So-net無料ブログ作成

無縁坂と不忍池 [ま行]

そういや先週、亀甲貞宗を見に行ったんでした。

上野方面で野暮用があり、午前中からだるいけれども、こなすべき案件でした。
近いから昼下がりに! 亀甲貞宗を! 東博で見てから帰るんだー!
と、楽しみを設定したおかげで、さほど億劫でもなく、足取りも軽くなり、
どれだけ刀剣および刀剣乱舞に癒されているんだろうか、私は。

暑くもなく寒くもなく炎天下でもなく雨でもない、という気候が、
昨今の日本では本当に珍しい部類に入る。
恵まれた天気だったので、てくてく歩いて行ってまいりました。

で、だ。
良い感じの雰囲気の下り坂をてくっていたときに見つけました、無縁坂の標識。
2016101915120001縮小.jpg
2016101915120000縮小.jpg
……無縁坂というと、
さだまさしの曲が有名です。
https://youtu.be/sxdgZhMokXY
グレープ 無縁坂

わたしくしこの歌、諳(そら)んじられます。二番まですらすら出てくる。
さだまさしの歌詞は文章になっている詩なので、スッと入ってきて覚えやすい。
わびしい暗い曲も多く、
わたしは暗い曲であれば何でも聞いた時期があった。
(さだまさしのファンの方々は概して、ほんわか明るい曲が好きなんですよね。
或いはラジオのトークの弾けたテンションだとかが。)

この「無縁坂」は、大抵「精霊流し」とセットで聞くものでして。
https://youtu.be/l8Oo89vah50
H264-01 精霊流し(1976.4.5 長崎市民会館 グレープ解散ライブ収録)

精霊流しはさだまさしの出身地の長崎を強烈に喚起させる内容なので、
無縁坂も、坂の多い長崎が舞台の坂ではないんだろうか。
文京区の無縁坂は、はたして歌の無縁坂なのか……?
無縁坂なんて坂の名前、どこにでも幾らでもありそうだし、
実在の坂というより、観念的な坂道にすぎない気もする。
……と思いながら、サビの

しのぶ~しのばず~無縁坂~ かみしめるような~♪
 ささや~かな……ぼーくの…

脳内で口ずさみながら足を運んでおりましたら、不忍池(しのばずのいけ)が!
2016101915150000.JPG

……ん?

忍ぶ……不忍……無縁坂……なのか!
無縁坂の目と鼻の先に、不忍池があるのだ。
するとこれは歌の無縁坂なのか。
しのばず……は、不忍池と、かけてあったのか。
知らなかった……。

などと今更ながらに発見しつつ、東博に着いたので、
(なにしろこの坂を通ったのも、不忍池の端を抜けたのも一度や二度ではない……
 ラルクのハイドが坂道好きで有名ですが、 「なるほど坂道とは、こうしてみるとなかなか乙な」
 とか感じ入って脳天気に通りぬけてただけでしたよ私は)
亀甲貞宗については次回upします。



共通テーマ:音楽

Measles, Mumps, Rubella [ま行]

アメリカの大学に留学した時、
わたしはひとまず語学留学し、
その後、四年制の本科に入ったのですが、
大学の本科の新入生健康診断において、がっつり予防注射を打たれました。

語学留学においても、日本の保健所で健康診断を英語で書いてもらって、
留学先に提出するのが渡航前の必須項目だったですが、
そのときの印象は「アメリカの学校は結核に神経質だ」でした。
肺のレントゲンも添付したし(←うろおぼえ)
BBCとかツベルクリン反応とか、その辺の過去の接種歴等を、そっくり洗われた。

たぶんエイズやHIVなどがさほど珍しくなく、
結果的に、結核などの感染症が珍しくもないのだろうと、勝手にわたしは推測した。
昨今は日本でも結核流行の再燃がさほど珍しくないが、
当時は、まったくそんなことはなかったので、「うわぁアメリカ……」と強烈に思いました。

ちなみに、結核の痕跡があると受け入れてもらえないケースが多い。
学校が受け入れないのではなく、おそらくは国の基準で受け入れないのでは。
完治という証明ができなければいけないはず。
留学生の友人は、子供のときに結核に罹って肺に微弱な影が残っていたために、
入学のタイミングがずれて、おかげで留学が数年遅れたと、その面倒くささを語ってました。

むろん結核関連だけでなく、
シュワルツ株(麻疹ワクチン)を何歳児に受けたとか
母子手帳とかまで引っ張り出してきて、診断書を書いてもらって、ただでさえ、けっこう面倒なのだ。

で、数か月の語学留学のときはスルーだった予防接種が、
本科では診断書をパッと確認された瞬間に「はい、あなたはこっち」
わたしは大学のヘルスセンターで、
「注射を受けてください」と。

"Really?"

