ひらっと輪郭がきらびやかさなふちどりを演出するのだが、
今回、最終日の登場衣装、まったくの迷彩状態。

スクリーンに大きく映し出されるハイドは黒い眼帯姿で登場。
なので、スクリーンを見ていればいいのですが、
実際の人物と、スクリーンに映し出される姿とを交互に見比べ、
双方を視野にいれて全体像を把握したり、スクリーンのズームで眺めたり……ということをしたい、
ライヴ参戦ならではで。
しかしハイドに関しては、最初のほう、全くそういう真似ができない、
ハイドを探せ状態で始まりました。

01.SEVENTH HEAVEN
02.Driver's High

いきなりノリのよいメジャーなナンバーで始まります。

03.Pretty girl

三曲目にしてハイドが間違えました(笑)
この瞬間に、まず来てよかった~と思うから不思議だよラルク。

「けど いつもそこまで~」
と歌い、
しばらく間奏が入るべきところで、「そう いつもここまで~」
突っ走って歌い続けたハイド。
二番は「けど いつもそこまで~ そう いつもここまで~」
と続けて歌うんですが、一番では先走りすぎなのです。
間違えるときはいつも突っ走って間違える感が、ファンとしては楽しい。
突っ走って歌い切ったところで、ハイドが、
え……? あ、
あ~

という顔になり、あぁぁぁやっちまった感いっぱいで頭部に手をやったとき、
観客は大喜び(私も含め)。
一気になごむ。大失笑。
普通、アーティストが間違えると、ピリッと緊張感が走ったり、違和感でザワついたり……
ところがラルクのライヴだと、皆、よっしゃ見れたぞやったぜラッキーと会場全体がどよめくのである。
DVDなどでは、間違えたところがスマートに編集されていることがほとんどなので、
ライヴならではの、素に近いアドリブの仕草が見られるから、
みんなこの手のハプニングが大好きだ。

そのあと、ふて寝を装い、ステージに横たわって、頬杖ついて歌って見せるハイドが、
それでも野太い声が出ているところに、かえってほれぼれとなり、会場は余計に沸くのであった。

ここで短いハイドのMC。
登場時のラル札に「みんな、めっちゃお金に心奪われてた、目奪われた」
といったようなことを言及するほど、あれはちょっと想定外な感じでしたよ、確かに。
初日の発言で一気にネット上で拡散されてました、おなじみの(?)
「お金で何でも買えるわけじゃない。お金で買えるものは~」
「ほとんど~」
二日目最終日には、ほぼコール・アンド・レスポンス状態に。

04.Blurry Eyes
05.flower
06.and She Said

このへんは割と初期の、すがすがしい爽やかな、ノリのよいメジャーな曲。
なんとなく私はチェッカーズ風味のラルク、という感覚でつい聞いてしまいがち。
そのころ私はがっつり留学中で、
オンタイムではあんまり知らなかった、あとから遡ってアルバムで聴いた曲。
観客がみんな一緒に口パクして口ずさむ系のノリです。

07.ROUTE 666

ダークでロックで好きな曲。
イントロが始まったとたん、どわ~ッと会場がどよめいて沸く。
2番以降あたりから、Tetsuyaのベースがべべべべーべべべべべべべンと響いて、
横隔膜にズンズンくるのが、物凄く心地よかった。

ここでKenの恒例下ネタ、短いMCが入ったかと。
下ネタって狭い空間で、限られた人員で繰り広げられると最低なのだが、
東京ドーム5倍の広さの夢洲で、5万人を相手に、マイクを通して発言される下ネタは、
たとえいかに下品でくだらなかろうと、ご挨拶でしかなく、皆、やんわりとあたたかく見守る。

よく昔のアニメで、遠くの船に合図を送らねばならないのに適切な布がなく、
女性がスカート脱いで振る、みたいなのがあったんだが、
そんな感じに近いかも。
やだあいつスカート脱いでふるなんて卑猥……下品……誘ってんの、
とは絶対ならない、そういう感じです。
もはや勇気に近い。

08.HEAVEN'S DRIVE

ここで後方のセカンドステージに移動。たしかこの時点でハイドが白い衣装に着替えてきたかと。

かつてDVDで見ていたときは、このステージ移動がいつもイマイチ意味が分からなかったのだが、
ライブに行くようになって、ひしひしと有難味を感じるのだった。
これがラルクの醍醐味の一つでもある。
後方シート側でも生で良く見える。

