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新刊「黒猫ギムナジウム」本日発売です [ニュース]

黒猫ギムナジウム (講談社BOX)

お住まいの地域等によって発売日が変わることがあります。
アマゾンなどネット書店の多くでは明日12/2日発売らしい(予約可)。
無事に新刊出版のご報告ができて、嬉しく思います。けっこう長い道のりでした。

書影283790.jpg

講談社BOXたる名のゆえんは、箱ケース(BOX)入りの本(ソフトカバー)に由来しており、
実装は、こういった感じになってます。

11-12-01_004.jpg

marucoさんの表紙絵。
桜の花びらの色合い……ぼかし方の加減、絶妙な配置が、流れるように舞っていて美しい。
箱のモノトーンのラフ絵も情緒があるー! 伏し目の白雪が、髪飾りを。

11-12-01_005.jpg

本の各章ごと扉絵もついていますよ!
どれもとてもステキなんだけど、
特に私が好みなのは、序章と、三章と、七章の扉絵かなあ!
いずれも甲乙つけがたいのですが、あえていうなら、あえて!
皆さんはどれがお好きなのかしらん。
箱の裏表紙側にもラフ絵が二つ入っています。
ラフ絵は、3点とも世界観を絶妙に切り取った断片で、感激。

明治時代を舞台にした和ゴスと怪異ミステリー。
もしもよろしければお手にとって読んでいただけると嬉しいです。

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新刊は全部まとめて11月(予定) [ニュース]

講談社Box AiR で4話まで連載いたしました『黒猫ギムナジウム』
当初、6~7話くらいまでを収めて、第一冊を今年9月に出す予定で、
二冊目以降は、いつ出るのか正直まったく未定だったのです。

でも……全16話かきあげてあるわけだし。
16話だと、規定の量の2冊分に収まらないので、
3冊にして、
「SF Japan」で既に発表した番外編『葉コボレ手腐レ死人花』を同時収録するか?

『葉コボレ手腐レ死人花』の掲載先である徳間書店は、
快諾してくださって、とてもありがたかったのですが、
となると、いたずらに冊数がかさみもするのよね……。
既出で、まえに読んでくださった方もあるわけだし、新作の新刊としてちょっとアレかなあ……とも。

みなさんに『黒猫ギムナジウム』を最後まで読んでもらうのに、
2~3冊と、分割して出すより、
まとめて一冊で出せたら、いちばん割安価格で提供できる――。
と、もやもやしてたのです。

それを一括まとめて厚めの一冊で、今秋11月を目指して、出版ときまりました*
良かった! 
それがわたしの一番望んでいた発表形式で、
もともといたずらに連載や冊数を引き伸ばす予定で、書いていた話ではないので、
薄い本を重ねるよりも、あるていど収録数のある質感で、できるだけはやく全話提供したかった。

一話ずつ完結スタイルのお話だったら、二冊目、三冊目の発表時期の期間があいても、
さほど気にならないのですが。
思いっきり物語の真ん中で、ぷつっとお話が切れるってのは、抵抗があります。

出版社講談社側の方針と、私作者としての意向とが、そのあたり今回うまく合致して、
双方「これが読者のみなさんにとってもまた、一番望ましい形体だ」
という合意にたどりつけたので。
本当によかったああ(泣)

そのため、9月発表予定だったのが二ヶ月ほど遅れますが、
その分、最後までみっちりで出せます。いまほんの少しだけ待ってくださいね。

いまカシカシと、校閲に出す前の、文体の手直しと微調整をしています。

(以前発表した、外伝『葉コボレ手腐レ死人花』は、収録されませんが、
これは番外編なのと、SF Japan 2009 AUTUMN で読めまする。
とはいえSF Japanは廃刊雑誌なので、今となっては入手困難であれば、
『葉コボレ手腐レ死人花』に関しては、なにか提供方法を別途、考えていきたいです。)

*最新情報はこちら→http://blackcrosssanatorium.blog.so-net.ne.jp/2011-12-01


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注目の新人たち展@銀座人形館 [ニュース]