わたしが地味に悲鳴を上げたとき、後列のアメリカンの学生数人が、
うわ、こいつかわいそう、気の毒といった同情を込めた感じに、くすっと笑ったのを覚えてます。
まあ確かに、気弱な感じに控えめ伏し目がちでいた留学生(わたし)が、
目を見開いて突如はっきり
「まじですか!?」
といったのでウケたんだろう。

問答無用で受けさせられた予防接種がMeasles, Mumps, Rubellaの三種混合。
Measles(麻疹:はしか)
Mumps(三日ばしか おたふく)
Rubella(風疹)
いわゆるMMRだったかと。

私は幼少期にシュワルツ株の麻疹ワクチンを複数回打っていた記録があったし、
風疹も中学の時に接種を受けたし……みたいな感じで、
どれも日本では免疫があると認められている状態だったので(当時、二十歳くらい)

なんで注射打つんだー、日本人を未開地の病気無知とか思ってんの、え?

甚だ不本意だった。
今ほどひどくなかったけれども、当時からアレルギー体質ではあったので、
いきなり海外でわけわからん予防接種を受けさせられて、
拒絶反応でも出たらどうしてくれると、うろたえた。
(中学生のとき風疹の予防接種を受けた折も、
体調に不安があって学校では受けられずに、
近くの医療機関に保護者と出向いて受けたくらいだったので。)

アメリカの大学の保健室で、「はい寝て」と、カウチに寝かされ、
さっさと腕を消毒され、キュッと注射液をおしこまれて、
何事もなくおしまい。
ありがたいことに体調も悪くならなかった。
ちなみに無料。
(というか留学生はたしか健康保険料みたいなのをアメリカ人より多めに支払う設定で、
すでに込みこみと言いますか。)
男女問わず上記のMMR(風疹こみ)の接種を受ける。

大学院に進んだ時も、学校を替えたので同様の健康診断があり、
また注射を受けさせられたらたまんない、
と、大学から健康診断の紙をコピーしてもらっておいて、提出した。
「これは助かる。コピーで問題ない。パーフェクト!」
と重宝され、注射を重複して打たれることもなく、

むやみやたらと日本人に注射打つわけじゃないんだアメリカ……

と知ったのでした。

日本に帰国して社会人になってからチラホラと、
このごろになっては、やたらと、
抗体の有効期限がうんぬん、
風疹だの、麻疹だのの流行について耳にします。
で、留学当時アメリカで問答無用とばかり予防接種を受けさせられた理由を痛感する。

日本は島国だし、
実際、いろんな伝染病や病害虫を水際で堰き止めている。

いろんな人種が揃っている多民族国家で、
各大陸を行き来しまくっている(=同時に病気も行き来するのが日常)
そういう生活が何世紀もにわたって根付いている土壌とちがう。

だから「自分がきちんとしていれば大丈夫だ」
という観念が根強いけれど、
伝染病は自分がきちんとした生活を送っていても伝染します。
だからこそ伝染病なのだ。

そうなると病気に感染した人を元凶として責めまくる村社会的な傾向が強いが、
無論、必要に応じて隔離対策は絶対重要ですが、
そんなことより予防接種をもっと周知して、
大人になっても、ある程度、半強制的に受けさせるようにしたほうが、安心だし現実的。
やがてオリンピックもするんだから、必要なんでは?