セカンドステージで演奏されている間中、わたしは肉眼で見てました。スクリーンではなく。
ただ、ほとんどの人はスクリーンで見たいらしく、スクリーンは前方にしかないので、
後方ステージ上でハイドがMCをするにも、歌うにも、観客は振り返って前方スクリーンを見ていて、
ハイドは観客の背中に向かって、しゃべり、歌い、という構図が今回すごく違和感があった。
後方にもスクリーンがあったら便利なのに(味スタか日産スタジアムのときは有ったかと……)。

そのせいか、どうなのか、ハイドがしまいには、
ステッキに留まっているオウム(剥製かと)を合いの手にして、作り声で喋りだし、
ハイド「……こいつ、めっちゃ便利」

「みんなこんな所までほんとよく来たよね……僕なら来ません」
と、ハイドが「……ほんとすごいラルヲタだよね……」と嬉しそうに笑い、
ラルクを語るとき、ラルク・アン・シエルのメンバーは誰でも、
自分一人では決してラルクではなく、
4人集まってラルクなので、どことなくラルクを少しだけ客観的な、俯瞰的な言い方で語るのである。
(……いや待て、ラルヲタってTetsuyaが大嫌いな言い方では)
と思ってたら、「すごいドエルですね」と言い直してました、ハイド(笑)
ターバン姿のユッキーを見ながら「ユッキーは気分良いときしかターバン巻きませんからね」
星形のついた衣装のTetsuyaを見ながら「てっちゃんは気分良い時しか星の衣装着ませんから」

09.Wind of Gold
10.It's the end
11.MY HEART DRAWS A DREAM

MY HEART DRAWS A DREAMは毎度恒例の、サビ部分後半を会場全体で合唱です。

海風に吹かれつつ、風を感じるナンバーで。
だいぶ日が落ちてきて、あたりは薄闇に。

ここで再び正面のステージへ。

12.trick

ドラムのユッキー含めて、このナンバーだけ全員ギターを持って、
最初ユッキーから、順々に皆が、ヴォーカルをやった。

全員でギターをひっさげ、ギターのネックを持って立ったとき、
化け物退治でそれぞれが、マグナム、ライフル、マシンガン、バズーカで戦ってたのが、
全員同じサイズの機関銃をかまえて、一斉射撃を始めるみたいな、
物騒で不穏なカッコよさが立ち込めた。

13.REVELATION

”曖昧な 理想~♪”
というフレーズで、皆、
Yeah! いえい!
″愛を 示せ~♪”
てやっ! 
って感じに腕を振り上げたり、サイリウムを掲げたりする。むろん私もやる。

14.CHASE

ここでほぼ完ぺきに日没を迎え、前方のステージはキラキラしく光線を放ち、
華やかな演出画面が映し出されて、
それでも何が美しいかと言えば、後方に暮れなずんでいる真っ赤な夕焼けで、
おどろおどろしいくらいに赤い。
ハイドがステージから真正面の夕焼けを感じて歌っているのがわかる。

KenもTetsuyaも、またいつもストイックな感じなドラムを繰り広げるユッキーですらが、
皆、テレビなどでは見られないのびやかさ、
すんごく気持ちよさそうに、すがすがしい朗らかさいっぱいで演奏していて、
周囲には、海と、夕焼けのすごい赤が西側に残っている広ーい夜空と、
荒れ野原と、5万のファンと(スタッフと)、あとラルクだけ。

目障りな邪魔なものが一切ない。
あとただ音楽があるだけ。
この自由な感じがたまらない……この解放感が野外の良さ、
自分たちだけの音楽がどこまでも続いていくような疾走感なのか~
と実感しました。そこだけラルク天国、ラルカジノの楽園色に染まってくる。

15.XXX

この色っぽいムーディなナンバーは盛り上がりますが、
画面に映し出される演出画像の一部が、女性ダンサーのくねくね踊りで、
この演出が、場末ストリッパーとか、安キャバレーとかの色で、
一昔前のカラオケボックスに流れる画面みたいで安っぽかった。
あえて……なのだろうが、
XXXの耽美さはこの手の、場末の安酒とネオンの、レトロみだらなエロさと正反対の妖艶さ……

もうライヴ自体が楽しくて、曲はいいし、ライティングで目がくらむし、
正直、演出画像の端っこなんてどうでもよく、
男女とも、ほぼみんなハイドを見てますし、わたしもハイドを見ることにしましたが、
(この演出、てっちゃん嫌いそう……すごく苦手そう……!)
つか私がこの手の演出をラルクでやられると苦手なんだな、と内心でチラッと思っていました。
実際のところTetsuyaがこの演出をどう思っているかなんて知る由もないのですが、
Anemoneという曲のPVの演出を正直すごく、好ましくない!
と思っていたらしいTetsuyaですから、
だとすると、これはAnemoneのPVと通じると。