友人に人形作家の卵がいたのですが、
今回めでたくプロ作家デビューしました☆
作家名「たまき」といいます。

高校以来の友人で、高校時代は一緒の茶道部でした。
お茶室で、御点前の練習もそこそこに、おしゃべりをしていた記憶が……。
(話していた中身は、今も昔もさほど変わらない気がしないでもない。)
クラスは違いましたが、古文の授業は一緒でした。
古文じゃないけど、教科書に載ってた中島敦の「山月記」に、
いい話だよなこれ!
と共感しあった記憶が。
また、リヴァー・フェニックスが死んじゃったよ、とか話したりして、
まあ、ここに書けることはそのくらい(笑)

わたしの身のまわりには、
クリエィテブなエリアに興味や造詣が深い友人が、わりあい多いんじゃないかと思うけど、
彼女はなかでも一番クリエイティブです。

美大の油絵に進んだ時点で、クリエイティブなのはわかっていましたが、
数年前の一時期、市場にバターが不足したときがありましたよね?
彼女は、「ケーキ焼きたいから、バターつくろっかなー」
って言ってました。
バターって普通つくるもんじゃないよ、買うもんだよね! 

新人展は7/1金~7/7木まで、銀座でやってます。
銀座人形館には、ほかにも人気作家「恋月姫」さんの人形なども展示されていました。

(恋月姫作の人形には一体240万円の値段がつけられていました。
アンティークドールも、さらっと百万単位。
増産品じゃない一点ものですしね。一点、つくるのにかかる手間暇を考えれば……。
すべてがそんなにお値段張るわけではなく、十万円位からあります。)

展示といっても、ただ横に並んでいるのではなくて、
家具調度からすべてその部屋だけみっちり美空間。
どっかの富豪の、美しいものたちを集めた、秘密の隠し部屋。
人形と妖精と悪魔とが、仲良く暮らせそうな風合いの一室です。

「たまき」作のお人形は3体展示してありますが、
その中の一体を載せさせていただきます。
(作者の許可はとってあります。)
携帯で撮ったから写真がちょっとイマイチなのは、ごめん。

球体関節人形です。
北欧の素朴な女の子をイメージしたようです。
彼女のお人形の特徴は、球体関節人形に、自然な温感がある、というとこかなあ。

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わたし的には、民族調の帽子と、目元と、肌のほんのりした色合いが、まことに自然でかわいらしく。
北欧じゃないけど、ちょっと「フランダースの犬」のアロアを思い出しました。

(2012/7月追加情報)


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†黒猫ギムナジウム†第4話@BOX AiR  [ニュース]

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03号、公開になりました。
講談社発行の電子書籍BOX AiRです。

連載中の「黒猫ギムナジウム†第4話」が掲載中。
今回、わたし自身まだmarucoさんの扉絵を拝見していなかったので、
iPadのプレヴューページではじめて見ました☆

リサのドレスが想像以上にあでやか。
白雪の髪飾り、びらかんざしが似合ってます。
表紙には居ませんが、あの人やその人も、登場いたします第4話。

さて今回の第4話で、「黒猫ギムナジウム」の連載は終了です。
実はこの黒猫ギムナジウム、既に16話まで書き上げておりまして。

だったらちびちび出し惜しみして連載しないで、迅速に書籍化しましょう、となりました。

今年の9月に「黒猫ギムナジウム1」が出版の予定*で、
いま、いろいろ頑張って着々と進行しています。
鋭意邁進中。いましばらくお待ちくださいー。

「黒猫ギムナジウム」の第一冊目は、第1話~第6、7話相当を収録予定*です☆
乞うご期待...♪

*最新情報はこちら→http://blackcrosssanatorium.blog.so-net.ne.jp/2011-12-01

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02号、公開になりました [ニュース]

電子書籍BOX AiRです。

連載中の「黒猫ギムナジウム†第3話」が掲載中。
いままでの黒猫ギムナジウムのなかで、今回のmarucoさんの扉絵が個人的に一番好きです。
全体の構図といい、とくに主人公の白雪。
また狭霧もキリリとして、年の割に冷静、サンショウは小粒でもぴりりと辛そうな見た目が素敵☆
読者の方も、登場人物のイメージを、よりヴィヴィッドに大きく膨らませられるかと。うれしいです。