あ、それから――


『南阿蘇水の生まれる里白水高原駅』の由来水源 [ま行]

熊本地震の後、水源枯れる 「日本一長い駅名」由来の地

http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160425000359.html
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160425000360.html
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20160425001528.html
(朝日新聞デジタル)

スライド式になっているので一つのリンクをクリックすると、
あとは矢印で3枚見られます。

水源があったころの写真と、現状との差に唖然とします。
こういう実態も徐々に明らかになってくる頃ですね……。


まぁなんにせよ、一つの目的のために存在するモノは強くしなやかで [ま行]

え、刀剣乱舞にはまってんの? なんで?
ってなリアクションをされもしますが、
んなもん、刀剣が大好きだから--。

これまでも私は『黒十字サナトリウム』や、『黒猫ギムナジウム』などで、
密かに刀剣描写に励んでいます。
黒猫ギムナジウムでは刀剣自体は出てきませんが、
273ページで怜さんを日本刀に譬えてあれやこれや書いているのも、
なにも刀剣を引きあいに出す必要性はないわけで、ただもう日本刀が好きだからです。
短編だったら『セイヤク』において、
刀剣好きな世界をかなり露骨に繰りひろげています(……刀剣だけじゃないけども)。

刀剣の付喪神・擬人化系ゲームだったから始めたのであって、
これが単なるガチャゲーだったら、興味をそそられませんでした。
元の持ち主はなんであれ全員死んでいて、
あまつさえ刀剣自身も消息不明になっていたりする実情を踏まえた上で、
刀剣同士がキャッキャウフフ、
意気揚々と戦ったり鍛錬したりする設定なんてツボるに決まってるじゃありませんか。

それまで、生刀剣にお目にかかれる機会といえば、
大体が、城見学にいった折に併設されている、美術館と名うった宝物庫展示場の隅っこ。
相手は埃かぶったようなショーケースの向こう側に、展示の詰め草みたいに、
ただ並べられているだけ。スポットライトなど皆無。
よどんだ自然光の下で、味気ない配置で羅列されている場面でした。

磨きこまれてもおらず(磨いて輝きを保つのは、きっと結構お金がかかるのだ)
鉛色、鋼色の人斬り庖丁の風情まるだし。
物騒かつ剣呑な道具っぽさが、あからさまだった。
少なくとも私がこれまで見てきた刀剣たちは。

それが最近ではピッカピカに磨きこまれ、仄暗い展示室で、美しい光線を目一杯にあびて、
美術館の目玉、花形展示。
滅多にお目にかかれない刀剣も続々、お披露目状態。
こんなに美しかったのか……とあられもない姿を、潔くさらしてくれて、
そんなの嬉しいに決まってる。

ちなみにわたしは刀剣が好きなのであって、
刃物が好きなのではないので、
包丁を眺めていても、軍用ナイフを見ていても、
何もそそられないどころか、むしろあんまり気分が良くない。

たぶん刀剣の前時代的な懐古趣味に見え隠れする悲哀とか、
今となっては無用の美、
『銀魂』の高杉の言葉を借りれば、
「刀は斬る、刀匠は打つ。侍は……。まぁなんにせよ、一つの目的のために存在するモノは強くしなやかで美しいんだそうだ」
潰すには惜しい、潰しの利かない厄介な美意識が尊いのだ。
こんなにも美しく輝かしいのに残忍な人殺しの道具なのが……すごいゴス。
七宝やアメジストでキラキラした携帯用の毒薬壜を眺めるのと、同じ気分。

だから同様のゲームで、有れば、はまるだろうなあと思うのは、
劇薬を含めた歴代のお薬擬人化ゲーム。
1918年ごろに流行した嗜眠性脳炎(眠り病)とか、スペイン風邪などから始まって、
次々に伝染病を倒して時代を遡っていく。
しまいには欧州の黒死病とかを殲滅していく。浪漫だ。

刀剣乱舞の刀剣は歴史を改変させないために頑張るわけですが、
いっぽう劇薬を含めたお薬たちはパラレルワールド的現代の奇病、謎の伝染病解明に乗りだし、
特効薬を見つけるために過去の病気の生サンプルを得る使命を負って、旅に出るのだ。
ペスト医みたいな恰好の敵と戦う。
アルコールや蒸留水、ヨードなどの馴染みの消毒道具を装備して。

刀剣乱舞のこんのすけにあたる役割は、白い伝書鳩さん(昔は医師が患者とやりとりしたり、ワクチンを運んだりするのに、伝書鳩を使ったりもしたそうなので)。
審神者にあたるのが薬の調合師、薬剤師。