しかしXXXは魅惑の曲なので、また野外だとそういったことも、たいして気にはならない。

16.TRUST

今回のライブは終始この手のポジティヴな曲調なのがほとんどでした。
野外の解放感と、曲の伸びやかさがベストマッチ。
音響としては、野外は音が散ってしまいがちなので、
ずっしり聞きこむ系の濃いバラードなどは、合わないのかも。

ここでハイドのMC。
ハイドはずっと、おしゃれ眼帯をしていて、
(いや……たしかに私、眼帯キャラ好きだけども……だけれども)
顔で言うなら、ハイドの一番の魅力は何といっても目、両目じゃないか?
両目が見たい~と思っていましたら、
いつの間に眼帯を外して両目に。
その魅力たるや……自分の両目の目力の素晴らしさを存分にわかっていて、
だからこそ眼帯を外すだけで、うわ……美人……という演出の効果を最大限に発揮する。
特殊効果なみに成立するという、
なんとも心憎い技でした。

両目の本気モードで、観客全員がハイドの美しい両目のとりこになりつつ、新曲の発表を聞く。
「……夏らしいシングルをと……思っていたんですが……今になり……」
大丈夫だよギリギリまだ夏でいけるきっと*。

17.Wings Flap 新曲

明るいメジャー系のさわやかな曲で、
ここではないどこかに連れて行ってくれそうな飛翔感に、ちらっと切なさがよぎって、
ラルクの良さは、目の前の現実とは違うどこかにつれていってくれそうな、
現実逃避力の高い世界観。
旅たつ、飛び立つ、羽ばたく、その手のフレーズがもともとラルクの曲には多いのですが、
この、どこかに行ってしまおう感、風にさらわれて行こう感が、野外にぴったりな上に、
とてもラルクらしい新曲でした。

18.Lies and Truth
19.Link
20.HONEY
21.STAY AWAY
22.READY STEADY GO

このへんはもう、こってこてにラルクです。

暗くなる前は、野外ゆえに解放感はあるものの、
観客とラルクとの視線のばらつきのようものも生じて、
共通の音楽を介在してはいるものの、
てんでが勝手に楽しんでるような、
クラブでラルクの生演奏で、好きに踊ってるみたいな感じでもあった。

完全に夜になり、照明によって観客の目線もステージ一点に集中し、
終盤にかけてのラストスパート。

ハイドもほかのメンバーも、ライヴ後半ゆえ体力的にきつくなってきているに違いないのに、
終盤特有の観客の熱に押され、溢れたぎるパワーがすごくて、
この刹那的なひと時がライブコンサートの中で超絶、楽しい。

この終盤、本来、息切れしているであろうに違いないのに、
どこから出てくるのか、ぐわーっと歌うハイドの歌声がどんどん威力を増す感じが、たまらない。
もっと、もっとだ、ああ終わらないでほしいなあと思うわけです。

「さて永遠に終わらなければいいんだけど……終わりの時は来るもので……」
といったハイドの発言があって、
そういえばハイドが夢洲(ゆめしま)を、「行くぜ、ゆめしま~」とか言ってたわけですが、
ゆめすと呼んで、
「ああ……これ今まで何度、間違ったか……」とか言い直していたときに、笑いが起こった、
私を含め、皆、安心していたんだと思う。
関西出身のラルクでも、夢洲はなじみのない、今宵かぎりの特別エリアなのだ。
「こんなところに集まって、こんな夜は一生忘れないよね」
忘れません。

23.Pieces

ラストにPiecesが聞けるのは本当に嬉しかった。
と同時に、ああこのライブは終わりなんだな……と実感します。

最後に花火があがり、ハイドが投げKissしてラルカジノは終わりました。

帰りのシャトルバスに同乗している人たちが、皆、髪色がアッシュで、
アッシュな髪色はやってんのかな?
と思いつつ、ホテルに帰り着いてみたら、靴から脛当たりまで砂で真っ白になっていて驚いた。
帽子を脱いだら、帽子で隠れていた部分の髪色と、髪の裾のアッシュ具合と歴然と差がついており、
ハロウィンで裾に白っぽいエクステをしている人みたいになっていた。
砂埃凄かったんだ……。

*(シングル発売は真冬らしいです・笑)



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