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01号、本日公開 [ニュース]

電子書籍BOX AiRです。
連載中の「黒猫ギムナジウム†第2話」では、
零号、第1話登場の白雪、猫目坊にくわえて、新たな登場人物が……♪

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次回のBOX AiRは4月初旬発売予定 [ニュース]

次回のBOX AiR、
01号は、4月初旬発売予定になったようです。
この日程は現時点では微妙に曖昧模糊としてるのであれなんですが、
いま紙媒体が、災害のせいで一時的であれ困難な状況にあるケースも見受けられるようなので、
電子書籍、ほんとがんばってちょうだい。
(著者としては、原稿を書くあてが紙だろうが電子書籍だろうが同じく力を尽くしてやるのみです。
 個人的には紙書籍は絶対なくならないでほしい。)

初回の「零号」に第1話が掲載された「黒猫ギムナジウム」は、
今後も引き続き、4月初旬発売予定01号に、第2話が掲載されています。
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次回のBOX AiRは5月発刊です。 [ニュース]

BOX AiR、先月発刊となった初回の「零号」はまず特別版で、
5月から第一号として、以降は毎月定期的に月刊誌として発刊されるそうです。

初号に掲載された私の「黒猫ギムナジウム」は、次の第一号にも引き続き掲載されていきます。
もう原稿は預けてあるので、あとは絵がついて出るのを待つのみです。

主な登場人物の一人について、
私なんかが堂々と色々注文つけさせてもらったキャラデザがあって、
これを先日、改めて直していただいたの見せてもらった。
びっくりするほどすばらしいイメージどおりの娘になってました。

これです!
この子です、
これが私の描いていた子なんです!
あああありがとう、
心苦しくも、なんかいろいろ折れそうになりながらも、
でも強いて、読者のかたがたに少しでも適切な情報を伝えるためでもあるんだ……と。
勇気出して注文をつけた甲斐があった……!

つまりたとえば、
「外出時は帽子をかぶらせて、どうか手袋をはめさせてください。
この時代、日中に帽子をかぶらず、手袋もはめないで、表をあるく西洋の娘は、
物乞いか、娼婦くらいなのです」

とかいったことです。

根気よく対応してくださってすごい魅力的にしてくださったイラストレーターmarucoさんに心から感謝でした。

明らかに素敵になったその下絵のコピーを、あんまりうれしくって、
もらっていいですか? いいですよね? 
と、もらってきちゃったのですが、

ブログに載せないでくださいよ?

と、編集さんに警戒されました……。

なお、初号のPDF版に見られる、妙な改行位置やら文中の空白ですが、
あれ、iPadで読むための便利機能が、悪さしたっぽい感じがします。
iPadだと行間とか行数とか文字の大きさとか自由自在に変えられる仕様になっていて、
そのスクリプトかなにかが、PDF化するときになんらかの悪さを働くんでは。
詳しいことは説明されないのでわからないのですが、推測するに、
そこらへんを元から修正するから、思いのほか、めんどうくさく手間取る、ということのようでした。

次はちゃんとなってるといいなあ。
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日没までつきあって [ニュース]

SF Japan、廃刊です。
2011年3月10日「SF Japan 2011 Spring」をもって、廃刊になります。
日本SF新人賞を受賞して、一番最初に作品を掲載してもらった季刊誌が、このSF Japanでしたし、
やはり寂しいものがあります。

SF Japan最後の「SF Japan 2011 Spring」に、
私の短編も掲載されているので、ぜひお手にとってみてください。

私の短編以外にも、
今回の日本SF大賞を受賞した方々の特集なんかが目玉として組まれてあります。
見所が多いです。

SF Japanの最後なので、迷っている人は、Youもう予約しちゃいなよ!