誰か制作してほしい。
課金するから。

オールドな弦楽器の擬人化ゲームも、あったら胸熱です。
楽器は「一つの目的のために存在するモノは強くしなやかで美しい」道具である以上に、
そいつがもたらす結果も美しい。
……それゆえに美しいだけの役立たずともなりうる裏腹さが危うくて、おいしい。
弦楽器界隈って古ければ古い程、価値が出てくる特殊な世界なので、時代を遡る魅力にもってこい。
短刀→ヴァイオリン
脇差→ヴィヨラ
打ち刀・太刀→チェロ
太太刀→コントラバス的な役割で、
ゲームが展開していくにつれて、レア弦楽器を入手しつつ進むのです。
敵は文化大革命的な架空の国粋主義プロパガンダ部隊。
クラシック音楽や西洋の楽器、文化などを目の敵にして抹殺する連中である。

『Hunter×Hunter』のセンリツが負ったような呪いを解くために、
特定の弦楽器で、特定の楽譜を弾きこなさねばならず、
散りじりに分散した楽譜の欠片を拾い集めていく。
弦楽器の擬人化――ガルネリ一族とか、ストラディヴァリ・ファミリーとか、その写しとかが登場。

最終的にはレア弦楽器でカルテット的な部隊編成を組み、
拾い集めた楽譜を繋ぎ合わせて、美しい楽曲を奏でるのだ……
というのだと燃える。

……ちなみに、



共通テーマ:ゲーム

まぜるな危険 [ま行]

ゴシックとスポーツを掛け合わせたヘルスゴスというファッションが海外でトレンドである、
という記事を、写真と合わせて見かけたんですが、
――いや……これ忍者じゃない?
日本ではまだ認知度が低いがこれから高まるかも知れません的な記事なんですが、
――いや……認知度も何も……忍者だし……。
いろんなジャンプ漫画、ジャンプ系アニメで、この手の忍者系・中二ファッション、見尽くした感が。
最新トレンドどころか、とてもあるあるな既視感が。

そういえば以前、映画Kill Billで服部半蔵に刀を依頼するエピソードがあって、
「なんで忍者に刀を依頼するんだ。日本刀といったらサムライでしょうに! タランティーノは日本映画を大好きなんだから、そこはきちんと押さえてほしかったのに……」
とか、私がぶつくさ口説いたら、
「忍者と刀って違和感ない。べつに」
と反論されたことがあります。Kちゃんという友人でしたが、「そこは別になんら問題はない。忍者って刀で木葉を切ったりするんじゃない?」

えええ……忍者といったら、まずは飛び道具系じゃないかなあ~、
刀は単なる武具として使いもするけど、
日本刀に魂を感じる典型といえば、やはり侍を置いては……

とか、私はいつまでも腑に落ちずにいたもんです。


モフモフ [ま行]

基本的に、北極グマは温厚で高い知性があるけれども、
野生動物ゆえに、いつ何がどういったリアクションを引き起こすかは全く想定できないから、
人間は必ず70フィート(約21メートル)以上の距離をとっているそうな。
それ以上近づいてきそうになると、クラッカーを鳴らすことにしているらしい。
ホッキョクグマはそのクラッカーがどういう警告か理解している。

……とか英語でナレーションが入っているこの動画。
元来、食うか食われるかの関係の、100%野生のホッキョクグマ 対 飼い犬。
双方じゃれてて、もふもふ交流している。
雪上のフロンティア最先端は寒そうだけど、あったかそうなのだった。

もふもふ成分がなごむ!


https://www.youtube.com/watch?v=JE-Nyt4Bmi8
Polar bears and dogs playing

《犬を抱きしめる野生のホッキョクグマ:http://skaihahiroi.blog.fc2.com/blog-entry-865.html》という最近の記事から私は辿りついたのですが、
この動画自体は8年近く前にアップされてました。




共通テーマ:動画

メロディーと終末観 [ま行]

聞いてみて、この二つの曲、
『Ark』と『防人の詩』って似てません?