SF Japan 2011 SPRING


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BOX AiR発売 [ニュース]

満を持してBOX AiRが発売に

幕開けの朗報です。
iPhoneやiPadでなくとも、パソコンでも読めるようになりました
パソコンにてPDFファイルダウンロードをして読めます。

たぶん一番好ましい電子媒体の型としてはiPad。
でもiPadはお値段張るんだよね。
アマゾンKindleくらいお手ごろ価格なら気楽に手に入れられるのだが、
Kindleは日本語表記にまだ対応していない。

iPhoneは、紙媒体の本に親しんでいる人によると、
「読みにくい」そうです。
携帯でしょっちゅう小説を読むことに慣れている人にとっては、
iPhoneで読むのになんらさしさわりはない、という感じらしい。

パソコンは、iPadをわざわざ買うよりは、簡単だし、
iPhoneよりはずっと読みやすいと思われ、
総合的に、パソコンでPDFダウンロードが、今のところベストな気もします。

ページ229pで350円。
一般的な紙書籍と比較するならおそらく破格です。
たとえば「SFが読みたい!2010年度版」
という早川書房の雑誌が191pで735円。
(これはSF情報誌で、ページ数が似てるので比較対象にピックアップしてみた。カラー無し。)
Box-AiRはカラーページあるし。

わたしが個人的に一番おどろいたのは、
今回新人賞受賞の高校三年生「千石サクラ」さん。
名前から女子高生だと思いこんでいたら男子高校生だそうです。
え? だってサクラですよ?
と思ったのだが、ぜんぜん男子高校生なんだそうだ。。

BOX-AiR 零号
http://p.booklog.jp/book/18527

追記


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BOX-AiR 創刊! [ニュース]

BOX-AiR 創刊零号にて一月下旬から、
私の「黒猫ギムナジウム」の連載が始まります。

なお、既に幾人もに「黒十字サナトリウム」の続編なのか?
と尋ねられましたが、タイトルの語感と字面が似ているだけです。
基本的に別の話です。

(とはいえ、一部、世界観を共有しているところが無くはないか……)

SFJに短編掲載された「葉コボレ手腐レ死人花」が、
「黒猫ギムナジウム」の番外編にあたります。
だがすさまじく番外編なので、「葉コボレ手腐レ死人花」の知識は、
「黒猫ギムナジウム」を読むにあたって、まったく不必要といえるな、うん。

(ところどころ、知っていればニヤッとできるところはあるかもしれないが、
読んだ人も気づかないかもしれないしなあ……。)

このBOX-AiRに連載となる「黒猫ギムナジウム」ですが、
まずはiPhoneとiPadの電子書籍として入手可能です。電子媒体にて読めます。
本一冊分の分量がたまった時点で、随時、紙の本として出版されます。(ご安心を!)

紙媒体としての書籍を頑なに愛している私としては、
紙の本としての書籍化は絶対譲れないくらいで、
かといい新しい媒体の利便性も認めざるを得ない昨今、
果敢に攻めていかねばならないわけで、
講談社の、どっちもやるぜ! 
……という心意気は、作家からすると、とっても安心で心強く、感動的ですらあります。

挿絵はmarucoさんというかたが担当してくださいます。

キャラ絵のラフをチラッと見せていただいたよ。
主人公と、主人公の友人の一人、もう素晴らしかった。
目の色はもっとこんな色、とかいう私のわがままなリクエストにも、応じてくださったりで、
BOX-AiRで出来上がりを目の当たりにできるのが、私自身、楽しみでドキドキなのだ☆

講談社BOX : BOX-AiR
http://shop.kodansha.jp/bc/kodansha-box/boxair/

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異形コレクション フランケンシュタインの幻想たち 9/10発売ですが…… [ニュース]

異形コレクション、ひとあし早くゲットいたしました。
光文社文庫から出ています全編新作書き下ろし。
18人の作家が書いた短編のアンソロジー、プラス挿絵は小島文美先生!
文庫と言えども、ぶあつい全601P、これが税込960円とお買い得商品ですよ!


Fの肖像 フランケンシュタインの幻想たち

Fの肖像 フランケンシュタインの幻想たち

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2010/09/09
  • メディア: 文庫



アンソロジーですんで、わたしは単に、
フランケンシュタインをテーマにして、短編をしあげてください、
ってなお話をいただき、
しあげた作品を混ぜてもらっただけですが、
大好きな小島文美先生の挿絵も収録されている!
そんな本の中に、連ねていただけたってだけで、ラッキーだ!

さて、その異形コレクション本編、私の作品p.361~
† セイヤク † について、実は一言(どころじゃないかも)あるのです。

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SF Japan 2009 AUTUMN [ニュース]

SF Japan 2009 AUTUMN。今季刊誌は「秋号」となるみたいです。
アー良かった。いやぁさすがに9月に夏号「Summer」と銘打つのはきついもの。

Autumnはイギリス英語で、アメリカに居たときそういえば一度も使いませんでした。一度もよ。
文章表現には用いられたとしても、しゃべるときには利用度、ゼロです。
日本人が、予期せぬ単語Autumnとか口にしたら、
ん? Automobile……?
とか聞き返され、自信を失いかねません。

そういえばドライヴスルーにてSprite(スプライト)をオーダーすると、なぜかフレンチフライのポテトがでてくる確率が高かったな。お飲み物は、と二度聞かれたりとか。
いやあの今、たったいまスプライトって言ったです、
って思いながら敗北感いっぱいでアイスティーをオーダーしたり。すると間違いなくフレンチフライとアイスティーが来る。
Spriteはマイナーらしくて、Friesに聞こえるらしく。Spriteのときは、まず「炭酸」Sodaがほしいと申告してから、Sprite!と宣言しないと、かなり冒険度があがる。

またバーガーを「玉ねぎ抜きで」――「Without Onion」とオーダーするのは無謀なのでした。
ネイティブですらも、Huh? と聞き返され、注文を聞くほうもだいたい急いでいるのでね、WithかWithoutか非常に取り違えやすいみたいで、結局「No Onion」と言いなおす羽目になります。


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SFが読みたい!2009年版 [ニュース]

発表! ベストSF2008国内篇・海外篇 (2009)
というのが早川書房からSFマガジン編集部編で先日出ました。
とか、知ったような口をきいてますが、私はつい最近までこの情報誌の存在を知りませんでした、それはまあさておき。

SF界で活躍する作家・評論家・翻訳家の方々が、2008年度の新作SFのなかからマイ・ベスト5作品を、国内篇、海外篇とそれぞれ発表する企画が載っています。今年度の日本SF大賞を獲った「新世界より 上」とか「電脳コイル」とか、そのほかポニョだったり、コードギアス*だったり、黒執事*だったり! 本だけかと思いきやそっちもいっちゃいますか!? ……というアンケート回答者の方々もちらほらおられる、いろんな媒体入り乱れてのマイ・ベスト5が載っています。

東洋大学SF研究会(敬称略)
牧 眞司(敬称略)
牧 紀子(敬称略)

上記の御三方が、私の「黒十字サナトリウム」をマイベスト5に入れて下さっていたのでした。(東洋大学SF研究会は複数在籍の集計結果のようです。)感謝。

私の小説を読んでくれたんだ、ってだけでもう嬉しいし、そうそうたる作品を挙げるときに、私の小説を思い出してくれたんだ~ってのが嬉しいです。

私の小説はSFじゃないとは言えないけどSFと素直に言い難くもあるわけで、それは選評においても言われまくっているし自覚しているし、特に変える気もあんまりないし、広義のSF。言ってみれば……ゴシック小説だもん、敢えて言うならゴシックホラー系ダークファンタジーとか、オカルトミステリとかだもん、分類なんてよくわかんないけどさ、なのです。

今回同誌に掲載の「SFが読みたい!の早川さん②」という4コマ漫画によるSF「定義」でも、SFとして語られることもあるSFとは言い難い作品について
「……もっとSFならではの共通認識にうったえかける架空世界の作りこみだとか……」
そういうのがないとSFファンは手放しでは喜べない、楽しめないという台詞が。

これを鵜呑みにするならば、まあ概して私の小説はSF住人の方々には、評判が冴えないと思われ(日本SF新人賞受賞作家なのにね)、だからこの手のSFマイベストは、まったく期待もせず諦めていたわけです。嬉しい驚きであります。

ちなみに、私の「黒十字サナトリウム」は末尾の作品目録にて「幻想ロマン」という銘になってました。……響きが甘い。ゴシックロマンならわかる。幻想ミステリ、とかでもいい。だけど「幻想+ロマン」って。幻想の上にロマン*って。どれだけ夢見がちなんだ! くすぐったすぎる。でもスカイ・クロラシリーズが「航空ロマン」と記されていたしな。ロマンがつくのはきっとスケールと優雅さを感じさせる繊細な語としてたぶん悪くないのだ(笑)

ところで、コードギアスや黒執事が挙げられているのに、誰一人としてハガレンをマイベストにかすってない*。なぜかなあ。コードギアスは華麗に幕を閉じたけど、黒執事は連載・放映中、とすれば必ずしも完結した作品を選ばなくてもいいみたいだし……。新作という限定だけど、今も新刊が着実に出ていて、佳境に向けてバク進中だし……。
私は「鋼の錬金術師」がこのままの調子でガンガン進んで完結した暁には、それがどんな終わり方だろうと、日本SF大賞を獲るんじゃなかろかと思っている! 無視はできないでしょう、ぜったい。
だから今はみんなその時のために、溜めてるんだろう、きっと。

=====

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マリア・シャラポワは父親がシャラポフ氏、アンナ・カレニナはカレーニン夫人であるがゆえ [ニュース]

私の『黒十字サナトリウム』で、レイナ・ティシュコワ(ティシュコ「フ」でなくティシュコ「ワ」)となっているのは誤植じゃないのか、と幾人かに心配されたのですが、これは大丈夫のはずです。

しかし誤植と思しき箇所がほかにありましたらぜひ指摘してくださると大変に助かります。
(みもしらず、については、ええもうほんと。)
増刷が出るときには直せるはずです。増刷が出なかったらそのままになりますが……。



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黒十字サナトリウム [ニュース]

『小説推理12月号』で、森下一仁氏による今月のベスト・ブックの一作品として、黒十字サナトリウムを取り上げていただいておりました。
これもまた自力で発見☆というか今頃発覚。

で、その中身ですが、のっけからして、うわ…酷評だ……。

どんな書き出しかといいますと。
女性はどうしてかくもBLネタと吸血鬼ネタが好きなのか。わけわからん。
当作品も、なにしろ表紙は華麗だし、作家も女性だ……と嘆かわしくため息つくところから始まります。

これぁ……と、覚悟を決めて読みはじめたら、なんだかすっごい褒められていました。
ところどころおや……という点はあるものの、(龍司をロシア人との混血と称されてあるのですが、龍司の母親は黒十字~の作中にそう明記してあるとおりドイツ人であったりと。おそらく湊と混同したと思われます)
しかし肝心な要所要所を、ここまで汲み取って褒めちぎってもらったら、そんなの些細な問題です。実際、作中においても瑣末な部分です。
いやぁ、ひょっとしたらそこまで褒められちゃいないのかもしれないですが、出だしがあまりにも怖かったぶんの落差もありましょう。立ち読みで済ますつもりが、そそくさと買って帰ることにしたわたくしでありました。

関係ないけどどうして雑誌ってたいてい前倒しナンバー提示で出るのでしょ。
いま十一月になったばっかりなのに、なんで十二月号が出るんで?
子供の頃はよく何月号に何それが載ってるよ、というのにまごついて間違ったの買っちゃったもんだった。


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自動リンク [ニュース]

ところでこのブログ、文章内にところどころ自動的にリンクが貼られて水色になっておりますが、これ書き手(私)の意図でもないし、消すことができないんです。

ホームページ内においては当然わたくし自分でリンク貼ってます。

でもブログにおいての水色リンクは基本、私の意思じゃないので御了承ください。
スポンサーサイトって出るからわかると思いますが……。
でもところどころ水色に光ってると、目にきれいっちゃあきれいだし、無意味に読みやすいっちゃあ読みやすい。


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携帯からも [ニュース]

読めるそうです。
「黒十字サナトリウム」
値段は本の値段と同じもよう。

http://tokuma.to/

このサイトからアクセスすればいいらしいのですが、
本を買おうか携帯にしようか迷っているのであれば、
私は正直、携帯で「黒十字~」読むのはおススメしないよ! 