Elysion~楽園幻想物語組曲~02 Ark
http://youtu.be/adMEuCT6UeA


Nataliya Gudziy-Sakimorinouta ナターシャ・グジー 防人の詩
http://youtu.be/vpb-YwyUXx8

防人の詩は原曲さだまさしで(相当、昔の曲だと思う)
さだまさしと、サンホラって上辺はすさまじくかけ離れている。
また両者のファン層、リスナー層も、多分おそろしく隔絶していて、
似てるよね~うんうん、という共感を容易には得られなそうなので、
防人の詩を、ウクライナ人女性インディズの歌手が日本語でカバーしているものを貼ります。
すごい透明感。
これを聞くと、ああうんわかる、サンホラのArkと、防人の詩ってやや似てる、と感じないか。

ざっくりメロディーの1フレーズにも満たない旋律が同じ(……あるいは限りなく似てる)だけなのだが。

箱庭を騙る檻のな~かで♪ (Ark)
教えてくだ~さい♪ (防人の詩)

くりかえし違う歌詞で出てくる、このメロディラインの《~》にあたる部分の旋律が如実かと。
で、高いトーンのせいもあるのか、
曲想も通ずるといいますか。

終末色が濃くて、
管理された者たちの魂の反乱的なテーマも。
破滅の水際って感じの世界観も。

とくにArkの3:18「限り~なく同一に近づけ~る」から4:02までの曲調がみっちり、
防人の詩を彷彿とさせる。

だが、頷いてくれる人がいない。
別にいいっちゃいいんだが。

影響を受けた可能性もあるが、
似せたとかオマージュなどではなく、
自然に似たのかも。
こういう音感には、こういう情感を込めたくなる、
あるいは逆で、こういう情感には、こういう音感をあてたくなるのか、と。
音感が喚起する感覚って、世界中の老若男女を問わず共鳴する部分が大きいですもんね。

もっと言うと私は、この上記二つの曲と、
ベートーヴェンの「テンペスト」が似ていると感じるのだ。
コード進行とか詳しいことは置いといて、似てないか?


Beethoven Piano Sonata No. 17 "Tempest" Valentina Lisitsa 3. Allegretto
http://youtu.be/6KMGcOYHSs0

ちなみに「防人の詩」さだまさしVer.はこちら。



共通テーマ:音楽

ものさし [ま行]

福島の原発事故とその後の対応に関して、
チェルノブイリ原発事故が引き合いに出されるのは当然だけれど、
チェルノブイリは風化しているとかいう以前に、
海外なので、日本人はあまりリアルに受け止められない……気がする。

チェルノブイリよりも、水俣病を引き合いに出したほうが、
現状のヤバさをみんなリアルに感じて顔色がサァッと変わる気がしないでもない。

水俣病が問題になったのは、チェルノブイリよりもずっと昔で、
私を含め、このブログを読んでいる人はおそらく大半が生まれてもいませんよ。
……という世代だけど。
日本の土壌と水域で起きていて、
有害物質の垂れ流し、汚染された魚介類……規制を含むさまざまな対応の遅れ……等々。
社会科とか公民の義務教育で、
被害状況が明らかになるまでの経緯だとか、
企業と国家の責任とか、懇切丁寧に刷りこまれてきたかと思うので、
……こういうことか……!?
と、より身近に、現状を浮き彫りにする価値判断の水準としてわかりやすい気もします。

いくらなんでも時代が違うじゃん!
無論そうなんだけど、
当時、東京タワーに沸いたように、現在スカイツリーに沸いたり、
当時、東京五輪誘致に懸命になっていたように、
現在も東京五輪誘致に少なくとも国政や都政は懸命になっているわけで、
国民性や、一大企業や、国の対応方針(いわゆる体質)ってのは、
当時と物凄く違う……っていう訳じゃないのかもしれないよ……。

未遂 [ま行]

ゴミ捨て場にかなり大量のペットボトルを捨てにいって、
戻ってきたら、携帯電話がなくなっており、
まさか……と思いつつ家電で鳴らしてもうんともすんとも聞こえないので、
半信半疑で取りに戻ったら携帯電話、捨ててました。


魔女の宅急便のキキの屋根裏部屋は快適すぎ [ま行]

今日、Googleのトップ絵がキューリー夫人に変わってたので、
はてキューリー夫人が何をどうした記念日なんだ……?
と、ググってみたら、
キューリー夫人の誕生日なんですね、11/7。

キューリー夫人っていうと、子供のとき読んだ伝記で、
母国ポーランドで、ポーランド語のクラスをやっちゃいけない時代で、
(当時ロシア占領下)
でも学校で先生はこっそり授業をやっている。
で、そこにロシアの憲兵だかが査察に来る。
すると、必ず彼女が先生にあてられる(優秀だから)。
さあ、マリィ、暗誦を。
ずらずらロシア語で次から次に質問責め。
すべて的確に答えるんだけど、それが彼女はいやでいやでたまんなかったのだ。
っていう、優等生ならではの苦悩みたいなシーンを思い出します。

あと、娘時代、素寒貧で屋根裏部屋がめっさ寒くて耐えられないので、
寝るときベッドの上に椅子を置いて重石にして寝た、というジリ貧ネタ。

貧乏エピソードは、フジコ・ヘミングもかなりキューリーさんに通ずるものがあったので、
キューリー夫人みたく成功するんだろう、と流して見ていたら、
ベートーベンとか、太宰治の「水仙」みたいな人生が待ち受けていて、
がーん……となったな、そういえば。
トラックバック(0) 

真夏の夜の夢 [ま行]

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団のバレエです。
ラッキーなことにチケットが手に入ったから、どう?
とめぐってきて、上野まで見に行きました。
スポコンと美の融合した、バレエ映画は好きなのだが、
(あ、でもまだ「ブラックスワン」見てない)
バレエ自体の造詣は深くないんで、楽しめるか不安でした。

「真夏の夜の夢」が演じられる前に、
「ダフニスとクロエ」という題目があったのだが、
これがバレエの踊り自体のよしあしはさておき、
うう……うん……
というストーリー展開。
音楽も緩慢といいますか、途中、これは眠りの妖精のバレエなのかと思いそうなほどに睡魔が……。

一番良かったのがカーテンコールでした。
それまで可憐な乙女を演じて、
世間知らずで純粋初心な小娘にしか見えなかった主役のバレリーナが、
カーテンコールでは、貫禄さえを感じさせるしっとりとした女性で、
演技者ってすごいな……としみじみ見せ付けられた気がしました。

「真夏の夜の夢」は、
とにかく、ふわふわ、キラキラしてて、美しい。
幼稚園くらいのときに頭に描いていた、
お姫様や妖精の「西洋世界」が目の前にくりひろげられていて、
メルヒエン気分が満点に叶えられました。
幼稚園の頃って、外国ではすべて細腰にチュチュがふわふわ、キラキラして、
少女マンガみたいな恋愛沙汰のあげく、ハッピーエンドになるメルヒエンな世界である、
と思ってた……かも。
プリマのバレリーナがすばらしかった。
息を詰めて見とれました。

もうちょっと演奏の音が大きくてもいいんじゃないか、という気がチラッとしたけど、
東京文化会館の音響が古かったのかもしれない。
トラックバック(0) 

「幻の毒」 [ま行]

酖毒(ちんどく)とよばれる幻の毒があって、その力は猛毒。鴆(ちん)の羽にある。酒に浸したものはよく人を殺し、転じて猛毒の代名詞。

この酖毒、ウィキペデイア(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%96%E6%AF%92)からひっぱってくると、つまりはこういう代物だ。

"鴆毒(ちんどく)は鴆と呼ばれる空想上の鳥の羽の毒。一説には、パプアニューギニアに住むピトフイという毒鳥と同種の絶滅種の羽ともいうが、実際には亜砒酸との説が有力である。あるいは酖毒とも書く。

なお、経書『周礼』の中に鴆毒の作り方と思われる記述がある。
まず、五毒と呼ばれる毒の材料を集める。

雄黄 ゆうおう(硫化砒素)
礜石 よせき(硫砒鉄鉱)
石膽 せきたん(硫酸銅)
丹砂 たんしゃ(硫化水銀)
慈石 じしゃく(酸化鉄)

この五毒を素焼きの壺に入れ、その後三日三晩かけて焼くと白い煙が立ち上がるので、この煙でニワトリの羽毛を燻すと鴆の羽となる。さらにこれを酒に浸せば鴆酒となるという。

煙で羽毛を燻るのは、気化した砒素毒の結晶を成長させることで毒を集める、昇華生成方法の一種ではないかと思われる。日本でも、亜砒焼きと呼ばれた同様の砒素毒の生成法が伝わっている。”

……ほほう。ようは化学物質の毒鍋で猛毒を生成、気化させて毒性を精製収集したかんじ?