理由は単純に、本一冊分、携帯で読むのはきつくない? と思うからです。
携帯電話が熱くなっちゃいそうな気がいたします。
読んでるうちに携帯電話が熱さで電源落ちちゃったりしても、責任おえませんものわたし。

携帯で長文を読むのに慣れてる人たちには、平気なのかな。





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見本が届いた [ニュース]

9/18日前後に発売予定の『黒十字サナトリウム』の見本が家に届きました。
表紙のデザインとかレイアウトとか、絵がつくとするなら誰がやってくださるかとか、はっきり聞かされてなかったのでどきどきです。

SFJapanのときに扉絵と挿絵をお願いして、すばらしい絵を描いてくださった笠井あゆみ先生がもしかしたら……? と思ったりしてたのですが、そこはなんか問いただして聞けないのです。聞きゃいいのよ。でもびびっちゃって。
わたしたち、つきあってる? つきあってないのかな、えっと……でも聞いちゃうとなんか、どうせいずれわかることだし、みたいな感じといえば普遍的なんでしょうか。いやどうだろう。
実際お会いしてるわけではなく、住んでるところもすごく離れていて、編集部を介し、基本的に作品を通してのみのやりとりをするのです。

で、今日、蓋を開けたら壮麗な笠井あゆみ先生の絵が!

おぉおおお~と感激を超えて圧倒されました。
なんだ先生~描いてくださってたのなら教えてくれればいいのにいけず~みたいな感じ、とかじゃまったくないです。
もう
「きゃぁあ、やべーこれすごすぎるほんとに私の本でいいんですか」みたいな、絵を前に緊張して一人、ひれ伏すかんじ。

華麗な絵が表紙風の幅広の帯になっています。
帯ってとれてどっかいっちゃったり、やぶけたりしちゃうけど、これはそうすると本の価値ががっつり下がるので注意したほうがいいよほんと。
幅広でほとんど表紙なので、そう簡単に外れたりしないとは思う。
本にカバーが二重にかかってる感じで。
笠井あゆみ先生のカバーがかかって、内側に赤いカバーがかかってます。赤い背表紙には黒い十字架が入ってる。
この赤レーベルというのは、おそらく日本SF新人賞受賞で刊行される殆どの本が揃いのデザインになっているかと思われる。

小説をかいていて思うのは、いったん作者の手を離れたらあとは読み手しだいだってことです。
今だって、私がたとえば「青」といい、それを読んだあなたが思った「青」とそれは同じ青色じゃないかもしれないのだ。その可能性はとってもたかい。
たとえ実際に向かい合って青い色をさしたとしても、その人の眼球および脳が受け止める青と、私が受動した青と、受け止め方が同じである可能性はまったくないのです。

挿絵や表紙絵を見る瞬間というのは、私の書いた作品のイメージが絵として具現化されたのを目の当たりにできる、ちょっとした運命のときなのです。どれだけ伝える力があったか、イラストレーション描いてくださった先生の脳で変換されてもどれだけイメージがぶれないかを、一瞬にして判断できちゃうときなんです。

それがですよ、イメージがぶれるとかじゃなくて、バージョンアップして、私自身が気付かなかったけど、でもそうなのこうなのよ!という感じで出てくるともう、私の筆力とかそんなんじゃなくってさ、イラストレーションにしてくださる先生のパワーになんかもう打たれちゃうわけです。

全部イメージどおり、イメージ以上ですよ。ナースドリーが手にしてるものがすごい気になる。このせいでナースドリーがバージョンアップして素敵にこわくなってる。あーそれでこのひっそり小さな口が、いざとなると、ぱっかり半月みたいに大きく開いて笑うんだわ。

カジミールは私が思ってたよりも、もっと大人で、物事を冷静に見定められる危なげない印象の落ち着いた見た目になっていました。
私バージョンのカジミールは意固地がゆえに強い、頑固さみたいなのでいっぱいの、不安定がゆえに自分の規律からいったん外れるともう戻れるかわかんねーから自分の秩序を守ってる、みたいなやつだったからな。

それにしてもみんな色っぽくて嬉しい♪
双子や湊の目力には最早ひやひやします。
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