で、だ。私は今日も気ままに深夜CBSドキュメントを見ておりました。いつも見てるわけじゃなく、気が向いたときにやってたら見てみようかな、ぐらいの位置にある番組なのだが、今回はアメリカで破棄されるコンピューター系廃棄物、E-Wasteが違法に中国に運ばれるドキュメント。

その分解作業で、中国の村全体の経済が支えられているようだが、廃棄処理のずさんさが暴かれていくと、引く。手作業、毒まみれ。ダイオキシン濃度、何百倍、流産率7倍(だったかな)、癌とかのリスクもハンパないわけなんだが、そんなことより日々の生活ですよ、っていう貧困が洒落にならなく晒される。

その場をとりしきる地元の市長、ビジネスマンおよびギャング(……つっても黒服にサングラスのマフィア的バリっと決めたギャングではなく、柄が悪いとしか見えない連中)が、CBS取材班のカメラ没収にわらわらと襲い掛かってきたりして。そのドキュメントが米国放映されてから、中国に違法に廃棄物を流しているアメリカ企業が摘発されたりとかされてるらしい。これぞマスコミ取材の鑑だよ……な、ドキュメントだったのだけれど、そんなことより私がびっくりしたのは「亜砒焼き」。

銅などの高価でわずかな金属を取り出すために、基盤を火であぶって取り出すんだけど、とうぜん基盤には、鉛、カドミウム、水銀、クロム、なんちゃら塩化物とかが、仕込まれてある。私、化学に弱いので、化学式とか細かいことはわからないけど、ド文系の素人の眼からしても。なにやらモクモクさせていて、リアルに酖毒生成中なのだ。

砒素系じゃないかもしれないけど、あくまで幻としてあるべき猛毒生成術を、分解過程の副産物として日々、原始的に再現してはいまいか。下記のYoutubeに放送分を全部は拾いきれていないんだけれど、取材で専門家が答えるにつけても「かれらは歴史上、最も毒性の高い猛毒に日々さらされている」
こうなると「酖毒」の語に秘められた、まがまがしい毒性も、最早あったもんじゃないかんじ。

CBS Documents e-waste @ guiyu 関連Youtube


トラックバック(0) 

メイド萌えって [ま行]

マザコンぽいよな。

ふと、いきなりですが、前々から思ってたのだ。まぁー、光源氏の時代から「命婦」とかって、大臣(おとど)の奥さんを名乗るには位が低すぎるけど、お手つきしたとしてもよろしいのです、っていう身の回りの世話をする女であって。いわばメイド。ハシタメよりは小奇麗にしていて、賢くて、気の利いた会話のひとつもできるけど、お母さんほど口うるさくもない。女房や彼女ほど義務やら気遣いやら発生しない。メイド萌えって古典だよね。1000年以上前から、珍しくもないよ。
……と、以前友人とも言いあっていた。

つまりは。

メイドのよさは、お母さんみたいに飯のしたくから身の回りの世話やら家のことを切り盛りしてくれる、にもかかわずロリっ子的な見た目、ってところなのだろう。マザコン&ロリコンの両極を網羅するなんてちょっとした最強なのか。

召使いを意のままに、威張りちらしては、権力をひけらかせて気のむくままに好き勝手できるから、という願望とはちょっと違いそうだ。

身分下といっても、たとえば農奴萌えとかさ、無いだろう。農奴はこぎれいなフリフリしたカッコしてないしな。「綿花をあと一カゴ満タンつんでこなければ、どんな目見るかわかってるのか、いいな!」みたいなのって単なる虐待地主で、ご主人様でも、お帰りなさいませ、てへ、にもへったくれにもなりえない。  

これがまたちょっと似ているけれどもナースになると、彼らは怖いお薬とか、よくわからない器具とか駆使できるので、立場が安易に逆転しかねず、少々、猟奇な恐怖感がともなうがために、メイドほど安易に気軽に萌えられまいよ。

だが、私からしてみると、メイドのステレオタイプがまた全く違っている。今の時代、コスプレでもなくあの特有のふりふりなかっこで仕事しているメイドさんとかっていないはずなので、もはやああいうフレンチメイドはファンタジー。ファンタジーな存在に誰がどんなファンタシーを抱いていても、ありなんだけども。

オペレッタとかだと、だいたいメイドが、女主人やら御主人やら庭師やらをゲームの駒にして遊んでいる役回りでは? 奥様の目を盗んで、うかつなダンナさまと悪さして、その件でダンナさまを強請ってたりしそう。あたし、そんな、本気でしたのに、ひどいっ、とか訴えて、内実は全然本気じゃないのに、いい年こいた大人を愚弄する、或る種、小気味良い性悪。

更にゴスものだったら、メイドって「レベッカ」にでてくる、おどろおどろしい監視役。反りのあわない姑よりも、きっともっと身近に疎ましい。奥様、前の奥様はこういたしましたが? 奥様、前の奥様はそうなさいませんでしたが? 影みたいに音も立てず背後にいたかと思うと、いちいちねちねち口を出して、ストーキング、こわいんだ。あっちいってったら!

「レベッカ」は、映画でなくて本の場合、たしか真っ黒な年長メイドのほかに、若い普通のメイドがいるんだけど、若奥様となった主人公の下着のレースを、針でひとつひとつチェックしてるんだよ。ほつれていないか。仕事熱心なわけじゃなく、マンダレーに住まう若奥様ともあろう方が、レースのほつれかけたペチコートなんかつけていて、気付かないのなら、くすくすっ。そんな庶民出の、隠れたところに気をまわさない貧乏くさいみすぼらしい女であったら、やんなっちゃう。

と、あら捜しのためだけに、ものすごく熱心に毎回毎回レースを、洗濯のあとに針でつついて、チェックしてるのである。

そんなこんなでメイドさん。
このアメリカのダノンヨーグルトCMの「メイド」が、私はかなりお気に入りなのだった。たしか1999~2000年くらいに目にした記憶が。落ちも気が利いています。

Weird Parents Commercial


「うちの両親、ほんと変なの」

New Minute Maid Commercial


メイドつながりで拾ったCM。最近のもの。
メイドはメイドでも「Minute Maid」ジュースのCM。
「あなた確か、うちの子たちの父親の一人だと思うんですけど」
「まさか……」


Learn English really funny commercial


おもしろCMつながりで拾ってきた海外のベルリッツCM。
もはやメイドさんはいっさい関係ないです。
評価数がすっごい高い。

メーデー、メーデー "we are sinking!"を
"what are you thinking about?"
と返すドイツ沿岸警備隊です。

続きを読む


トラックバック(0) 
共通テーマ:動画

マナーって [ま行]

ネタばれとかね。

テレビは地方差による放送時差を一週間だけ考慮すれば、一斉放送なので内容を話しちゃっても平気なわけです。
映画ってお金を払ってわざわざ見に行くものだし、公開期間に幅があるし、レンタル待ちも圧倒的に居るわけだし、映画を語るのにネタばれしないのはいらぬ神経使います。伏せ字とか、「以下ネタバレ」とか、見るか見ないか心穏やかじゃなくなりませんか。

私が人にネタばれしちゃった映画は数知れず、見た映画を布教していると熱が入って喋っちまいます。
それでね、その親友は主人公の……『ビューティフル・マインド』
この、旅する小人の置物の写真は実は……『アメリ』
とすると、お父さんは海の中?……『パイレーツ・オヴ・カリビアン』
てな感じで、ほんと、危険危険。

いっぽう私も『自転車泥棒』をビデオで見ようと思っていた矢先に、
「あーあれ、お○○さんが犯人なんだよね」
と。
私が責めると、
いや、名作だから。犯人がわかってどうこうっていう映画じゃないから。犯人知ってても楽しめるから。だから名作だから。

と、もっともらしく言い逃れられたのでしたが、犯人を知らずに見たほうがきっともっと楽しめますよ。



トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

みもしらず [ま行]

わたくしよく「見も知らず」って言葉をつかいます。小説で。
見ず知らず、ってことです。
身も知らず、っていう変換ミスには気をつけなくっちゃいけません。ほんとまじめに。




トラックバック(0) 
共通テーマ: